医療用医薬品 : オンボー

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名オンボー点滴静注300mg
有効成分1バイアル中ミリキズマブ(遺伝子組換え)300mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物 35.3mg
無水クエン酸 5.78mg
塩化ナトリウム 132mg
ポリソルベート80 7.5mg

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

3.2 製剤の性状

販売名オンボー点滴静注300mg
性状・剤形無色〜微黄色〜微褐色の澄明又はわずかに乳白光を呈する液(注射剤)
pH5.0〜6.0
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約1.0〜1.3

【色】
無色〜微黄色〜微かっ色の澄明又は微乳白光
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (オンボー点滴静注300mg)

販売名和名 : オンボー点滴静注300mg

規格単位 : 300mg15mL1瓶

欧文商標名 : Omvoh Intravenous Infusion

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87239

承認番号 : 30500AMX00118

販売開始年月 : 2023年6月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で冷蔵保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

販売名オンボー点滴静注300mg
有効成分1バイアル中ミリキズマブ(遺伝子組換え)300mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物 35.3mg
無水クエン酸 5.78mg
塩化ナトリウム 132mg
ポリソルベート80 7.5mg

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 無水クエン酸

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : ポリソルベート80

3.2 製剤の性状

販売名オンボー点滴静注300mg
性状・剤形無色〜微黄色〜微褐色の澄明又はわずかに乳白光を呈する液(注射剤)
pH5.0〜6.0
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約1.0〜1.3

【色】
無色〜微黄色〜微かっ色の澄明又は微乳白光
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)

○中等症から重症の活動期クローン病の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)

6.用法及び用量

<潰瘍性大腸炎>

通常、成人にはミリキズマブ(遺伝子組換え)として、1回300mgを4週間隔で3回(初回、4週、8週)点滴静注する。なお、12週時に効果不十分な場合はさらに1回300mgを4週間隔で3回(12週、16週、20週)投与することができる。
また、ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤による維持療法中に効果が減弱した場合には、1回300mgを4週間隔で3回点滴静注することができる。

<クローン病>

通常、成人にはミリキズマブ(遺伝子組換え)として、1回900mgを4週間隔で3回(初回、4週、8週)点滴静注する。
また、ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤による治療中に効果が減弱した場合には、1回900mgを4週間隔で3回点滴静注することができる。

5.効能又は効果に関連する注意

<潰瘍性大腸炎>

5.1 過去の治療において、他の薬物療法(ステロイド、アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること。[1.3参照]

<クローン病>

5.2 過去の治療において、栄養療法及び他の薬物療法(ステロイド、アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること。[1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤と他の生物製剤又はヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤との併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること。

<潰瘍性大腸炎>

7.2 本剤の3回目又は6回目投与の4週後に治療効果が得られた場合には、維持療法としてミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤の投与を開始すること(維持療法における用法及び用量は、ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤の電子添文を参照すること)。本剤の6回目投与の4週後までに治療効果が得られない場合には、本剤の投与を中止し、他の治療法への切替えを考慮すること。

7.3 ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤による維持療法中に効果が減弱し、本剤の3回投与により治療効果が得られた場合には、3回目投与の4週後から皮下投与用製剤の投与を再開すること。治療効果が得られない場合は、本剤の投与を中止し、他の治療法への切替えを考慮すること。また、皮下投与用製剤による維持療法中に再び効果が減弱した場合には、他の治療法への切替えを考慮すること。維持療法中の2回目以降の効果減弱時に、本剤を投与した場合の安全性及び有効性を評価する臨床試験は実施していない。

<クローン病>

7.4 本剤の3回目投与の4週後にミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤の投与を開始すること(皮下投与用製剤による治療の用法及び用量は、ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤の電子添文を参照すること)。本剤による治療開始から24週後までに効果が得られない場合には、投与継続の必要性を検討すること。

7.5 ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与用製剤による治療中に効果が減弱し、再度の本剤の3回投与により治療効果が得られた場合には、3回目投与の4週後から皮下投与用製剤の投与を再開すること。再度の本剤の3回投与の4週後に治療効果が得られない場合は、本剤の投与を中止し、他の治療法への切替えを考慮すること。また、皮下投与用製剤による治療中に再び効果が減弱した場合には、他の治療法への切替えを考慮すること。皮下投与用製剤による治療中の2回目以降の効果減弱時に、本剤を投与した場合の安全性及び有効性を評価する臨床試験は実施していない。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版