医療用医薬品 : コントミン |
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| 総称名 | コントミン |
|---|---|
| 一般名 | クロルプロマジン塩酸塩 |
| 欧文一般名 | Chlorpromazine Hydrochloride |
| 薬効分類名 | 精神神経安定剤 |
| 薬効分類番号 | 1171 |
| ATCコード | N05AA01 |
| KEGG DRUG |
D00789
クロルプロマジン塩酸塩
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| KEGG DGROUP |
DG00867
クロルプロマジン
DG01482
ヒスタミンH1受容体拮抗薬
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| コントミン筋注10mg | CONTOMIN INTRAMUSCULAR INJECTION | 田辺三菱製薬 | 1171400A1040 | 97円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| コントミン筋注25mg | CONTOMIN INTRAMUSCULAR INJECTION | 田辺三菱製薬 | 1171400A2054 | 97円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| コントミン筋注50mg | CONTOMIN INTRAMUSCULAR INJECTION | 田辺三菱製薬 | 1171400A3034 | 99円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| アドレナリン (アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く) (ボスミン) [2.3参照] | アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。 |
| 中枢神経抑制剤 (バルビツール酸誘導体・麻酔剤等) | 睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
| 降圧剤 | 起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互に降圧作用を増強させることがある。 |
| アトロピン様作用を有する薬剤 | 口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互にアトロピン様作用を増強させることがある。 |
| アルコール (飲酒) | 眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
| ドンペリドン メトクロプラミド | 内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。 | ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。 |
| リチウム | 心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。 |
| ドパミン作動薬 (レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩) | 相互に作用を減弱させるおそれがある。 | ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。 |
| 有機燐殺虫剤 | 縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので、接触しないように注意すること。 | 本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。 |
| アドレナリン含有歯科麻酔剤 (リドカイン・アドレナリン) | 重篤な血圧低下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。 |
| 0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
| 循環器 | 血圧降下、頻脈、不整脈、心疾患悪化 | |
| 血液 | 白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病 | |
| 消化器 | 食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心・嘔吐、下痢、便秘 | |
| 錐体外路症状 | パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能) | |
| 眼 | 縮瞳、眼内圧亢進、視覚障害 | |
| 内分泌 | 体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿 | |
| 精神神経系 | 錯乱、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激、痙攣 | |
| 過敏症 | 過敏症状、光線過敏症 | |
| その他 | 口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、浮腫、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚の色素沈着 |
| 試験項目 | 動物 | ED50,mg/kg p.o. | |
| 抗アポモルフィン作用 | |||
| 運動亢進 | マウス | 4.8 | |
| 噛み行動 | ラット | 15 | |
| 嘔吐 | イヌ | 3 | |
| 自発運動抑制作用 | マウス | 4.8 | |
| 条件回避反応抑制作用 | |||
| Pole-climbing法 | ラット | 13 | |
| Sidman-type法 | ラット | 11 | |
| 睡眠増強作用 | |||
| ヘキソバルビタール | マウス | 5 | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |