医療用医薬品 : イムラン |
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総称名 | イムラン |
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一般名 | アザチオプリン |
欧文一般名 | Azathioprine |
薬効分類名 | 免疫抑制剤 |
薬効分類番号 | 3999 |
ATCコード | L04AX01 |
KEGG DRUG |
D00238
アザチオプリン
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KEGG DGROUP |
DG01985
疾患修飾性抗リウマチ薬 (DMARD)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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イムラン錠50mg | Imuran Tablets 50mg | サンドファーマ | 3999005F1059 | 69円/錠 | 処方箋医薬品注) |
生ワクチン 乾燥弱毒生麻しんワクチン 乾燥弱毒生風しんワクチン 乾燥BCG 等 [2.4参照] | 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがある。 | 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性を表す可能性がある。 |
フェブキソスタット(フェブリク) トピロキソスタット(トピロリック、ウリアデック) [2.3参照] | 骨髄抑制等の副作用を増強する可能性がある。 | 本剤の代謝物6-メルカプトプリン(6-MP)の代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼが阻害されることにより、6-MPの血中濃度が上昇することがアロプリノールで知られている。フェブキソスタット及びトピロキソスタットもキサンチンオキシダーゼ阻害作用をもつことから、同様の可能性がある。 |
アロプリノール | 骨髄抑制等の副作用を増強する。併用する場合には、本剤を通常投与量の1/3〜1/4に減量すること。 | アロプリノールが本剤の代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害する。その結果、6-MPの血中濃度が上昇する。 |
ワルファリン | 抗凝血作用が減弱することがある。併用する場合には凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。 | ワルファリンの代謝を促進させることが考えられている。 |
不活化ワクチン B型肝炎ワクチン インフルエンザワクチン等 | 不活化ワクチンの作用を減弱させるとの報告がある。 | 免疫抑制作用によってワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。 |
細胞障害又は骨髄抑制作用のある薬剤 ペニシラミン等 | 骨髄抑制が起こるおそれがある。 | 各薬剤とも骨髄機能抑制作用が報告されている。 |
カプトプリル エナラプリル | 骨髄抑制が起こるおそれがある。 | 併用により骨髄機能抑制に伴う症状が報告されている。 |
アミノサリチル酸誘導体 メサラジン サラゾスルファピリジン等 [15.1.5、16.4参照] | 骨髄抑制が起こるおそれがある。併用する場合には、本剤の減量を考慮すること。 | アミノサリチル酸誘導体が本剤の代謝酵素であるチオプリンメチルトランスフェラーゼ(TPMT)を阻害するとの報告がある13)14)。 |
リバビリン | 骨髄抑制が起こるおそれがある。 | リバビリンはイノシン一リン酸脱水素酵素(IMPDH)を阻害することにより、6-チオグアニンヌクレオチド(6-TGN)の産生が低下し、代謝産物のメチルチオイノシン一リン酸(meTIMP)が蓄積すると考えられる。 |
メトトレキサート | 併用する場合には、適切な白血球数を維持するよう用量を調節すること。 | 6-MPと高用量のメトトレキサート(20mg/m2経口)と併用した場合、6-MPのAUCが約31%上昇したとの報告がある15)。 |
頻度不明 | |
皮膚 | 発疹注1)、血管炎注1) |
腎臓 | 腎機能障害注1) |
膵臓 | 膵炎 |
消化器 | 食欲不振注2)、悪心・嘔吐注2)、下痢 |
循環器 | 心悸亢進 |
全身症状 | 全身倦怠感注1)、筋痛注1)、関節痛注1)、発熱注1)、悪寒注1) |
その他 | 脱毛、口内炎、舌炎、めまい注1) |
Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | AUC0-24(ng・hr/mL) | |
6-MP | 73.7±23.7 | 1.8±1.1 | 1.9±0.6 | − |
6-TU | 1210±785 | 3.5±0.6 | 3.4±1.0 | 7860±5210 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |