医療用医薬品 : ダルビアス

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分1バイアル中
ダリナパルシン 150mg注)
添加剤1バイアル中
pH調節剤
注)本剤は調製時の損失を考慮し、1バイアルから135mgを注射可能な量として確保するために過量充填されており、1.8mLで溶解したときに75mg/mLとなる。

3.2 製剤の性状

性状白色〜灰白色の塊(凍結乾燥ケーキ)
本剤を注射用水で溶解するとき、無色澄明の液となる。
pH4.5〜6.0
浸透圧比約1.4(生理食塩液に対する比)
※:本剤1バイアルを注射用水1.8mLに溶解したとき

【色】
白色〜灰白色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射


規格単位毎の明細 (ダルビアス点滴静注用135mg)

販売名和名 : ダルビアス点滴静注用135mg

規格単位 : 135mg1瓶

欧文商標名 : DARVIAS Injection 135mg

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 30400AMX00208000

販売開始年月 : 2022年8月

貯法及び期限等

貯法 : 冷所(2〜8℃)

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分1バイアル中
ダリナパルシン 150mg注)
添加剤1バイアル中
pH調節剤
注)本剤は調製時の損失を考慮し、1バイアルから135mgを注射可能な量として確保するために過量充填されており、1.8mLで溶解したときに75mg/mLとなる。

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

性状白色〜灰白色の塊(凍結乾燥ケーキ)
本剤を注射用水で溶解するとき、無色澄明の液となる。
pH4.5〜6.0
浸透圧比約1.4(生理食塩液に対する比)
※:本剤1バイアルを注射用水1.8mLに溶解したとき

【色】
白色〜灰白色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫

6.用法・用量

通常、成人にはダリナパルシンとして1日1回300mg/m2(体表面積)を1時間かけて5日間点滴静注した後、16日間休薬する。この21日間を1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能・効果に関連する注意

5.1 本剤投与の適応となる疾患の診断は、病理診断に十分な経験を持つ医師又は施設により行うこと。

5.2 臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.1参照]

7.用法・用量に関連する注意

7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。

7.2 本剤の投与により、副作用が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。

副作用発現時の休薬、減量又は中止の目安

副作用処置
Grade1又は2のせん妄、錯乱等の精神障害、中枢神経障害症状が回復するまで休薬する。回復後は同量で投与を再開することができる。
Grade3の副作用(悪心・嘔吐、下痢及び臨床的意義のない無症候性の検査値異常を除く)Grade1又は開始前のGradeに回復するまで休薬する。回復後は200mg/m2に減量して投与を再開することができる。200mg/m2に減量後に再発した場合には、投与を中止する。
Grade3の悪心・嘔吐、下痢対症療法で症状が改善しない場合には、回復するまで休薬する。回復後は200mg/m2に減量して投与を再開することができる。200mg/m2に減量後に再発した場合には、投与を中止する。
Grade4の副作用(臨床的意義のない無症候性の検査値異常を除く)投与を中止する。
※:GradeはNCI-CTCAE v4.0による


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版