医療用医薬品 : リプル |
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総称名 | リプル |
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一般名 | アルプロスタジル |
欧文一般名 | alprostadil |
薬効分類名 | プロスタグランジンE1製剤 |
薬効分類番号 | 2190 |
ATCコード | C01EA01 |
KEGG DRUG |
D00180
アルプロスタジル
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KEGG DGROUP |
DG00239
アルプロスタジル
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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1.警告 2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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リプル注5μg | Liple INJECTION | 田辺三菱製薬 | 2190406A1063 | 1380円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
リプル注10μg | Liple INJECTION | 田辺三菱製薬 | 2190406A2060 | 1590円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
効能又は効果 | 用法及び用量 |
慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症) | 通常、成人1日1回1〜2mL(アルプロスタジルとして5〜10μg)をそのまま又は輸液に混和して緩徐に静注、又は点滴静注する。 なお、症状により適宜増減する。 |
進行性全身性硬化症 全身性エリテマトーデス | |
糖尿病における皮膚潰瘍 | |
振動病 | |
動脈管依存性先天性心疾患 | 輸液に混和し、開始時アルプロスタジル5ng/kg/minとして持続静注し、その後は症状に応じて適宜増減して有効最小量とする。 |
経上腸間膜動脈性門脈造影 | 通常、成人には1回1mL(アルプロスタジルとして5μg)を生理食塩液で10mLに希釈し、造影剤注入30秒前に3〜5秒間で経カテーテル的に上腸間膜動脈内に投与する。 |
抗凝血剤 ワルファリンカリウム等 | 出血傾向の増強をきたすおそれがある。 | 本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これらの薬剤との併用によりその作用を増強するおそれがある。 |
血小板機能を抑制する薬剤 アスピリン チクロピジン塩酸塩 シロスタゾール等 | 出血傾向の増強をきたすおそれがある。 | 本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これらの薬剤との併用によりその作用を増強するおそれがある。 |
血栓溶解剤 ウロキナーゼ等 | 出血傾向の増強をきたすおそれがある。 | 本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これらの薬剤との併用によりその作用を増強するおそれがある。 |
0.1〜1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 嘔気 腹痛 嘔吐 下痢 腹部膨満感・不快感 | 食欲不振 便秘 口腔腫脹感 | 口内炎(アフタを含む) |
循環器 | 血圧降下注) 血管炎 顔面潮紅 胸部絞扼感注) | 発赤 胸痛注) 動悸 頻脈 | 血圧上昇注) |
呼吸器 | 咳嗽 呼吸困難 喘息注) | ||
血液 | 好酸球増多 | ||
中枢神経系 | 発熱 頭痛 | めまい 倦怠感 しびれ(感) | 悪寒 振戦 痙攣 |
皮膚 | 発疹 そう痒感 | 蕁麻疹 | 発汗 |
腎臓 | 腎不全の増悪注) | ||
注射部位 | 血管痛 発赤 | こわばり そう痒感 | |
出血傾向注) | 出血(鼻出血、眼底出血、結膜出血、皮下出血、血尿等) | ||
その他 | 熱感 | 四肢疼痛 (増強を含む) 気分不良 浮腫 視力低下 脱毛 | 低ナトリウム血症 四肢腫脹 |
疾患名 | 改善率(%) 【改善以上】 |
慢性動脈閉塞症における四肢潰瘍、安静時疼痛の改善 [国内第II相試験(比較試験及び一般試験)・国内第III相試験(二重盲検比較試験及び一般試験)] | 52.1 (75/144) |
進行性全身性硬化症、全身性エリテマトーデスにおける皮膚潰瘍の改善 [国内第II相試験(比較試験及び一般試験)・国内第III相試験(二重盲検比較試験及び一般試験)] | 75.3 (55/73) |
糖尿病における皮膚潰瘍の改善 [国内第II相試験(比較試験及び一般試験)・国内第III相試験(二重盲検比較試験及び一般試験)] | 72.5 (50/69) |
振動病における末梢血行障害に伴う自覚症状の改善、末梢循環・神経・運動機能障害の回復 [国内第III相試験(二重盲検比較試験及び一般試験)] | 31.8 (27/85) |
動脈管依存性先天性心疾患の新生児における動脈管の開存 [国内第III相試験(一般試験)] | 74.2 (66/89) |
経上腸間膜動脈性門脈造影における造影能の改善 [国内第II相及び第III相試験(二重盲検比較試験及び一般試験)] | 86.1 (142/165) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |