医療用医薬品 : シナール

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医薬品情報


総称名 シナール
一般名 アスコルビン酸, ビタミンC, パントテン酸カルシウム
欧文一般名 Ascorbic Acid, Calcium Pantothenate
薬効分類名 ビタミンC・パントテン酸カルシウム配合剤
薬効分類番号 3179
ATCコード A11GB01
KEGG DRUG D04909 アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム
商品一覧 商品一覧(他薬効を含む)
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2019年12月 改訂(製造販売元変更に伴う改訂) (第10版)


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬物動態 薬効薬理 理化学的知見 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
シナール配合錠 Cinal シオノギファーマ 3179115F2034 6.2円/錠
シナール配合顆粒 Cinal シオノギファーマ 3179115D1096 6.3円/g

効能・効果及び用法・用量

効能効果

本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦等),炎症後の色素沈着
なお,効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法用量

シナール配合錠

通常,成人には1回1〜3錠を1日1〜3回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

シナール配合顆粒

通常,成人には1回1〜3gを1日1〜3回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

使用上の注意

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

消化器(頻度不明)

胃不快感,悪心・嘔吐,下痢等があらわれることがある。

臨床検査結果に及ぼす影響

各種の尿検査で,尿糖の検出を妨害することがある。[アスコルビン酸(ビタミンC)による。]

各種の尿試験紙法による尿検査(潜血,ビリルビン,亜硝酸塩)・便潜血反応検査で,偽陰性を呈することがある。[アスコルビン酸(ビタミンC)による。]1)

適用上の注意

調剤時

アルカリ性薬剤,吸湿性薬剤との配合は避けること。

配合時の粉砕は避けること。

薬剤交付時

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

薬物動態

血漿中濃度

健康成人男性1例にアスコルビン酸400mgを空腹時単回経口投与したとき,アスコルビン酸の血漿中濃度は投与1〜2時間後に1.6mg/dL前後の最大値を示し,その後漸減し,一定濃度となった2)

排泄

健康成人女性2例にアスコルビン酸300mgを1日1回経口投与したとき,尿中総アスコルビン酸排泄量は4時間後に最高値を示し,9時間目にはほぼ投与前値に復した3)

薬効薬理

メラニン色素の形成を抑制し,既成メラニン色素の還元を促進する4)5)6)

結合織の主成分であるコラーゲンの生成と保持に関与する7)8)9)10)

このほか,生体内の可逆的酸化還元作用に関与する10)11)

有効成分に関する理化学的知見

一般名アスコルビン酸
一般名ビタミンC
一般名(欧名)Ascorbic Acid
化学名L-threo-Hex-2-enono-1,4-lactone
分子式C6H8O6
分子量176.12
融点約190℃(分解)
性状白色の結晶又は結晶性の粉末で,においはなく,酸味がある。
水に溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
分配係数0.014[1-オクタノール/水]
KEGG DRUGD00018

有効成分に関する理化学的知見

一般名パントテン酸カルシウム
一般名(欧名)Calcium Pantothenate
化学名Monocalcium bis{3-[(2R)-2,4-dihydroxy-3,3-dimethylbutanoylamino]propanoate}
分子式C18H32CaN2O10
分子量476.53
融点195〜196℃(分解)
性状白色の粉末である。
水に溶けやすく,エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
1.0gを水20mLに溶かした液のpHは7.0〜9.0である。
吸湿性である。
結晶多形が認められる。

包装

シナール配合錠

PTP100錠(10錠×10),PTP1200錠(10錠×120)

シナール配合顆粒

SP105g(1g×105包),SP2.1kg(1g×2100包)

主要文献


1. 伊藤機一ほか,  臨床と薬物治療,  11 (2),  202,  (1992)
2. 高橋徹三ほか,  ビタミン,  14 (6),  740,  (1958)
3. 照内淳也ほか,  ビタミン,  16 (1),  1,  (1959)
4. Rothman,S.,  J.Invest.Dermatol.,  5,  61,  (1942)
5. 藤浪得二ほか,  皮膚,  5 (3),  211,  (1963) »DOI
6. 田多井恭子ほか,  治療,  46 (7),  1315,  (1964)
7. Robertson,W.B.,  Ann.N.Y.Acad.Sci.,  92,  159,  (1961) »PubMed »DOI
8. 藤田和典,  皮膚と泌尿,  26 (4),  570,  (1964)
9. 梶原章,  最新医学,  17 (6),  1429,  (1962)
10. 佐川禎昭ほか,  基礎と臨床,  11 (1),  343,  (1977)
11. 香川靖雄,  ビタミン学の進歩 第6集,  49-61,  (1963)  日本ビタミン学会,京都

作業情報


改訂履歴

2017年5月 改訂
2019年12月 改訂(製造販売元変更に伴う改訂) (第10版)

文献請求先

塩野義製薬株式会社
541-0045
大阪市中央区道修町3丁目1番8号
0120-956-734

業態及び業者名等

製造販売元
シオノギファーマ株式会社
大阪府摂津市三島2丁目5番1号

販売元
塩野義製薬株式会社
大阪市中央区道修町3丁目1番8号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2021/8/18 版