医療用医薬品 : フロベン |
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総称名 | フロベン |
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一般名 | フルルビプロフェン |
欧文一般名 | Flurbiprofen |
製剤名 | フルルビプロフェン製剤 |
薬効分類名 | 鎮痛・抗炎症剤 |
薬効分類番号 | 1149 |
ATCコード | M01AE09 M02AA19 |
KEGG DRUG |
D00330
フルルビプロフェン
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KEGG DGROUP |
DG00755
フルルビプロフェン
DG01504
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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フロベン錠40 | FROBEN Tablets | 科研製薬 | 1149011F1076 | 15.7円/錠 | 劇薬 |
フロベン顆粒8% | FROBEN Granules | 科研製薬 | 1149011D1032 | 21.2円/g | 劇薬 |
ニューキノロン系抗菌剤(ただし、エノキサシン水和物、ロメフロキサシン、ノルフロキサシン、プルリフロキサシンは併用禁忌) オフロキサシン等 [9.1.8、10.1、11.1.7参照] | 痙攣があらわれるおそれがある。併用は避けることが望ましい。 | ニューキノロン系抗菌剤のGABA阻害作用が併用により増強されるためと考えられる。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)の作用を増強するとの報告があるので、用量を調節するなど注意すること。 | ワルファリンの血漿蛋白結合と競合し、遊離型ワルファリンが増加するためと考えられる。 |
メトトレキサート | メトトレキサートの作用が増強され、中毒症状(貧血、血小板減少等)があらわれたとの報告があるので、用量を調節するなど注意すること。 | プロスタグランジン合成阻害作用により腎血流が減少し、メトトレキサートの腎排泄が抑制されることにより、メトトレキサートの血中濃度が上昇すると考えられる。 |
リチウム製剤 炭酸リチウム | リチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒を呈するおそれがあるので、併用する場合にはリチウムの血中濃度をモニターするなど観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | プロスタグランジン合成阻害作用により、腎でのナトリウム排泄が減少してリチウムクリアランスを低下させ、リチウムの血中濃度が上昇すると考えられる。 |
チアジド系利尿薬 ヒドロクロロチアジド等 ループ利尿薬 フロセミド | これら利尿薬の作用を減弱するとの報告がある。 | プロスタグランジン合成阻害作用により、水・塩類の体内貯留が生じるためと考えられる。 |
副腎皮質ホルモン剤 メチルプレドニゾロン等 [11.1.3参照] | 相互に消化器系の副作用(消化性潰瘍、消化管出血等)が増強されるおそれがある。 | 両薬剤の消化器系の副作用が併用により増強されると考えられる。 |
CYP2C9阻害作用を有する薬剤 フルコナゾール等 | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 代謝酵素(CYP2C9)の競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。 |
1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、そう痒感 | ||
消化器 | 嘔気・嘔吐、胃部不快感、食欲不振、胃痛 | 下痢、便秘、口渇、腹痛、胃・腹部膨満感 | 口内炎 |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇 | ||
精神神経系 | 頭痛、眠気、めまい、ふらつき感、倦怠感 | ||
循環器 | 動悸 | ||
血液 | 血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長) | ||
耳 | 耳鳴り | ||
その他 | 浮腫 |
Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) |
5.6±0.5 | 1.4±0.2 | 2.7±0.2 |
疾患名\有効率(%) | 有効以上 | やや有効以上 |
関節リウマチ | 34/74(45.9) | 62/74(83.8) |
変形性関節症 | 57/123(46.3) | 94/123(76.4) |
腰痛症 | 194/326(59.5) | 286/326(87.7) |
歯髄炎 | 88/165(53.3) | 136/165(82.4) |
歯根膜炎 | 95/155(61.3) | 140/155(90.3) |
抜歯並びに歯科領域における小手術後の鎮痛・消炎 | 276/407(67.8) | 355/407(87.2) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/09/17 版 |