9.1.1 脳浮腫患者
9.1.2 気管支痙攣患者(呼吸筋・胸郭・胸膜などの異常により換気能力の低下している患者を除く)
9.1.3 重症の頻脈、不整脈の患者
9.1.4 心不全の患者(明瞭な代償不全性心不全の患者を除く)
9.1.5 甲状腺機能亢進症の患者
9.1.6 高血圧症の患者(重症の高血圧症患者を除く)
9.1.7 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者
9.1.8 胃潰瘍疾患患者および胃の手術を受ける患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
<効能共通>
9.7.1 乳児、幼児、小児
乳児、幼児、小児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.7.2 新生児、低出生体重児(早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)の患児を除く)
投与しないこと。新生児、低出生体重児における未熟児無呼吸発作以外の疾患を対象とした臨床試験は実施していない。[
2.5参照]
<早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)>
9.7.3 生後1週未満の患児、高ビリルビン血症のため光線療法を施行中の患児、肝機能障害又は腎機能障害のある患児
用量ならびに投与間隔に留意するなど慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。