一般用医薬品 : 新ツーシンACE

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医薬品情報


製品名 新ツーシンACE
製造販売元 田村薬品工業(株)
医薬品分類 指定第二類医薬品 リスク区分
小分類 解熱鎮痛薬
包装 6包
成分
(2包中)
ボタンピ末 ( D06788 ) 200mg
シャクヤク末 ( D06739 ) 200mg
ケイヒ末 ( D06712 ) 200mg
ショウキョウ末 ( D06744 ) 100mg
カンゾウエキス ( D06811 ) 35mg
    甘草 ( D04365 ) 500mg
ジリュウエキス散 ( D09145 ) 150mg
    地竜 ( D09145 ) 300mg
エテンザミド ( D01466 ) 1000mg
アセトアミノフェン ( D00217 ) 600mg
無水カフェイン ( D00528 ) 240mg
合成ヒドロタルサイト ( D03238 ) 540mg
添加物 ヒドロキシプロピルセルロース
カルメロースカルシウム(CMC-Ca)
セルロース
部分アルファー化デンプン
スクラロース
l-メントール
香料
二酸化ケイ素
淡褐~褐

本文情報


効果・効能

頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛(のどの痛み)・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・捻挫にともなう痛み(捻挫痛)・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛。悪寒(発熱による寒気)・発熱時の解熱

特徴

 本剤は,頭痛・歯痛・生理痛・神経痛などの“痛み”や悪寒・発熱時の“熱”に対し,優れた鎮痛効果と解熱効果を発揮するよう,洋薬の良さと漢薬の良さとを取り入れた,解熱鎮痛薬です。
 なお,本剤の構成生薬は,漢方処方甲字湯を基本に考えたものです。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)

1.次の人は服用しないこと
 (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (2)本剤又は他の解熱鎮痛薬,かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も服用しないこと
 他の解熱鎮痛薬,かぜ薬,鎮静薬
3.服用前後は飲酒しないこと
4.長期連用しないこと

■相談すること

1.次の人は服用前に医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
 (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)授乳中の人。
 (4)水痘(水ぼうそう)若しくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児(15歳未満)。
 (5)高齢者。
 (6)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (7)次の診断を受けた人。
  心臓病,腎臓病,肝臓病,胃・十二指腸潰瘍
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
その他:過度の体温低下

 まれに次の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
急性汎発性発疹性膿疱症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
薬剤性過敏症症候群:皮膚が広い範囲で赤くなる,全身性の発疹,発熱,体がだるい,リンパ節(首,わきの下,股の付け根等)のはれ等があらわれる。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腎障害:発熱,発疹,尿量の減少,全身のむくみ,全身のだるさ,関節痛(節々が痛む),下痢等があらわれる。
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューと鳴る,息苦しい等があらわれる。

3.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

用法・用量

1回15才以上1包,14~11才2/3,10~7才1/2,6~3才1/3,1日2回まで。
なるべく空腹時を避ける

用法に関する注意

(1)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させること。
(2)用法・用量を厳守すること。

保管及び取り扱いに関する注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
(4)1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を折り返して保管し,2日以内に服用すること。
(5)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。

会社情報


問い合わせ先

田村薬品工業株式会社
お客様相談室
06-6203-5151
10:00~17:00(土,日,祝日を除く)

製造販売元住所等

田村薬品工業株式会社
奈良県御所市西寺田50


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版