医療用医薬品 : アウィクリ |
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製剤 | アウィクリ注フレックスタッチ | |
総量300単位 | ||
1筒(0.43mL)中 | ||
有効成分 | インスリン イコデク(遺伝子組換え) | 300単位注) (1800nmol) |
添加剤 | フェノール | 2.43mg |
濃グリセリン | 6mg | |
酢酸亜鉛(亜鉛含量として) | 43μg | |
m-クレゾール | 0.46mg | |
塩化ナトリウム | 0.50mg | |
塩酸 | 適量 | |
水酸化ナトリウム | 適量 |
本剤は出芽酵母を用いて製造される。
製剤 | アウィクリ注フレックスタッチ | |
総量700単位 | ||
1筒(1.0mL)中 | ||
有効成分 | インスリン イコデク(遺伝子組換え) | 700単位注) (4200nmol) |
添加剤 | フェノール | 5.65mg |
濃グリセリン | 15mg | |
酢酸亜鉛(亜鉛含量として) | 101μg | |
m-クレゾール | 1.08mg | |
塩化ナトリウム | 1.17mg | |
塩酸 | 適量 | |
水酸化ナトリウム | 適量 |
本剤は出芽酵母を用いて製造される。
剤形・性状 | 注射剤 本剤は無色澄明の液である。 |
pH | 7.10〜7.70 |
浸透圧比 (生理食塩液に対する比) | 約1 |
識別(注入ボタンの色) | ダークグリーン |
【色】
無色澄明
ダークグリーン
【剤形】
/液剤/注射
剤形・性状 | 注射剤 本剤は無色澄明の液である。 |
pH | 7.10〜7.70 |
浸透圧比 (生理食塩液に対する比) | 約1 |
識別(注入ボタンの色) | ダークグリーン |
【色】
無色澄明
ダークグリーン
【剤形】
/液剤/注射
販売名和名 : アウィクリ注フレックスタッチ総量300単位
規格単位 : 300単位1キット
欧文商標名 : Awiqli injection FlexTouch
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 872492
承認番号 : 30600AMX00149000
販売開始年月 : 2025年1月
貯法及び期限等
貯法 : 凍結を避け、2〜8℃に保存
有効期間 : 30ヵ月
3.組成・性状
3.1 組成
アウィクリ注フレックスタッチ総量300単位
製剤 | アウィクリ注フレックスタッチ | |
総量300単位 | ||
1筒(0.43mL)中 | ||
有効成分 | インスリン イコデク(遺伝子組換え) | 300単位注) (1800nmol) |
添加剤 | フェノール | 2.43mg |
濃グリセリン | 6mg | |
酢酸亜鉛(亜鉛含量として) | 43μg | |
m-クレゾール | 0.46mg | |
塩化ナトリウム | 0.50mg | |
塩酸 | 適量 | |
水酸化ナトリウム | 適量 |
本剤は出芽酵母を用いて製造される。
添加剤 : フェノール
添加剤 : 濃グリセリン
添加剤 : 酢酸亜鉛
添加剤 : m-クレゾール
添加剤 : 塩化ナトリウム
添加剤 : 塩酸
添加剤 : 水酸化ナトリウム
3.2 製剤の性状
アウィクリ注フレックスタッチ総量300単位
剤形・性状 | 注射剤 本剤は無色澄明の液である。 |
pH | 7.10〜7.70 |
浸透圧比 (生理食塩液に対する比) | 約1 |
識別(注入ボタンの色) | ダークグリーン |
【色】
無色澄明
ダークグリーン
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
インスリン療法が適応となる糖尿病
6.用法及び用量
通常、成人では、1週間に1回皮下注射する。初期は通常1回30〜140単位とし、患者の状態に応じて適宜増減する。他のインスリン製剤を併用することがあるが、他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1週間あたり30〜560単位である。但し、必要により上記用量を超えて使用することがある。
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 1型糖尿病患者を対象とした臨床試験において、連日投与のBasalインスリンと比較して本剤で低血糖の発現が多く、また、同一患者において複数回発現した場合も多かった。1型糖尿病患者においては、本剤の有効性及び安全性を十分に理解し、連日投与のBasalインスリン等を用いたインスリン治療を選択することも検討したうえで、本剤の適用を慎重に考慮すること。また、2型糖尿病患者を対象とした臨床試験においても、1型糖尿病患者と比較すると低血糖が発現した患者の割合は低いものの、対照群との比較においては同様の傾向が認められていることを考慮したうえで、本剤の適用の可否を判断すること。[17.1.1-4参照]
