医療用医薬品 : ピーゼットシー |
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総称名 | ピーゼットシー |
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一般名 | ペルフェナジンマレイン酸塩 |
欧文一般名 | Perphenazine Maleate |
薬効分類名 | 精神神経安定剤 |
薬効分類番号 | 1172 |
ATCコード | N05AB03 |
KEGG DRUG |
D02037
ペルフェナジンマレイン酸塩
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KEGG DGROUP |
DG00875
ペルフェナジン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ピーゼットシー糖衣錠2mg | PZC SUGAR-COATED TABLETS | 田辺三菱製薬 | 1172013F1030 | 9.7円/錠 | 処方箋医薬品注) |
ピーゼットシー糖衣錠4mg | PZC SUGAR-COATED TABLETS | 田辺三菱製薬 | 1172013F2037 | 9.7円/錠 | 処方箋医薬品注) |
ピーゼットシー糖衣錠8mg | PZC SUGAR-COATED TABLETS | 田辺三菱製薬 | 1172013F3033 | 10.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アドレナリン (アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く) (ボスミン) [2.3参照] | アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。 |
中枢神経抑制剤 (バルビツール酸誘導体・麻酔剤等) | 睡眠(催眠)・精神機能抑制の増強、麻酔効果の増強・延長、血圧低下等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。なお、バルビツール酸誘導体等の抗痙攣作用は、フェノチアジン系薬剤との併用によっても増強されることはないので、この場合抗痙攣剤は減量してはならない。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
降圧剤 | 起立性低血圧等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互に降圧作用を増強させることがある。 |
アトロピン様作用を有する薬剤 | 口渇、眼圧上昇、排尿障害、頻脈、腸管麻痺等を起こすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互にアトロピン様作用を増強させることがある。 |
アルコール (飲酒) | 眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
ドンペリドン メトクロプラミド | 内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現するおそれがある。 | ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する。 |
リチウム | 心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。 |
ドパミン作動薬 (レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩) | 相互に作用を減弱させることがあるので、投与量を調節するなど慎重に投与すること。 | ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。 |
パロキセチン塩酸塩水和物 | 本剤の作用が増強され、過鎮静及び錐体外路症状が発現したとの報告があるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。 |
有機燐殺虫剤 | 縮瞳、徐脈等の症状があらわれることがあるので接触しないように注意すること。 | 本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強めることがある。 |
アドレナリン含有歯科麻酔剤 (リドカイン・アドレナリン) | 重篤な血圧低下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 血圧低下、頻脈、不整脈、心疾患悪化 | ||
血液 | 白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病 | ||
消化器 | 食欲亢進、食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、便秘 | ||
肝臓 | 肝障害 | ||
錐体外路症状 | パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)、ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動等)、ジストニア(眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張等)、アカシジア(静坐不能) | ||
眼 | 縮瞳、視覚障害 | ||
内分泌 | 体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、月経異常 | ||
精神神経系 | 不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激 | ||
過敏症 | 過敏症状、光線過敏症 | ||
その他 | 口渇、鼻閉、倦怠感、浮腫、皮膚の色素沈着 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |