医療用医薬品 : ヨビパス |
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| 販売名 | ヨビパス皮下注168μgペン | |
| 容量 | 1筒中 0.56mL | |
| 有効成分 | PTH(1-34)注1)168μgに相当するパロペグテリパラチドを含有する。 | |
| 添加剤 | コハク酸 | 0.66mg |
| D-マンニトール | 23.4mg | |
| m-クレゾール | 1.4mg | |
| 水酸化ナトリウム | 適量 | |
| 塩酸 | 適量 | |
| 販売名 | ヨビパス皮下注294μgペン | |
| 容量 | 1筒中 0.98mL | |
| 有効成分 | PTH(1-34)注1)294μgに相当するパロペグテリパラチドを含有する。 | |
| 添加剤 | コハク酸 | 1.16mg |
| D-マンニトール | 40.9mg | |
| m-クレゾール | 2.5mg | |
| 水酸化ナトリウム | 適量 | |
| 塩酸 | 適量 | |
| 販売名 | ヨビパス皮下注420μgペン | |
| 容量 | 1筒中 1.4mL | |
| 有効成分 | PTH(1-34)注1)420μgに相当するパロペグテリパラチドを含有する。 | |
| 添加剤 | コハク酸 | 1.65mg |
| D-マンニトール | 58.4mg | |
| m-クレゾール | 3.5mg | |
| 水酸化ナトリウム | 適量 | |
| 塩酸 | 適量 | |
| 販売名 | ヨビパス皮下注168μgペン |
| 性状 | 無色澄明の液 |
| 剤形 | 注射剤注2) |
| pH | 3.7〜4.3 |
| 浸透圧 | 256〜314mOsmol/kg |
| 識別 (ペン本体ラベル及び注入ボタンの色) | 水色 |
| 1回あたりの投与可能量 | 6μg 9μg 12μg |
【色】
無色澄明
水色
【剤形】
/液剤/注射
| 販売名 | ヨビパス皮下注294μgペン |
| 性状 | 無色澄明の液 |
| 剤形 | 注射剤注2) |
| pH | 3.7〜4.3 |
| 浸透圧 | 256〜314mOsmol/kg |
| 識別 (ペン本体ラベル及び注入ボタンの色) | オレンジ色 |
| 1回あたりの投与可能量 | 15μg 18μg 21μg |
【色】
無色澄明
オレンジ色
【剤形】
/液剤/注射
| 販売名 | ヨビパス皮下注420μgペン |
| 性状 | 無色澄明の液 |
| 剤形 | 注射剤注2) |
| pH | 3.7〜4.3 |
| 浸透圧 | 256〜314mOsmol/kg |
| 識別 (ペン本体ラベル及び注入ボタンの色) | 赤紫色 |
| 1回あたりの投与可能量 | 24μg 27μg 30μg |
【色】
無色澄明
赤紫色
【剤形】
/液剤/注射
販売名和名 : ヨビパス皮下注168μgペン
規格単位 : 168μg0.56mL1キット
欧文商標名 : YORVIPATH Subcutaneous Injection
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 872439
承認番号 : 30700AMX00204000
販売開始年月 : 2025年11月
貯法及び期限等
貯法 : 凍結を避けて、2〜8℃で保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
ヨビパス皮下注168μgペン
| 販売名 | ヨビパス皮下注168μgペン | |
| 容量 | 1筒中 0.56mL | |
| 有効成分 | PTH(1-34)注1)168μgに相当するパロペグテリパラチドを含有する。 | |
| 添加剤 | コハク酸 | 0.66mg |
| D-マンニトール | 23.4mg | |
| m-クレゾール | 1.4mg | |
| 水酸化ナトリウム | 適量 | |
| 塩酸 | 適量 | |
添加剤 : コハク酸
添加剤 : D-マンニトール
添加剤 : m-クレゾール
添加剤 : 水酸化ナトリウム
添加剤 : 塩酸
3.2 製剤の性状
ヨビパス皮下注168μgペン
| 販売名 | ヨビパス皮下注168μgペン |
| 性状 | 無色澄明の液 |
| 剤形 | 注射剤注2) |
| pH | 3.7〜4.3 |
| 浸透圧 | 256〜314mOsmol/kg |