5.2 2型糖尿病患者においては、急を要する場合以外は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮すること。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 適用にあたっては、本剤の作用特性と患者の状態に留意し、患者の状態が本剤の製剤的特徴に適する場合に投与すること。[16.1.1、16.1.2、16.8.1、16.8.2参照]
7.2 特に1型糖尿病患者においては、生活様式の変化により血糖値が変動しやすいことから、慎重な血糖モニタリングを行いながら患者の状態を注意深く観察し、投与量を調整すること。低血糖を繰り返し発現する場合も含め、適切な血糖コントロールが得られない場合には、連日投与のBasalインスリン製剤等を用いたインスリン治療に変更すること。
7.3 Basalインスリンの投与を受けていない患者に本剤を投与する際には、本剤開始時の投与量は70単位以下を目安とし、低用量からの投与を考慮するなど慎重に投与を開始すること。
7.4 連日投与のBasalインスリン製剤から本剤に変更する場合は、以下を参考に本剤の投与を開始し、その後の患者の状態に応じて用量を増減するなど、本剤の作用特性を考慮の上で慎重に行うこと。
7.4.1 本剤を1週間に1回投与する投与量は、それまで連日投与していたBasalインスリンの1日総投与量の7倍に相当する単位数を目安とすること。
7.4.2 連日投与のBasalインスリン製剤から本剤への切り替え時に血糖値が上昇するおそれがある。血糖値の上昇を防ぐため、2型糖尿病患者においては、初回投与時のみ、本剤の投与量を7.4.1項で示した単位数を1.5倍に増量して投与することが推奨されるが、患者の血糖コントロールと低血糖のリスクのバランスを考慮して増量の必要性を慎重に判断すること。
1型糖尿病患者においては、初回投与時のみ、原則として本剤の投与量を7.4.1項で示した単位数を1.5倍に増量して投与すること。ただし、患者の血糖コントロール及び低血糖の発現リスクを踏まえ、初回投与量の増量の必要性を慎重に判断すること。
7.4.3 初回投与量を増量した場合、2回目の投与の際は、7.4.1項で示した単位数を投与すること。3回目以降の投与量は、血糖コントロール、低血糖の発現状況等の患者の状態に加えて、本剤の作用特性を考慮して調整すること。
7.5 インスリン以外の他の糖尿病用薬との併用は、本剤の作用特性を考慮の上で、慎重に行うこと。
7.6 本剤の投与開始時及びその後血糖コントロールが安定するまでの間は血糖モニタリングを十分に行うこと。連日投与のBasalインスリン製剤から本剤に変更する場合、本剤の作用特性により、適切な血糖コントロールが得られるまでに時間を要することがある。また、併用する超速効型、速効型インスリン又は他の糖尿病用薬の用量や投与スケジュールの調整が必要となることがある。[16.1.1、16.1.2、16.8.1、16.8.2参照]
7.7 本剤は週1回投与する薬剤であり、同一曜日に投与させること。やむを得ず週1回投与の曜日を変更する必要がある場合は、投与間隔を4日間以上とし、血糖モニタリングを十分に行うこと。
7.8 投与を忘れた場合は、気づいた時点で直ちに投与し、次の投与は4日間以上の間隔をあけて開始すること。その後は、新たな開始日と同一曜日に週1回投与し、血糖モニタリングを十分に行うこと。
7.9 糖尿病性昏睡、急性感染症、手術等緊急の場合は、本剤のみで処置することは適当でなく、速効型又は超速効型インスリン製剤を使用すること。
販売名和名 : アウィクリ注フレックスタッチ総量700単位
規格単位 :
欧文商標名 : Awiqli injection FlexTouch
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 872492
承認番号 : 30600AMX00150000
貯法及び期限等
貯法 : 凍結を避け、2〜8℃に保存
有効期間 : 30ヵ月
3.組成・性状
3.1 組成
アウィクリ注フレックスタッチ総量700単位
製剤 | アウィクリ注フレックスタッチ | |
総量700単位 | ||
1筒(1.0mL)中 | ||
有効成分 | インスリン イコデク(遺伝子組換え) | 700単位注) (4200nmol) |
添加剤 | フェノール | 5.65mg |
濃グリセリン | 15mg | |
酢酸亜鉛(亜鉛含量として) | 101μg | |
m-クレゾール | 1.08mg | |
塩化ナトリウム | 1.17mg | |
塩酸 | 適量 | |
水酸化ナトリウム | 適量 |
本剤は出芽酵母を用いて製造される。
添加剤 : フェノール
添加剤 : 濃グリセリン
添加剤 : 酢酸亜鉛
添加剤 : m-クレゾール
添加剤 : 塩化ナトリウム
添加剤 : 塩酸
添加剤 : 水酸化ナトリウム
3.2 製剤の性状
アウィクリ注フレックスタッチ総量700単位
剤形・性状 | 注射剤 本剤は無色澄明の液である。 |
pH | 7.10〜7.70 |
浸透圧比 (生理食塩液に対する比) | 約1 |
識別(注入ボタンの色) | ダークグリーン |
【色】
無色澄明
