医療用医薬品 : ダイチロナ |
List Top |
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の受容体結合ドメインをコードするDNAを鋳型として転写したRNAを精製し、脂質ナノ粒子内に封入する。なお、本剤は製造工程でウシの乳由来成分(カゼインペプトン)を使用している。
抗原として用いる株(抗原株)は下表のとおり。
抗原株 | SARS-CoV-2オミクロン株JN.1系統 |
販売名 | 有効成分 | 添加剤 |
1バイアル中 | ||
ダイチロナ筋注 | SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の受容体結合部位(RBD)をコードするmRNA 150.0μg/1.5mL | (7R,9Z,26Z,29R)-18-({[3-(ジメチルアミノ)プロポキシ]カルボニル}オキシ)ペンタトリアコンタ-9,26-ジエン-7,29-ジイル=ジアセタート(T168-1857a)1602μg、コレステロール752.0μg、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)468.5μg、1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)177.9μg、精製白糖154.0mg、L-ヒスチジン2327μg、pH調節剤 |
販売名 | 性状 | pH | 浸透圧比(生理食塩液対比) |
ダイチロナ筋注 | 白濁した液 | 6.5〜7.5 | 1.0〜1.4 |
【色】
白濁
【剤形】
/液剤/注射
販売名和名 : ダイチロナ筋注
規格単位 :
欧文商標名 : DAICHIRONA INTRAMUSCULAR INJECTION
基準名 : コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 876313
承認番号 : 30500AMX00171
販売開始年月 : 2023年12月
貯法及び期限等
貯法 : 2〜8℃で保存
有効期間 : 7ヵ月
3. 製法の概要及び組成・性状
3.1 製法の概要
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の受容体結合ドメインをコードするDNAを鋳型として転写したRNAを精製し、脂質ナノ粒子内に封入する。なお、本剤は製造工程でウシの乳由来成分(カゼインペプトン)を使用している。
抗原として用いる株(抗原株)は下表のとおり。
抗原株 | SARS-CoV-2オミクロン株JN.1系統 |
3.2 組成
販売名 | 有効成分 | 添加剤 |
1バイアル中 | ||
ダイチロナ筋注 | SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の受容体結合部位(RBD)をコードするmRNA 150.0μg/1.5mL | (7R,9Z,26Z,29R)-18-({[3-(ジメチルアミノ)プロポキシ]カルボニル}オキシ)ペンタトリアコンタ-9,26-ジエン-7,29-ジイル=ジアセタート(T168-1857a)1602μg、コレステロール752.0μg、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)468.5μg、1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)177.9μg、精製白糖154.0mg、L-ヒスチジン2327μg、pH調節剤 |
添加剤 : (7R,9Z,26Z,29R)-18-({[3-(ジメチルアミノ)プロポキシ]カルボニル}オキシ)ペンタトリアコンタ-9,26-ジエン-7,29-ジイル=ジアセタート(T168-1857a)
添加剤 : コレステロール
添加剤 : 1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)
添加剤 : 1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)
添加剤 : 精製白糖
添加剤 : L-ヒスチジン
添加剤 : pH調節剤
3.3 製剤の性状
販売名 | 性状 | pH | 浸透圧比(生理食塩液対比) |
ダイチロナ筋注 | 白濁した液 | 6.5〜7.5 | 1.0〜1.4 |
【色】
白濁
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
SARS-CoV-2による感染症の予防
6.用法及び用量
<12歳以上>
1回0.6mLを筋肉内に接種する。
<5歳以上11歳以下>
1回0.2mLを筋肉内に接種する。
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 本剤の予防効果の持続期間は確立していない。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 接種対象者
5歳以上の者
7.2 接種時期
通常、前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から少なくとも3ヵ月経過した後に接種することができる。
7.3 接種回数
過去にSARS-CoV-2ワクチンの接種歴のない者には、およそ4週間の間隔をおいて2回目接種を行うことができる。[8.8参照]
7.4 同時接種
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。[14.2.2参照]
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |