一般用医薬品 : 葛根湯エキス顆粒DS

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医薬品情報


製品名 葛根湯エキス顆粒DS
製造販売元 第一薬品工業(株)
販売会社 白石薬品(株)
医薬品分類 第二類医薬品 リスク区分
小分類 葛根湯
成分
(3包(3.6g)中)
葛根湯エキス(1/2量) ( D06698 ) 1604mg
    カッコン ( D06693 ) 2g
    マオウ ( D06791 ) 1.5g
    タイソウ ( D06758 ) 1.5g
    ケイヒ ( D06712 ) 1g
    シャクヤク ( D06739 ) 1g
    カンゾウ ( D04365 ) 1g
    ショウキョウ ( D06744 ) 0.5g
添加物 トウモロコシデンプン
D-マンニトール
ヒドロキシプロピルセルロース
クロスポビドン
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール
二酸化ケイ素

本文情報


効果・効能

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの),鼻かぜ,鼻炎,頭痛,肩こり,筋肉痛,手や肩の痛み

特徴

 「葛根湯」は,漢方の古典「傷寒論」などに収載されている7種類の生薬からなる漢方製剤です。葛根湯エキス顆粒DSは,「葛根湯」のエキスを服用しやすい顆粒剤にしたもので,感冒の初期や鼻かぜ,肩こりなどに効果を発揮します。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)

次の人は服用しないでください
 生後3ヵ月未満の乳児。

■相談すること

1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)。
 (4)胃腸の弱い人。
 (5)発汗傾向の著しい人。
 (6)高齢者。
 (7)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
 (8)次の症状のある人。
  むくみ,排尿困難
 (9)次の診断を受けた人。
  高血圧,心臓病,腎臓病,甲状腺機能障害
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この説明文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気,食欲不振,胃部不快感

 まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。

3.1ヵ月位(感冒の初期,鼻かぜ,頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この説明文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
4.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

用法・用量

1回15才以上1包,14~7才2/3,6~4才1/2,3~2才1/3,2才未満1/4,1日3回食前又は食間。
なるべく温湯で服用
1才未満には,医師の診療を受けさせることを優先し,止むを得ない場合にだけ服用させる。
3ヵ月未満は服用しない

用法に関する注意

(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には,医師の診療を受けさせることを優先し,止むを得ない場合にのみ服用させてください。

保管及び取り扱いに関する注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を2回しっかり折り返して保管し,2日以内に服用してください。
(5)本品は大変吸湿しやすいので,分割して服用した後,袋の口をしっかり折り返していなかったり,開封したままで放置したりすると,変色したり固まったりすることがあります。変色したり固まったりした場合には服用しないでください。
(6)使用期限を過ぎたものは服用しないでください。

その他

■かぜの漢方製剤
養生訓
かぜを早く治すコツは,早めにクスリを飲んで,休養,保温に心掛け,栄養のある食事をとりましょう。
休養:無理をせず身体を休め,十分に睡眠をとりましょう。体力の回復とともにかぜの治りを助けます。
保温:保温をして血液循環をよくしましょう。
温度・湿度:室内の適切な温度と湿度を保ちましょう。
栄養:食事はビタミン,カロリーに富んだ消化のよいもの,あたたかいものをとりましょう。水分も十分補給しましょう。
 ビタミン:発熱時はビタミンを多量に消耗します。
 タンパク質:かぜウイルスに負けない体力が必要です。
 水分:汗をかいたら水分の補給が大切です。

会社情報


問い合わせ先

第一薬品工業株式会社
くすり相談窓口
076-435-5055
午前9時から午後4時30分まで(土,日,祝日を除く)

販売元住所等

白石薬品株式会社
大阪府茨木市五日市1丁目10番33号

製造販売元住所等

第一薬品工業株式会社
富山市草島15-1


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版