一般用医薬品 : カゼプロカプセルS

List   Top

医薬品情報


製品名 カゼプロカプセルS
製造販売元 明治製薬(株)
販売会社 ダイト(株)
医薬品分類 指定第二類医薬品 リスク区分
小分類 かぜ薬(内用)
包装 6カプセル
成分
(6カプセル中)
アセトアミノフェン ( D00217 ) 780mg
ジリュウエキス散 ( D09145 ) 200mg
    地竜 ( D09145 ) 400mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 ( D00665 ) 7.5mg
ジヒドロコデインリン酸塩 ( D01481 ) 18mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 ( D02109 ) 60mg
無水カフェイン ( D00528 ) 75mg
ゴオウ ( D06721 ) 3mg
添加物 バレイショデンプン
D-マンニトール
トウモロコシデンプン
ヒドロキシプロピルセルロース
無水ケイ酸
ステアリン酸マグネシウム
ゼラチン
ラウリル硫酸ナトリウム
亜硫酸水素ナトリウム
黄色5号
酸化チタン
白/橙

本文情報


効果・効能

かぜの諸症状(鼻水,鼻づまり,くしゃみ,のどの痛み,せき,たん,悪寒,発熱,頭痛,関節の痛み,筋肉の痛み)の緩和

特徴

・各成分がバランスよくはたらき,のどの痛み,鼻水,せきなどのかぜの諸症状の緩和に効きめをあらわす総合感冒薬です。
・解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェン等を配合して発熱,悪寒,関節や筋肉の痛みをおさえます。
・クロルフェニラミンマレイン酸塩が鼻づまりなどを和らげ,dl-メチルエフェドリン塩酸塩が気管支をひろげ,ジヒドロコデインリン酸塩がせき中枢にはたらいてせきを鎮めます。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)

1.次の人は服用しないこと
 (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (2)本剤又は他のかぜ薬,解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
 (3)12歳未満の小児。
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないこと
 他のかぜ薬,解熱鎮痛薬,鎮静薬,鎮咳去たん薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
3.服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないこと
 (眠気等があらわれることがある。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けること
5.服用前後は飲酒しないこと
6.長期連用しないこと

■相談すること

1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
 (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)高齢者。
 (4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (5)次の症状のある人。
  高熱,排尿困難
 (6)次の診断を受けた人。
  甲状腺機能障害,糖尿病,心臓病,高血圧,肝臓病,腎臓病,胃・十二指腸潰瘍,緑内障,呼吸機能障害,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,肥満症
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
泌尿器:排尿困難
その他:過度の体温低下

 まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
急性汎発性発疹性膿疱症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腎障害:発熱,発疹,尿量の減少,全身のむくみ,全身のだるさ,関節痛(節々が痛む),下痢等があらわれる。
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューと鳴る,息苦しい等があらわれる。
再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白くみえる,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。
無顆粒球症:突然の高熱,さむけ,のどの痛み等があらわれる。
呼吸抑制:息切れ,息苦しさ等があらわれる。

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
 便秘,口のかわき,眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

用法・用量

1回15才以上2カプセル,14~12才1カプセル,1日3回食後なるべく30分以内
12才未満は服用しない

用法に関する注意

(1)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させること。
(2)用法・用量を厳守すること。
(3)カプセルの取り出し方
 カプセルの入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して,裏面のアルミ箔を破り,取り出して服用すること。(誤ってそのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながる。)

保管及び取り扱いに関する注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
(4)配置期限を過ぎた製品は服用しないこと。

会社情報


問い合わせ先

明治製薬株式会社
お客様相談窓口
076-476-1111
9:00~16:30(土,日,祝祭日は除きます。)

販売元住所等

ダイト株式会社
富山県富山市八日町326番地

製造販売元住所等

明治製薬株式会社
富山県滑川市中川原77番地


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版