| 識別 (ペン本体ラベル及び注入ボタンの色) | 水色 |
| 1回あたりの投与可能量 | 6μg 9μg 12μg |
【色】
無色澄明
水色
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
副甲状腺機能低下症
6.用法及び用量
通常、成人には、パロペグテリパラチドを、PTH(1-34)として1回18μgを開始用量とし、1日1回、皮下注射する。以後、患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、1日1回6〜60μgの範囲で適宜用量を増減して皮下投与するが、増量又は減量は3μgずつ行うこと。
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 活性型ビタミンD製剤やカルシウム剤による治療を受けている患者に対して、本剤の投与を検討すること。[7.1参照]
5.2 副甲状腺ホルモン分泌不全の患者に対して、本剤の投与を検討すること。偽性副甲状腺機能低下症の患者では、副甲状腺ホルモンに対する反応性が低下しており本剤の効果が期待できないため、本剤の投与前に血中PTH濃度を測定する等、適切に鑑別診断を行うこと。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 活性型ビタミンD製剤やカルシウム剤による治療により患者の血清カルシウム濃度が基準範囲内又はわずかに下回る状態(目安として7.8〜10.6mg/dL)となっていることを確認した上で、本剤を投与すること。[5.1参照]
7.2 本剤の投与開始時には、以下を参考に活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の投与量を調節すること。
7.2.1 投与開始時に活性型ビタミンD製剤を投与している場合
・血清カルシウム濃度が8.3mg/dL以上の場合、本剤の初回投与時に活性型ビタミンD製剤の投与の中止を検討すること。
・血清カルシウム濃度が8.3mg/dL未満の場合、本剤の初回投与時に活性型ビタミンD製剤を本剤の投与開始前の用量の50%を下限に減量すること。
・カルシウム剤を投与している場合、カルシウム剤の用量は維持すること。
7.2.2 投与開始時に活性型ビタミンD製剤を投与しておらず、カルシウム剤を投与している場合
・カルシウム剤の用量が1500mg/日超の場合、本剤の初回投与時にカルシウム剤を1500mg/日を下限に減量すること。
・カルシウム剤の用量が1500mg/日以下の場合、本剤の初回投与時にカルシウム剤の投与を中止すること。ただし、食事から十分なカルシウムを摂取できない場合は、カルシウム剤を600mg/日以下の用量で投与することを検討すること。
7.3 本剤の初回投与後、及び本剤、活性型ビタミンD製剤又はカルシウム剤の投与量を変更した後は、7〜14日後を目安に血清カルシウム濃度を測定し、下図を参考に、血清カルシウム濃度が正常範囲内に維持されるように、本剤、活性型ビタミンD製剤又はカルシウム剤の投与量を調節すること。[8.1、11.1.1参照]
図1 本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の投与量調節方法
・血清カルシウム濃度8.3mg/dL未満
・血清カルシウム濃度8.3mg/dL以上〜10.6mg/dL以下
・血清カルシウム濃度10.7mg/dL以上〜12.0mg/dL未満
7.4 本剤の用量調節にあたっては、以下の点に留意すること。
・血清カルシウム濃度が12.0mg/dL以上となった場合は、本剤を2〜3日間を目安に休薬すること。その後、治療を再開する場合は、血清カルシウム濃度が12.0mg/dL未満となったことを確認した上で、7.3の図を参考に、患者の血清カルシウム濃度及び休薬前の本剤の用量に基づき、本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の用量を調節すること。[8.1、11.1.1参照]
・投与を忘れた場合には、気付いた時点で直ちに投与すること。ただし、1日に2回の投与は行わないこと。
・本剤の投与を3日以上休薬した場合は、低カルシウム血症の徴候・症状がないか確認し、血清カルシウム濃度の測定を検討すること。本剤による治療を再開する場合は、休薬前の用量から投与を開始し、その後は7.3の図を参考に、患者の血清カルシウム濃度に基づき、本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の用量を調節すること。
7.5 低アルブミン血症(血清アルブミン濃度が4.0g/dL未満)がある場合には、補正カルシウム濃度注3)を指標に用量を調節すること。
注3)補正カルシウム濃度(mg/dL)=血清カルシウム濃度(mg/dL)−血清アルブミン濃度(g/dL)+4.0
販売名和名 : ヨビパス皮下注294μgペン
規格単位 : 294μg0.98mL1キット
欧文商標名 : YORVIPATH Subcutaneous Injection
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 872439
承認番号 : 30700AMX00205000
販売開始年月 : 2025年11月
貯法及び期限等
貯法 : 凍結を避けて、2〜8℃で保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
ヨビパス皮下注294μgペン
| 販売名 | ヨビパス皮下注294μgペン | |
| 容量 | 1筒中 0.98mL | |
| 有効成分 | PTH(1-34)注1)294μgに相当するパロペグテリパラチドを含有する。 | |
| 添加剤 | コハク酸 | 1.16mg |
| D-マンニトール | 40.9mg | |
| m-クレゾール | 2.5mg | |
| 水酸化ナトリウム | 適量 | |
| 塩酸 | 適量 | |
添加剤 : コハク酸
添加剤 : D-マンニトール
添加剤 : m-クレゾール
添加剤 : 水酸化ナトリウム
添加剤 : 塩酸
3.2 製剤の性状
ヨビパス皮下注294μgペン
| 販売名 | ヨビパス皮下注294μgペン |
| 性状 | 無色澄明の液 |
| 剤形 | 注射剤注2) |
| pH | 3.7〜4.3 |
| 浸透圧 | 256〜314mOsmol/kg |
| 識別 (ペン本体ラベル及び注入ボタンの色) | オレンジ色 |
| 1回あたりの投与可能量 | 15μg 18μg 21μg |
【色】
無色澄明
オレンジ色
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
副甲状腺機能低下症
6.用法及び用量
通常、成人には、パロペグテリパラチドを、PTH(1-34)として1回18μgを開始用量とし、1日1回、皮下注射する。以後、患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、1日1回6〜60μgの範囲で適宜用量を増減して皮下投与するが、増量又は減量は3μgずつ行うこと。
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 活性型ビタミンD製剤やカルシウム剤による治療を受けている患者に対して、本剤の投与を検討すること。[7.1参照]
5.2 副甲状腺ホルモン分泌不全の患者に対して、本剤の投与を検討すること。偽性副甲状腺機能低下症の患者では、副甲状腺ホルモンに対する反応性が低下しており本剤の効果が期待できないため、本剤の投与前に血中PTH濃度を測定する等、適切に鑑別診断を行うこと。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 活性型ビタミンD製剤やカルシウム剤による治療により患者の血清カルシウム濃度が基準範囲内又はわずかに下回る状態(目安として7.8〜10.6mg/dL)となっていることを確認した上で、本剤を投与すること。[5.1参照]
7.2 本剤の投与開始時には、以下を参考に活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の投与量を調節すること。
7.2.1 投与開始時に活性型ビタミンD製剤を投与している場合
・血清カルシウム濃度が8.3mg/dL以上の場合、本剤の初回投与時に活性型ビタミンD製剤の投与の中止を検討すること。
・血清カルシウム濃度が8.3mg/dL未満の場合、本剤の初回投与時に活性型ビタミンD製剤を本剤の投与開始前の用量の50%を下限に減量すること。
・カルシウム剤を投与している場合、カルシウム剤の用量は維持すること。
7.2.2 投与開始時に活性型ビタミンD製剤を投与しておらず、カルシウム剤を投与している場合
・カルシウム剤の用量が1500mg/日超の場合、本剤の初回投与時にカルシウム剤を1500mg/日を下限に減量すること。
・カルシウム剤の用量が1500mg/日以下の場合、本剤の初回投与時にカルシウム剤の投与を中止すること。ただし、食事から十分なカルシウムを摂取できない場合は、カルシウム剤を600mg/日以下の用量で投与することを検討すること。
7.3 本剤の初回投与後、及び本剤、活性型ビタミンD製剤又はカルシウム剤の投与量を変更した後は、7〜14日後を目安に血清カルシウム濃度を測定し、下図を参考に、血清カルシウム濃度が正常範囲内に維持されるように、本剤、活性型ビタミンD製剤又はカルシウム剤の投与量を調節すること。[8.1、11.1.1参照]
図1 本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の投与量調節方法
・血清カルシウム濃度8.3mg/dL未満
・血清カルシウム濃度8.3mg/dL以上〜10.6mg/dL以下
・血清カルシウム濃度10.7mg/dL以上〜12.0mg/dL未満
7.4 本剤の用量調節にあたっては、以下の点に留意すること。
・血清カルシウム濃度が12.0mg/dL以上となった場合は、本剤を2〜3日間を目安に休薬すること。その後、治療を再開する場合は、血清カルシウム濃度が12.0mg/dL未満となったことを確認した上で、7.3の図を参考に、患者の血清カルシウム濃度及び休薬前の本剤の用量に基づき、本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の用量を調節すること。[8.1、11.1.1参照]
・投与を忘れた場合には、気付いた時点で直ちに投与すること。ただし、1日に2回の投与は行わないこと。
・本剤の投与を3日以上休薬した場合は、低カルシウム血症の徴候・症状がないか確認し、血清カルシウム濃度の測定を検討すること。本剤による治療を再開する場合は、休薬前の用量から投与を開始し、その後は7.3の図を参考に、患者の血清カルシウム濃度に基づき、本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の用量を調節すること。
7.5 低アルブミン血症(血清アルブミン濃度が4.0g/dL未満)がある場合には、補正カルシウム濃度注3)を指標に用量を調節すること。
注3)補正カルシウム濃度(mg/dL)=血清カルシウム濃度(mg/dL)−血清アルブミン濃度(g/dL)+4.0
販売名和名 : ヨビパス皮下注420μgペン
規格単位 : 420μg1.4mL1キット
欧文商標名 : YORVIPATH Subcutaneous Injection
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 872439
承認番号 : 30700AMX00206000
販売開始年月 : 2025年11月
貯法及び期限等
貯法 : 凍結を避けて、2〜8℃で保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
ヨビパス皮下注420μgペン
| 販売名 | ヨビパス皮下注420μgペン | |
| 容量 | 1筒中 1.4mL | |
| 有効成分 | PTH(1-34)注1)420μgに相当するパロペグテリパラチドを含有する。 | |
| 添加剤 | コハク酸 | 1.65mg |
| D-マンニトール | 58.4mg | |
| m-クレゾール | 3.5mg | |
| 水酸化ナトリウム | 適量 | |
| 塩酸 | 適量 | |
添加剤 : コハク酸
添加剤 : D-マンニトール
添加剤 : m-クレゾール
添加剤 : 水酸化ナトリウム
添加剤 : 塩酸
3.2 製剤の性状
ヨビパス皮下注420μgペン
| 販売名 | ヨビパス皮下注420μgペン |
| 性状 | 無色澄明の液 |
| 剤形 | 注射剤注2) |
| pH | 3.7〜4.3 |
| 浸透圧 | 256〜314mOsmol/kg |
| 識別 (ペン本体ラベル及び注入ボタンの色) | 赤紫色 |
| 1回あたりの投与可能量 | 24μg 27μg 30μg |
【色】
無色澄明
赤紫色
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
副甲状腺機能低下症
6.用法及び用量
通常、成人には、パロペグテリパラチドを、PTH(1-34)として1回18μgを開始用量とし、1日1回、皮下注射する。以後、患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、1日1回6〜60μgの範囲で適宜用量を増減して皮下投与するが、増量又は減量は3μgずつ行うこと。
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 活性型ビタミンD製剤やカルシウム剤による治療を受けている患者に対して、本剤の投与を検討すること。[7.1参照]
5.2 副甲状腺ホルモン分泌不全の患者に対して、本剤の投与を検討すること。偽性副甲状腺機能低下症の患者では、副甲状腺ホルモンに対する反応性が低下しており本剤の効果が期待できないため、本剤の投与前に血中PTH濃度を測定する等、適切に鑑別診断を行うこと。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 活性型ビタミンD製剤やカルシウム剤による治療により患者の血清カルシウム濃度が基準範囲内又はわずかに下回る状態(目安として7.8〜10.6mg/dL)となっていることを確認した上で、本剤を投与すること。[5.1参照]
7.2 本剤の投与開始時には、以下を参考に活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の投与量を調節すること。
7.2.1 投与開始時に活性型ビタミンD製剤を投与している場合
・血清カルシウム濃度が8.3mg/dL以上の場合、本剤の初回投与時に活性型ビタミンD製剤の投与の中止を検討すること。
・血清カルシウム濃度が8.3mg/dL未満の場合、本剤の初回投与時に活性型ビタミンD製剤を本剤の投与開始前の用量の50%を下限に減量すること。
・カルシウム剤を投与している場合、カルシウム剤の用量は維持すること。
7.2.2 投与開始時に活性型ビタミンD製剤を投与しておらず、カルシウム剤を投与している場合
・カルシウム剤の用量が1500mg/日超の場合、本剤の初回投与時にカルシウム剤を1500mg/日を下限に減量すること。
・カルシウム剤の用量が1500mg/日以下の場合、本剤の初回投与時にカルシウム剤の投与を中止すること。ただし、食事から十分なカルシウムを摂取できない場合は、カルシウム剤を600mg/日以下の用量で投与することを検討すること。
7.3 本剤の初回投与後、及び本剤、活性型ビタミンD製剤又はカルシウム剤の投与量を変更した後は、7〜14日後を目安に血清カルシウム濃度を測定し、下図を参考に、血清カルシウム濃度が正常範囲内に維持されるように、本剤、活性型ビタミンD製剤又はカルシウム剤の投与量を調節すること。[8.1、11.1.1参照]
図1 本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の投与量調節方法
・血清カルシウム濃度8.3mg/dL未満
・血清カルシウム濃度8.3mg/dL以上〜10.6mg/dL以下
・血清カルシウム濃度10.7mg/dL以上〜12.0mg/dL未満
7.4 本剤の用量調節にあたっては、以下の点に留意すること。
・血清カルシウム濃度が12.0mg/dL以上となった場合は、本剤を2〜3日間を目安に休薬すること。その後、治療を再開する場合は、血清カルシウム濃度が12.0mg/dL未満となったことを確認した上で、7.3の図を参考に、患者の血清カルシウム濃度及び休薬前の本剤の用量に基づき、本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の用量を調節すること。[8.1、11.1.1参照]
・投与を忘れた場合には、気付いた時点で直ちに投与すること。ただし、1日に2回の投与は行わないこと。
・本剤の投与を3日以上休薬した場合は、低カルシウム血症の徴候・症状がないか確認し、血清カルシウム濃度の測定を検討すること。本剤による治療を再開する場合は、休薬前の用量から投与を開始し、その後は7.3の図を参考に、患者の血清カルシウム濃度に基づき、本剤、活性型ビタミンD製剤及びカルシウム剤の用量を調節すること。
7.5 低アルブミン血症(血清アルブミン濃度が4.0g/dL未満)がある場合には、補正カルシウム濃度注3)を指標に用量を調節すること。
注3)補正カルシウム濃度(mg/dL)=血清カルシウム濃度(mg/dL)−血清アルブミン濃度(g/dL)+4.0
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/11/19 版 |