医療用医薬品 : オゼックス |
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総称名 | オゼックス |
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一般名 | トスフロキサシントシル酸塩水和物 |
欧文一般名 | Tosufloxacin Tosilate Hydrate |
薬効分類名 | ニューキノロン系経口抗菌製剤 |
薬効分類番号 | 6241 |
ATCコード | J01MA22 |
KEGG DRUG |
D01996
トスフロキサシントシル酸塩水和物
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KEGG DGROUP |
DG01549
ニューキノロン系抗生物質
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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オゼックス錠75 | OZEX Tablets | 富士フイルム富山化学 | 6241010F1020 | 39.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
オゼックス錠150 | OZEX Tablets | 富士フイルム富山化学 | 6241010F2027 | 51.2円/錠 | 処方箋医薬品注) |
テオフィリン アミノフィリン水和物 | 健康成人にテオフィリン1日400mgと本剤1日450mgを併用したところ、テオフィリンの最高血中濃度は、併用3日目で1.13倍、5日目では1.23倍の上昇を示したとの報告がある。 テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)があらわれるおそれがあるため、観察を十分に行い、血中濃度モニタリングを行うなど注意すること。 | 機序:テオフィリンの肝での代謝を抑制し、血中濃度を上昇させることが報告されている。 危険因子:高齢者、高度の腎障害患者 |
フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 ジクロフェナクナトリウム ロキソプロフェンナトリウム水和物 等 | 痙攣があらわれることがある。 観察を十分に行い、症状があらわれた場合には両剤の投与を中止し、気道確保と抗痙攣薬の使用など痙攣に対する治療を実施すること。 | 機序:中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害作用が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されることが主な機序と考えられている。 危険因子:高齢者、てんかん等痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、高度の腎障害患者 |
アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有製剤 乾燥水酸化アルミニウムゲル 酸化マグネシウム クエン酸第一鉄ナトリウム 沈降炭酸カルシウム 等 | 本剤の効果が減弱されるおそれがある。 同時投与を避けるなど注意すること。 | 機序:金属カチオンと難溶性の錯塩を形成し、本剤の消化管からの吸収が低下することが報告されている。 |
副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤) プレドニゾロン ヒドロコルチゾン 等 | 腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。 | 機序不明 |
0.1〜1%未満注) | 0.1%未満注) | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒感、蕁麻疹、発熱 | 光線過敏症 |
腎臓 | − | BUN上昇、血尿 | クレアチニン上昇 |
肝臓 | − | AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇 | − |
消化器 | 胃・腹部不快感、悪心、下痢・軟便、胃・腹痛 | 嘔吐、腹部膨満感、食欲不振、便秘、口内炎、口渇、舌炎 | − |
血液 | − | − | 白血球減少、好酸球増多、血小板減少、貧血 |
精神神経系 | − | 頭痛、めまい、しびれ、不眠、振戦 | 幻覚 |
その他 | − | 倦怠感 | 関節痛、味覚異常 |
投与量 | 例数 | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | AUC(μg・hr/mL) |
150mg | 34 | 0.54 | 2.00 | 4.85 | 4.95 |
300mg | 5 | 1.06 | 2.16 | 4.44 | 8.97 |
疾患群 | 疾患名 | 有効率(%) |
皮膚科領域感染症 | 表在性皮膚感染症 | 82.1(32/39) |
深在性皮膚感染症 | 87.0(141/162) | |
リンパ管・リンパ節炎 | 87.5(7/8) | |
慢性膿皮症 | 88.6(132/149) | |
ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの) | 100(4/4) | |
外科領域感染症 | 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染 | 86.4(38/44) |
乳腺炎 | 87.0(20/23) | |
肛門周囲膿瘍 | 85.7(18/21) | |
整形外科領域感染症 | 骨髄炎 | 86.5(32/37) |
関節炎 | 90.9(10/11) | |
呼吸器感染症 | 咽頭・喉頭炎 | 95.2(20/21) |
扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む) | 89.6(69/77) | |
急性気管支炎 | 84.9(129/152) | |
肺炎 | 90.2(111/123) | |
慢性呼吸器病変の二次感染 | 77.2(305/395) | |
尿路感染症 | 膀胱炎 | 84.3(601/713) |
腎盂腎炎 | 70.3(109/155) | |
前立腺炎(急性症、慢性症) | 63.6(7/11) | |
精巣上体炎(副睾丸炎) | 100(20/20) | |
尿道炎 | 96.6(170/176) | |
胆道感染症 | 胆嚢炎 | 85.2(23/27) |
胆管炎 | 66.7(14/21) | |
腸管感染症 | 感染性腸炎 | 95.2(119/125) |
腸チフス | 100(8/8) | |
パラチフス | 100(7/7) | |
産婦人科領域感染症 | バルトリン腺炎 | 96.6(28/29) |
子宮内感染 | 96.6(56/58) | |
子宮付属器炎 | 90.4(47/52) | |
眼科領域感染症 | 涙嚢炎 | 66.7(12/18) |
麦粒腫 | 90.0(54/60) | |
瞼板腺炎 | 93.9(31/33) | |
耳鼻科領域感染症 | 外耳炎 | 94.1(32/34) |
中耳炎 | 73.2(82/112) | |
副鼻腔炎 | 77.3(51/66) | |
化膿性唾液腺炎 | 90.0(9/10) | |
歯科・口腔外科領域感染症 | 歯周組織炎 | 81.4(70/86) |
歯冠周囲炎 | 83.7(41/49) | |
顎炎 | 85.4(82/96) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |