医療用医薬品 : ザルトプロフェン |
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総称名 | ザルトプロフェン |
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一般名 | ザルトプロフェン |
欧文一般名 | Zaltoprofen |
薬効分類名 | 非ステロイド性鎮痛・消炎剤 |
薬効分類番号 | 1149 |
KEGG DRUG |
D01547
ザルトプロフェン
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KEGG DGROUP |
DG01504
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ザルトプロフェン錠80mg「日医工」 (後発品) | Zaltoprofen Tablets | 日医工 | 1149029F1130 | 10.4円/錠 | 劇薬 |
ニューキノロン系抗菌剤 エノキサシン等 | 痙攣を誘発することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 | ニューキノロン系抗菌剤は中枢神経系の抑制性伝達物質であるγ-アミノ酪酸(GABA)の受容体への結合を阻害することにより痙攣を誘発する。本剤はその阻害作用を増強すると考えられている2)。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム等 | 抗凝血作用を増強するおそれがあるので、用量を調節するなど注意すること。 | 本剤のヒトにおける血漿蛋白結合率(in vitro)は99%以上と高く、血漿蛋白結合率の高い薬剤と併用すると、血中の遊離型薬剤の濃度が上昇するためと考えられている3)。 |
スルホニル尿素系血糖降下剤 トルブタミド等 | 血糖降下作用を増強するおそれがあるので、用量を調節するなど注意すること。 | 本剤のヒトにおける血漿蛋白結合率(in vitro)は99%以上と高く、血漿蛋白結合率の高い薬剤と併用すると、血中の遊離型薬剤の濃度が上昇するためと考えられている3)。 |
チアジド系利尿剤 ヒドロクロロチアジド等 | チアジド系利尿剤の作用を減弱するとの報告がある。 | 本剤のプロスタグランジン生合成抑制作用により、水・塩類の排泄を低下させる可能性が考えられている。 |
リチウム製剤 炭酸リチウム | リチウム製剤の作用を増強するとの報告があるので、リチウム製剤の用量を調節するなど注意すること。 | 本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成抑制作用により、これらの薬剤の腎排泄が減少し、血中濃度が高くなる可能性が考えられている。 |
メトトレキサート | メトトレキサートの作用を増強するとの報告があるので、メトトレキサートの用量を調節するなど注意すること。 | 本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成抑制作用により、これらの薬剤の腎排泄が減少し、血中濃度が高くなる可能性が考えられている。 |
0.1%〜1% | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 胃不快感、胃痛、嘔気、心窩部痛、下痢、胃重感、胸やけ、口内炎、悪心、食欲不振、腹痛、嘔吐 | 便秘、腹部膨満感、舌炎、口渇 | |
精神神経系 | 眠気、めまい、頭痛、しびれ(感) | ||
過敏症 | 発疹、皮疹 | 湿疹、そう痒 | 光線過敏症 |
血液 | ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値低下、赤血球減少、好酸球増加 | 血小板増加、白血球増加 | |
肝臓 | ALT上昇、AST上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇 | ||
腎臓 | BUN上昇 | 血中クレアチニン上昇、血尿 | |
その他 | 浮腫 | 倦怠感、排尿痛、排尿障害、発熱 | ほてり、頻尿 |
Tmax(hr) | Cmax(μg/mL) | T1/2α(hr) | T1/2β(hr) | AUC(μg・hr/mL) |
1.17±0.49 | 5.00±1.65 | 0.87±0.36 | 9.08±6.79 | 12.77±1.56 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0→9(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | |
ザルトプロフェン錠80mg「日医工」 | 12.03±2.67 | 5.75±1.80 | 1.40±0.80 | 1.90±0.48 |
ソレトン錠80 | 12.56±2.54 | 5.83±2.10 | 1.53±0.77 | 1.63±0.35 |
疾患名 | 投与量(mg/日) | 投与期間 | 改善率(%) | |
改善以上 | やや改善以上 | |||
関節リウマチ | 240 | 〜52週 | 90/334(26.9) | 183/334(54.8) |
変形性関節症 | 240 | 4週 | 144/228(63.2) | 193/228(84.6) |
腰痛症 | 240 | 2週 | 120/168(71.4) | 147/168(87.5) |
肩関節周囲炎 | 240 | 2週 | 71/120(59.2) | 93/120(77.5) |
頸肩腕症候群 | 240 | 2週 | 81/118(68.6) | 101/118(85.6) |
手術後・外傷後 | 240 | 7日 | 173/210(82.4) | 202/210(96.2) |
抜歯後 | 160 | 頓用 | 195/214(91.1)* | 210/214(98.1)** |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/03/19 版 |