医療用医薬品 : スパイクバックス

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3. 製法の概要及び組成・性状


3.1 製法の概要

SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードする配列を含む鋳型DNAを用いて転写したRNAを精製し、緩衝液中に分散させた脂質ナノ粒子に封入する。

抗原として用いる株(抗原株)は下表のとおり。

抗原株SARS-CoV-2オミクロン株JN.1系統

3.2 組成

本剤は、0.5mL中に次の成分を含有する。

販売名スパイクバックス筋注シリンジ
有効成分SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするmRNA0.05mg
添加剤ヘプタデカン-9-イル8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル(SM-102)0.54mg
コレステロール0.23mg
1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)0.14mg
1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)0.10mg
トロメタモール0.25mg
トロメタモール塩酸塩1.2mg
氷酢酸0.021mg
酢酸ナトリウム水和物0.10mg
精製白糖43.5mg

3.3 製剤の性状

販売名スパイクバックス筋注シリンジ
剤形・性状本品は白色〜微黄白色の懸濁液である。
pH7.0〜8.0
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
懸濁液剤/懸濁剤/注射


規格単位毎の明細 (スパイクバックス筋注シリンジ)

販売名和名 : スパイクバックス筋注シリンジ

規格単位 :

欧文商標名 : Spikevax Intramuscular Injection Syringe

基準名 : コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876313

承認番号 : 30600AMX00263

貯法及び期限等

貯法 : −20±5℃

有効期間 : 9ヵ月

3.製法の概要及び組成・性状

3.1 製法の概要

SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードする配列を含む鋳型DNAを用いて転写したRNAを精製し、緩衝液中に分散させた脂質ナノ粒子に封入する。

抗原として用いる株(抗原株)は下表のとおり。

抗原株SARS-CoV-2オミクロン株JN.1系統

3.2 組成

本剤は、0.5mL中に次の成分を含有する。

販売名スパイクバックス筋注シリンジ
有効成分SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするmRNA0.05mg
添加剤ヘプタデカン-9-イル8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル(SM-102)0.54mg
コレステロール0.23mg
1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)0.14mg
1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)0.10mg
トロメタモール0.25mg
トロメタモール塩酸塩1.2mg
氷酢酸0.021mg
酢酸ナトリウム水和物0.10mg
精製白糖43.5mg

添加剤 : ヘプタデカン-9-イル8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル(SM-102)

添加剤 : コレステロール

添加剤 : 1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)

添加剤 : 1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)

添加剤 : トロメタモール

添加剤 : トロメタモール塩酸塩

添加剤 : 氷酢酸

添加剤 : 酢酸ナトリウム水和物

添加剤 : 精製白糖

3.3 製剤の性状

販売名スパイクバックス筋注シリンジ
剤形・性状本品は白色〜微黄白色の懸濁液である。
pH7.0〜8.0
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
懸濁液剤/懸濁剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

SARS-CoV-2による感染症の予防

6.用法及び用量

<12歳以上の者>

1回0.5mLを筋肉内に接種する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の予防効果の持続期間は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 接種時期

通常、前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から少なくとも3ヵ月経過した後に接種することができる。

7.2 接種回数

過去にSARS-CoV-2ワクチンの接種歴のない者には、およそ4週間の間隔をおいて2回目接種を行うことができる。[8.8参照]

7.3 同時接種

医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。[14.2.1参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版