ダークグリーン
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
インスリン療法が適応となる糖尿病
6.用法及び用量
通常、成人では、1週間に1回皮下注射する。初期は通常1回30〜140単位とし、患者の状態に応じて適宜増減する。他のインスリン製剤を併用することがあるが、他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1週間あたり30〜560単位である。但し、必要により上記用量を超えて使用することがある。
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 1型糖尿病患者を対象とした臨床試験において、連日投与のBasalインスリンと比較して本剤で低血糖の発現が多く、また、同一患者において複数回発現した場合も多かった。1型糖尿病患者においては、本剤の有効性及び安全性を十分に理解し、連日投与のBasalインスリン等を用いたインスリン治療を選択することも検討したうえで、本剤の適用を慎重に考慮すること。また、2型糖尿病患者を対象とした臨床試験においても、1型糖尿病患者と比較すると低血糖が発現した患者の割合は低いものの、対照群との比較においては同様の傾向が認められていることを考慮したうえで、本剤の適用の可否を判断すること。[17.1.1-4参照]
5.2 2型糖尿病患者においては、急を要する場合以外は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮すること。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 適用にあたっては、本剤の作用特性と患者の状態に留意し、患者の状態が本剤の製剤的特徴に適する場合に投与すること。[16.1.1、16.1.2、16.8.1、16.8.2参照]
7.2 特に1型糖尿病患者においては、生活様式の変化により血糖値が変動しやすいことから、慎重な血糖モニタリングを行いながら患者の状態を注意深く観察し、投与量を調整すること。低血糖を繰り返し発現する場合も含め、適切な血糖コントロールが得られない場合には、連日投与のBasalインスリン製剤等を用いたインスリン治療に変更すること。
7.3 Basalインスリンの投与を受けていない患者に本剤を投与する際には、本剤開始時の投与量は70単位以下を目安とし、低用量からの投与を考慮するなど慎重に投与を開始すること。
7.4 連日投与のBasalインスリン製剤から本剤に変更する場合は、以下を参考に本剤の投与を開始し、その後の患者の状態に応じて用量を増減するなど、本剤の作用特性を考慮の上で慎重に行うこと。
7.4.1 本剤を1週間に1回投与する投与量は、それまで連日投与していたBasalインスリンの1日総投与量の7倍に相当する単位数を目安とすること。
7.4.2 連日投与のBasalインスリン製剤から本剤への切り替え時に血糖値が上昇するおそれがある。血糖値の上昇を防ぐため、2型糖尿病患者においては、初回投与時のみ、本剤の投与量を7.4.1項で示した単位数を1.5倍に増量して投与することが推奨されるが、患者の血糖コントロールと低血糖のリスクのバランスを考慮して増量の必要性を慎重に判断すること。
1型糖尿病患者においては、初回投与時のみ、原則として本剤の投与量を7.4.1項で示した単位数を1.5倍に増量して投与すること。ただし、患者の血糖コントロール及び低血糖の発現リスクを踏まえ、初回投与量の増量の必要性を慎重に判断すること。
7.4.3 初回投与量を増量した場合、2回目の投与の際は、7.4.1項で示した単位数を投与すること。3回目以降の投与量は、血糖コントロール、低血糖の発現状況等の患者の状態に加えて、本剤の作用特性を考慮して調整すること。
7.5 インスリン以外の他の糖尿病用薬との併用は、本剤の作用特性を考慮の上で、慎重に行うこと。
7.6 本剤の投与開始時及びその後血糖コントロールが安定するまでの間は血糖モニタリングを十分に行うこと。連日投与のBasalインスリン製剤から本剤に変更する場合、本剤の作用特性により、適切な血糖コントロールが得られるまでに時間を要することがある。また、併用する超速効型、速効型インスリン又は他の糖尿病用薬の用量や投与スケジュールの調整が必要となることがある。[16.1.1、16.1.2、16.8.1、16.8.2参照]
7.7 本剤は週1回投与する薬剤であり、同一曜日に投与させること。やむを得ず週1回投与の曜日を変更する必要がある場合は、投与間隔を4日間以上とし、血糖モニタリングを十分に行うこと。
7.8 投与を忘れた場合は、気づいた時点で直ちに投与し、次の投与は4日間以上の間隔をあけて開始すること。その後は、新たな開始日と同一曜日に週1回投与し、血糖モニタリングを十分に行うこと。
7.9 糖尿病性昏睡、急性感染症、手術等緊急の場合は、本剤のみで処置することは適当でなく、速効型又は超速効型インスリン製剤を使用すること。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |