医療用医薬品 : ルプラック |
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総称名 | ルプラック |
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一般名 | トラセミド |
欧文一般名 | Torasemide |
製剤名 | トラセミド錠 |
薬効分類名 | ループ利尿剤 |
薬効分類番号 | 2139 |
ATCコード | C03CA04 |
KEGG DRUG |
D00382
トラセミド
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ルプラック錠4mg | LUPRAC Tablets | 田辺三菱製薬 | 2139009F1026 | 15.6円/錠 | 処方箋医薬品注) |
ルプラック錠8mg | LUPRAC Tablets | 田辺三菱製薬 | 2139009F2022 | 25.3円/錠 | 処方箋医薬品注) |
デスモプレシン酢酸塩水和物 (ミニリンメルト)(男性における夜間多尿による夜間頻尿) [2.4参照] | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 |
昇圧アミン (ノルアドレナリン等) [9.1.4参照] | 昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には、一時休薬等の処置を講ずること。 | 本剤が昇圧アミンに対する血管壁の反応性を低下させるためと考えられている。 |
ツボクラリン及びその類似物質 (ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物) [9.1.4参照] | 麻痺作用を増強することがあるので、手術前の患者に使用する場合には、一時休薬等の処置を講ずること。 | 血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されると考えられている。 |
降圧剤 (ACE阻害剤、β遮断剤等) | 併用する降圧剤の用量調節に注意する。 | 併用により降圧作用を増強するおそれがある。 |
アミノグリコシド系抗生物質 (ゲンタマイシン硫酸塩、アミカシン硫酸塩等) | 併用を避けることが望ましい。やむを得ず投与する場合には、アミノグリコシド系抗生物質の血中濃度をモニターし、投与量、投与間隔を調節する。 | アミノグリコシド系抗生物質の腎障害及び第8脳神経障害(聴力障害)を増強するおそれがある。 |
セファロスポリン系抗生物質 | 併用する場合には、慎重に投与する。 | 尿細管でのナトリウムの再吸収の増加に伴い、セファロスポリン系抗生物質の再吸収も増加し、腎毒性を増強するおそれがある。 |
ジギタリス剤 (ジギトキシン、ジゴキシン等) [11.1.3参照] | 不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値をモニターし、カリウム剤の補充を行う。 | 低カリウム血症を起こし、ジギタリスの心臓毒性を増強する可能性が考えられる。 |
糖質副腎皮質ホルモン剤 ACTH グリチルリチン製剤 [11.1.3参照] | 過剰のカリウム放出を起こすおそれがあるので、併用する場合には、慎重に投与する。 | ともにカリウム排泄作用を有する。 |
糖尿病用剤 | 糖尿病用剤の作用を著しく減弱するおそれがある。 | 細胞内外のカリウム喪失がインスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下をもたらすと考えられている。 |
リチウム (炭酸リチウム) | リチウム中毒を起こすおそれがあるので、血中リチウム濃度に注意すること。 | リチウムの腎における再吸収を促進し、リチウムの血中濃度が上昇するおそれがある。 |
サリチル酸誘導体 (サリチル酸ナトリウム、アスピリン等) | サリチル酸中毒が発現するおそれがある。 | 腎の排泄部位において両剤の競合が起こり、サリチル酸誘導体の排泄が遅れるおそれがある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤 (インドメタシン等) | 本剤の利尿作用が減弱されるおそれがある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成抑制による水、ナトリウム体内貯留傾向が、本剤の水、ナトリウム排泄作用に拮抗するためと考えられている。 |
尿酸排泄促進剤 (プロベネシド等) | 尿酸排泄促進剤の尿酸排泄作用を減弱するおそれがある。 | 尿酸再吸収の間接的増大により、尿酸排泄促進剤の作用が抑制される。 |
カルバマゼピン | 症候性低ナトリウム血症があらわれることがある。 | ナトリウム排泄作用が増強され、低ナトリウム血症が起こる。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
血液 | 血液障害(血小板数減少、白血球数減少、赤血球数減少、ヘマトクリット値減少等) | ||
代謝異常 | 電解質失調(低ナトリウム血症、低カリウム血症、低クロール性アルカローシス)、血清尿酸値上昇、高カリウム血症 | 血清脂質増加、高血糖症 | |
過敏症 | 発疹、そう痒 | ||
消化器 | 口渇 | 食欲不振、下痢、腹痛、嘔気・嘔吐、胸やけ | |
肝臓 | AST、ALTの上昇 | γ-GTP、ALPの上昇 | |
腎臓 | BUN、クレアチニンの上昇、頻尿 | ||
精神神経系 | 頭痛、めまい | 手足のしびれ、聴覚障害 | |
その他 | 倦怠感 | 動悸、痛風様発作、関節痛、筋痙攣、CK上昇、LDH上昇 | 女性化乳房 |
投与量(mg) | 投与条件 | Cmax(μg/mL) | Tmax(h) | T1/2β(h) | AUC0-∞(μg・h/mL) |
2 | 1mg×2 | 0.23±0.04 | 0.6±0.2 | 2.0±0.8 | 0.45±0.05 |
5 | 5mg×1 | 0.48±0.14 | 0.8±0.3 | 2.4±0.6 | 1.28±0.32 |
10 | 5mg×2 | 1.40±0.26 | 0.9±0.2 | 2.2±0.4 | 3.55±0.52 |
疾患 | 全般改善率(中等度改善以上) |
心性浮腫 | 21/28(75.0%) |
腎性浮腫 | 35/46(76.1%) |
肝性浮腫 | 26/37(70.3%) |
その他 | 3/4(75.0%) |
計 | 85/115(73.9%) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/11/20 版 |