以下の疾患等を対象に,本剤370〜1110MBqが投与された。投与量については740MBqが大部分を占めた。
心疾患(虚血性心疾患,先天性心疾患,不整脈,弁膜症,心筋症,他)
大血管病変(大動脈瘤,大動脈閉塞・狭窄,他)
末梢循環障害(動脈及び静脈閉塞・狭窄,精索静脈瘤,他)
脳疾患(虚血性脳疾患,くも膜下出血,他)
その他の疾患(肝腫瘍,他)
解析対象例404例における疾患別の有効率,並びに他検査により確定診断された307例における本検査陽性の割合(有病正診率)を以下に示す(担当医判定)。
| 疾患名 | 有効率(例数) | 有病正診率(例数) |
| 心疾患 | 84%(199/236) | 69%(134/194) |
| 大血管病変 | 85%(22/26) | 81%(13/16) |
| 末梢循環障害 | 94%(51/54) | 78%(21/27) |
| 脳疾患 | 66%(45/68) | 72%(44/61) |
| 肝腫瘍を含むその他の疾患 | 50%(10/20) | 78%(7/9) |
本剤が有効と判定された理由として,心疾患では「機能評価に有効であった」(85%),大血管病変及び末梢循環障害では「初期診断に有効であった」(50%及び54%),脳疾患では「経過観察に有効であった」(38%)及び「機能評価に有効であった」(37%)が多く,その他の疾患では「初期診断に有効であった」(56%)が多くを占めた
3)。
全417例に対し,本剤に起因する異常所見は認められなかった。