医療用医薬品 : エクザール |
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| 総称名 | エクザール |
|---|---|
| 一般名 | ビンブラスチン硫酸塩 |
| 欧文一般名 | Vinblastine Sulfate |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 |
| 薬効分類番号 | 4240 |
| ATCコード | L01CA01 |
| KEGG DRUG |
D01068
ビンブラスチン硫酸塩
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| エクザール注射用10mg | Exal for Injection 10mg | 日本化薬 | 4240401D2031 | 2214円/瓶 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| 増量段階 | 投与量 |
| 第1回目 | 0.1mg/kg |
| 第2回目 | 0.15mg/kg |
| 第3回目 | 0.2mg/kg |
| 第4回目 | 0.25mg/kg |
| 第5回目 | 0.3mg/kg |
| アゾール系抗真菌剤 イトラコナゾール、ミコナゾール等 | 本剤の筋神経系の副作用が増強することがある。 | アゾール系抗真菌剤は肝チトクロームP-450 3Aを阻害するため、併用により本剤の代謝を抑制することがある。 |
| マクロライド系抗生物質 エリスロマイシン | 作用が増強したとの報告がある。 | エリスロマイシンは肝チトクロームP-450 3Aを阻害するため、併用により本剤の代謝を抑制することがある。 |
| フェニトイン | フェニトインの血中濃度が低下し、痙攣が増悪することがあるとの報告があるので、フェニトインの投与量を調節することが望ましい。 | フェニトインの吸収を減少させる、あるいは代謝を亢進させるとの報告がある。 |
| 神経毒性を有する薬剤 白金含有の抗悪性腫瘍剤 | 神経系副作用が増強することがある。白金含有の抗悪性腫瘍剤の場合、聴覚障害(難聴)が増強する可能性がある。 | 神経毒性を有する。 |
| マイトマイシンC | 呼吸困難及び気管支痙攣が発現しやすいことが報告されている。 | 機序不明 |
| 他の抗悪性腫瘍剤 | 骨髄抑制等の副作用が増強することがある。患者の状態を観察しながら減量するなど用量に注意すること。 | 骨髄抑制作用を有する。 |
| 他の抗悪性腫瘍剤 | 心筋梗塞、脳梗塞、レイノー現象等が発現したとの報告がある。 | 機序不明 |
| 放射線照射 | 骨髄抑制等の副作用が増強することがある。患者の状態を観察しながら減量するなど用量に注意すること。 | 骨髄抑制作用を有する。 |
| 3%以上 | 3%未満 | 頻度不明 | |
| 消化器 | 口内炎 | 悪心・嘔吐、口唇炎、消化不良、食欲不振、口渇、腹痛、便秘 | |
| 過敏症 | 発疹 | ||
| 皮膚 | 脱毛 | 水疱形成 | |
| 精神神経系 | 歩行困難 | 味覚異常、不安、不眠、深部腱反射の消失、関節痛、筋肉痛、倦怠感、脱力感、頭痛、眩暈、抑うつ、唾液腺痛、排尿障害 | |
| 生殖器 | 無精子症、無月経、性腺(睾丸、卵巣)障害等 | ||
| 循環器 | 高血圧、レイノー現象、頻脈 | ||
| 投与部位 | 注射局所痛・壊死 | ||
| その他 | 眼振等の平衡感覚障害、発熱、静脈炎、腫瘤・リンパ節の疼痛 |
| 投与量 | n | T1/2α(hr) | T1/2β(hr) | T1/2γ(hr) | 消失速度定数(hr−1) |
| 10.3mg i.v. | 3 | 0.062±0.040 | 1.64±0.34 | 24.8±7.5 | 0.190±0.058 |
| 投与量 | n | 分布容積(L/kg) | 血清クリアランス(L/kg/hr) |
| 10.3mg i.v. | 3 | 27.3±14.9 | 0.740±0.317 |
| 疾患名 | 治験例数 | 有効例数 | 有効率(%) | |
| 悪性リンパ腫 | ホジキン病 | 11 | 7 | 63.6 |
| 悪性リンパ腫 | 9 | 6 | 66.7 | |
| 細網肉腫 | 13 | 8 | 61.5 | |
| 小計 | 33 | 21 | 63.6 | |
| 絨毛性疾患 | 絨毛上皮腫 | 25 | 7 | 28.0 |
| 破壊性胞状奇胎 | 21 | 9 | 42.9 | |
| 胞状奇胎 | 14 | 7 | 50.0 | |
| 小計 | 60 | 23 | 38.3 | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |