医療用医薬品 : スルモンチール |
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総称名 | スルモンチール |
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一般名 | トリミプラミンマレイン酸塩 |
欧文一般名 | Trimipramine Maleate |
製剤名 | トリミプラミンマレイン酸塩製剤 |
薬効分類名 | 抗うつ剤 |
薬効分類番号 | 1174 |
ATCコード | N06AA06 |
KEGG DRUG |
D02408
トリミプラミンマレイン酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01730
非選択的モノアミン再取り込み阻害薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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スルモンチール散10% | Surmontil Powder | 共和薬品工業 | 1174005B1020 | 40.2円/g | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
スルモンチール錠10mg | Surmontil Tablets | 共和薬品工業 | 1174005F1022 | 6.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
スルモンチール錠25mg | Surmontil Tablets | 共和薬品工業 | 1174005F2029 | 10.8円/錠 | 処方箋医薬品注) |
MAO阻害剤 セレギリン塩酸塩 (エフピー) ラサギリンメシル酸塩 (アジレクト) サフィナミドメシル酸塩 (エクフィナ) [2.4参照] | 臨床症状:発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることがある。 なお、MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また本剤からMAO阻害剤に切り替えるときには、2〜3日間の間隔をおくことが望ましい。 | 詳細は不明であるが、相加・相乗作用によると考えられる。 |
抗コリン作用を有する薬剤 | 本剤の作用が増強されることがある。 | 共に抗コリン作用を有する。 |
アドレナリン作用を有する薬剤 | 本剤の作用が増強されることがある。 | 共に交感神経終末の受容体でのアドレナリン作用を有する。 |
中枢神経抑制剤 バルビツール酸誘導体等 アルコール | 本剤の作用が増強されることがある。 | 共に中枢神経抑制作用を有する。 |
降圧剤 グアネチジン | 降圧剤の作用を減弱することがある。 | 本剤は降圧剤の交感神経終末への取り込みを阻害する。 |
スルファメトキサゾール・トリメトプリム | 本剤の効果が減弱することがある。 | 本剤の代謝が促進される。 |
5%以上注1) | 0.1〜5%未満注1) | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒感 | |
肝臓 | 黄疸、AST上昇、ALT上昇 | ||
精神神経系 | 眠気(20.0%) | 振戦等のパーキンソン症状、運動失調、不眠、不安、焦躁感 | 構音障害、四肢の知覚異常 |
血液 | 白血球減少 | ||
循環器 | 血圧降下、頻脈 | 動悸 | |
抗コリン作用 | 口渇(20.2%) | 排尿困難、視調節障害、便秘、鼻閉 | 眼圧亢進 |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 | 下痢、味覚異常 | |
長期投与 | 口周部等の不随意運動注2) | ||
その他 | 眩暈、倦怠感 | 頭痛、発汗 | ふらつき |
投与量(mg) | 例数 | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) |
50 | 9 | 28.2±4.4 | 3.1±0.6 | 24.0±2.3 |
項目\薬剤 | トリミプラミン | アミトリプチリン | イミプラミン |
セロトニン | 25 | 47 | 28 |
ノルアドレナリン | 1470 | 148 | 85 |
項目\薬剤 | トリミプラミン | アミトリプチリン | イミプラミン |
イミプラミン結合部位への親和性 | 303 | 20 | 9 |
デシプラミン結合部位への親和性 | 2652 | 48 | 73 |
ノルアドレナリン受容体(α1)への親和性 | 69 | 48 | 122 |
セロトニン受容体(5-HT2)への親和性 | 27 | 27 | 172 |
ドパミン受容体(D2)への親和性 | 52 | 108 | 266 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |