医療用医薬品 : アネレム

List   Top

3. 組成・性状


3.1 組成

アネレム静注用20mg

販売名アネレム静注用20mg
成分・含量(1バイアル中)レミマゾラムベシル酸塩注3)28.22mg
(レミマゾラムとして20.75mg)
添加剤(1バイアル中)乳糖水和物 54.73mg
デキストラン40 82.10mg
pH調節剤
注3)本剤は調製時の損失を考慮し、1バイアルからレミマゾラム20mgを注射可能な量として確保するために過量充填されている。

アネレム静注用50mg

販売名アネレム静注用50mg
成分・含量(1バイアル中)レミマゾラムベシル酸塩注3)69.37mg
(レミマゾラムとして51.00mg)
添加剤(1バイアル中)乳糖水和物 134.53mg
デキストラン40 201.80mg
pH調節剤
注3)本剤は調製時の損失を考慮し、1バイアルからレミマゾラム50mgを注射可能な量として確保するために過量充填されている。

3.2 製剤の性状

アネレム静注用20mg

販売名アネレム静注用20mg
剤形注射剤(バイアル)
pH2.9〜3.9注4)
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1.1注4)
外観白色〜微黄白色の粉末
注4)本剤1バイアルに生理食塩液8.2mLを加えて溶解した場合。

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
粉末/散剤/注射

アネレム静注用50mg

販売名アネレム静注用50mg
剤形注射剤(バイアル)
pH2.9〜3.9注5)
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1.2注5)
外観白色〜微黄白色の粉末
注5)本剤1バイアルに生理食塩液10mLを加えて溶解した場合。

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
粉末/散剤/注射


規格単位毎の明細 (アネレム静注用20mg)

販売名和名 : アネレム静注用20mg

規格単位 :

欧文商標名 : ANEREM 20mg for I.V.Injection

規制区分

規制区分名称 : 向精神薬(第三種向精神薬)

規制区分

規制区分名称 : 習慣性医薬品注1)

規制区分備考 : 注1)注意−習慣性あり

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注2)

規制区分備考 : 注2)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871119

承認番号 : 30700AMX00104000

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 4年

3.組成・性状

3.1 組成

アネレム静注用20mg

販売名アネレム静注用20mg
成分・含量(1バイアル中)レミマゾラムベシル酸塩注3)28.22mg
(レミマゾラムとして20.75mg)
添加剤(1バイアル中)乳糖水和物 54.73mg
デキストラン40 82.10mg
pH調節剤
注3)本剤は調製時の損失を考慮し、1バイアルからレミマゾラム20mgを注射可能な量として確保するために過量充填されている。

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : デキストラン40

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

アネレム静注用20mg

販売名アネレム静注用20mg
剤形注射剤(バイアル)
pH2.9〜3.9注4)
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1.1注4)
外観白色〜微黄白色の粉末
注4)本剤1バイアルに生理食塩液8.2mLを加えて溶解した場合。

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○全身麻酔の導入及び維持

○消化器内視鏡診療時の鎮静

6.用法及び用量

<全身麻酔の導入及び維持>

<導入>

通常、成人には、レミマゾラムとして12mg/kg/時の速度で、患者の全身状態を観察しながら、意識消失が得られるまで静脈内へ持続注入する。なお、患者の年齢、状態に応じて投与速度を適宜減速すること。

<維持>

通常、成人には、レミマゾラムとして1mg/kg/時の速度で静脈内への持続注入を開始し、適切な麻酔深度が維持できるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を適宜調節するが、上限は2mg/kg/時とする。なお、患者の年齢、状態に応じて投与開始速度を適宜減速すること。
覚醒徴候が認められた場合は、最大0.2mg/kgを静脈内投与してもよい。

<消化器内視鏡診療時の鎮静>

通常、成人には、レミマゾラムとして3mgを、15秒以上かけて静脈内投与する。効果が不十分な場合は、少なくとも2分以上の間隔を空けて、1mgずつ15秒以上かけて静脈内投与する。なお、患者の年齢、体重等を考慮し、適切な鎮静深度が得られるよう、投与量を適宜減量する。

7.用法及び用量に関連する注意

<全身麻酔の導入及び維持>

7.1 本剤に対する反応は個人差があるため、患者の年齢、感受性、全身状態、併用薬等を考慮して、過度の麻酔を避けるべく投与速度等を調節すること。[8.3参照]

7.2 本剤を使用する場合は、鎮痛剤、筋弛緩剤等と適宜併用すること。臨床試験において、本剤単独投与での全身麻酔の使用経験はない。

7.3 維持投与中に覚醒徴候が認められた場合は、必要に応じて早送り等による急速投与を行うことができるが、投与速度は30mg/kg/時を超えないことが望ましい。臨床試験において、30mg/kg/時を超える投与速度の使用経験はない。

<消化器内視鏡診療時の鎮静>

7.4 本剤に対する反応は個人差があるため、患者の年齢、感受性、全身状態、併用薬等を考慮して、適切な鎮静深度が得られるよう、投与量を調節すること。高齢者及び低体重者の場合、患者の全身状態等を踏まえ初回投与量及び追加投与量をそれぞれ半量とすることを考慮すること。[9.8、17.1.2、17.1.3参照]

7.5 消化器内視鏡開始前に本剤を総投与量として8mgを投与しても十分な鎮静効果が得られない場合は、本剤投与の中止を検討すること。

規格単位毎の明細 (アネレム静注用50mg)

販売名和名 : アネレム静注用50mg

規格単位 : 50mg1瓶

欧文商標名 : ANEREM 50mg for I.V.Injection

規制区分

規制区分名称 : 向精神薬(第三種向精神薬)

規制区分

規制区分名称 : 習慣性医薬品注1)

規制区分備考 : 注1)注意−習慣性あり

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注2)

規制区分備考 : 注2)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871119

承認番号 : 30200AMX00031000

販売開始年月 : 2020年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 4年

3.組成・性状

3.1 組成

アネレム静注用50mg

販売名アネレム静注用50mg
成分・含量(1バイアル中)レミマゾラムベシル酸塩注3)69.37mg
(レミマゾラムとして51.00mg)
添加剤(1バイアル中)乳糖水和物 134.53mg
デキストラン40 201.80mg
pH調節剤
注3)本剤は調製時の損失を考慮し、1バイアルからレミマゾラム50mgを注射可能な量として確保するために過量充填されている。

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : デキストラン40

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

アネレム静注用50mg

販売名アネレム静注用50mg
剤形注射剤(バイアル)
pH2.9〜3.9注5)
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1.2注5)
外観白色〜微黄白色の粉末
注5)本剤1バイアルに生理食塩液10mLを加えて溶解した場合。

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○全身麻酔の導入及び維持

○消化器内視鏡診療時の鎮静

6.用法及び用量

<全身麻酔の導入及び維持>

<導入>

通常、成人には、レミマゾラムとして12mg/kg/時の速度で、患者の全身状態を観察しながら、意識消失が得られるまで静脈内へ持続注入する。なお、患者の年齢、状態に応じて投与速度を適宜減速すること。

<維持>

通常、成人には、レミマゾラムとして1mg/kg/時の速度で静脈内への持続注入を開始し、適切な麻酔深度が維持できるよう患者の全身状態を観察しながら、投与速度を適宜調節するが、上限は2mg/kg/時とする。なお、患者の年齢、状態に応じて投与開始速度を適宜減速すること。
覚醒徴候が認められた場合は、最大0.2mg/kgを静脈内投与してもよい。

<消化器内視鏡診療時の鎮静>

通常、成人には、レミマゾラムとして3mgを、15秒以上かけて静脈内投与する。効果が不十分な場合は、少なくとも2分以上の間隔を空けて、1mgずつ15秒以上かけて静脈内投与する。なお、患者の年齢、体重等を考慮し、適切な鎮静深度が得られるよう、投与量を適宜減量する。

7.用法及び用量に関連する注意

<全身麻酔の導入及び維持>

7.1 本剤に対する反応は個人差があるため、患者の年齢、感受性、全身状態、併用薬等を考慮して、過度の麻酔を避けるべく投与速度等を調節すること。[8.3参照]

7.2 本剤を使用する場合は、鎮痛剤、筋弛緩剤等と適宜併用すること。臨床試験において、本剤単独投与での全身麻酔の使用経験はない。

7.3 維持投与中に覚醒徴候が認められた場合は、必要に応じて早送り等による急速投与を行うことができるが、投与速度は30mg/kg/時を超えないことが望ましい。臨床試験において、30mg/kg/時を超える投与速度の使用経験はない。

<消化器内視鏡診療時の鎮静>

7.4 本剤に対する反応は個人差があるため、患者の年齢、感受性、全身状態、併用薬等を考慮して、適切な鎮静深度が得られるよう、投与量を調節すること。高齢者及び低体重者の場合、患者の全身状態等を踏まえ初回投与量及び追加投与量をそれぞれ半量とすることを考慮すること。[9.8、17.1.2、17.1.3参照]

7.5 消化器内視鏡開始前に本剤を総投与量として8mgを投与しても十分な鎮静効果が得られない場合は、本剤投与の中止を検討すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版