医療用医薬品 : トレプロスト |
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有効成分 | 1アンプル中 トレプロスチニル 1.74mg |
添加剤 | 塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、水酸化ナトリウム、pH調節剤 |
性状 | 無色澄明の吸入液剤(無菌製剤) |
pH | 6.2〜6.6 |
【色】
無色澄明
【剤形】
吸入剤/液剤/外用
販売名和名 : トレプロスト吸入液1.74mg
規格単位 : 1.74mg2.9mL1管
欧文商標名 : TREPROST Inhalation Solution 1.74mg
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 87219
承認番号 : 30400AMX00453000
販売開始年月 : 2023年5月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 48箇月
3.組成・性状
3.1 組成
有効成分 | 1アンプル中 トレプロスチニル 1.74mg |
添加剤 | 塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、水酸化ナトリウム、pH調節剤 |
添加剤 : 塩化ナトリウム
添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物
添加剤 : 水酸化ナトリウム
添加剤 : pH調節剤
3.2 製剤の性状
性状 | 無色澄明の吸入液剤(無菌製剤) |
pH | 6.2〜6.6 |
【色】
無色澄明
【剤形】
吸入剤/液剤/外用
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○肺動脈性肺高血圧症
○間質性肺疾患に伴う肺高血圧症
6.用法及び用量
<肺動脈性肺高血圧症>
通常、成人には、1日4回ネブライザを用いて吸入投与する。1回3吸入(トレプロスチニルとして18μg)から投与を開始し、忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で、1回3吸入ずつ、最大9吸入(トレプロスチニルとして54μg)まで漸増する。3吸入の増量に対して忍容性に懸念がある場合は、増量幅を1又は2吸入としてもよい。忍容性がない場合は減量し、1回最小量は1吸入とすること。
<間質性肺疾患に伴う肺高血圧症>
通常、成人には、1日4回ネブライザを用いて吸入投与する。1回3吸入(トレプロスチニルとして18μg)から投与を開始し、忍容性を確認しながら、3日以上の間隔で、1回1吸入ずつ、最大12吸入(トレプロスチニルとして72μg)まで漸増する。忍容性がない場合は減量し、1回最小量は1吸入とすること。
5.効能又は効果に関連する注意
<効能共通>
5.1 本剤の使用にあたっては、最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討すること。
<肺動脈性肺高血圧症>
5.2 WHO機能分類クラスIにおける有効性及び安全性は確立していない。
5.3 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。
<間質性肺疾患に伴う肺高血圧症>
5.4 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(間質性肺疾患の臨床分類等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。
5.5 WHO機能分類クラスIVにおける有効性及び安全性は確立していない。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 吸入間隔は約4時間あけること。
7.2 本剤の吸入にはTD-300/Jネブライザを使用すること。[14.1参照]
7.3 肝障害のある患者においては、重症度に応じて1回1又は2吸入から投与を開始し、慎重に増量すること。[9.3、16.6.2参照]
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |