医療用医薬品 : 沈降炭酸カルシウム

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医薬品情報


総称名 沈降炭酸カルシウム
薬効分類番号 2344
ATCコード A02AC01
KEGG DRUG D00932 沈降炭酸カルシウム
商品一覧
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 1992年8月 改訂


禁忌 効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 包装

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
沈降炭酸カルシウム「司生堂」 司生堂製薬 2344007X1066 0.77円/g

禁忌

次の患者には投与しないこと

(経口)

甲状腺機能低下症又は副甲状腺機能亢進症の患者

効能・効果及び用法・用量

効能効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善

胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む。)

用法用量

沈降炭酸カルシウムとして、通常成人1日1〜3gを3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(経口)

腎障害のある患者

心機能障害、肺機能障害のある患者

便秘のある患者

高カルシウム血症の患者

相互作用

併用注意

テトラサイクリン系抗生物質の吸収を阻害することがあるので、同時に服用させないこと。

本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇により、併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、慎重に投与すること。

大量の牛乳との併用によりmilk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

ビタミンDとの併用により高カルシウム血症があらわれやすくなるので、注意すること。

副作用

その他の副作用

代謝異常

高カルシウム血症、アルカローシス等の電解質失調があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。

長期・大量投与

腎結石、尿路結石があらわれることがある。

消化器

悪心、便秘、下痢、また、まれに胃酸の反動性分泌等の症状があらわれることがある。

過敏症

そう痒感があらわれることがある。

包装

500g

作業情報


改訂履歴

1992年3月
1992年8月 改訂

業態及び業者名等

司生堂製薬株式会社
東京都新宿区下落合2-12-10


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版