医療用医薬品 : カフコデ |
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| 総称名 | カフコデ |
|---|---|
| 一般名 | ジプロフィリン ジヒドロコデインリン酸塩 dl-メチルエフェドリン塩酸塩 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 アセトアミノフェン ブロモバレリル尿素 |
| 欧文一般名 | Diprophylline Dihydrocodeine Phosphate dl-Methylephedrine Hydrochloride Diphenhydramine Salicylate Acetaminophen Bromovalerylurea |
| 製剤名 | ジプロフィリン・ジヒドロコデインリン酸塩・dl-メチルエフェドリン塩酸塩・ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・アセトアミノフェン・ブロモバレリル尿素配合錠 |
| 薬効分類名 | 鎮咳・鎮痛・解熱剤 |
| 薬効分類番号 | 2229 |
| ATCコード | N02AA58 |
| KEGG DRUG |
D08695
dl-メチルエフェドリン塩酸塩・ジヒドロコデインリン酸塩・ジプロフィリン・ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・アセトアミノフェン・ブロモバレリル尿素
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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1.警告 2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| カフコデN配合錠 | Coughcode-N Combination Tablets | ヴィアトリス・ヘルスケア | 2229114F2039 | 8.9円/錠 |
| カテコールアミン製剤 アドレナリン(ボスミン) イソプロテレノール(プロタノール等)等 [2.7参照] | 不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので併用を避けること。 | メチルエフェドリン塩酸塩と相加的に交感神経刺激作用を増強させる。 |
| アルコール(飲酒) [9.1.15参照] | 呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こるおそれがある。 | 相加的に作用を増強させる。 |
| アルコール(飲酒) [9.1.15参照] | アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。 | アルコールによりアセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
| 中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸系薬剤等) クロルプロマジン、ペルフェナジン、フェノバルビタール等 吸入麻酔剤(エーテル等) モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤(イミプラミン塩酸塩等) β-遮断剤(アルプレノロール、プロプラノロール等) | 呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こるおそれがある。 | 相加的に作用を増強させる。 |
| クマリン系抗凝血剤(ワルファリン) | クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | ジヒドロコデインリン酸塩が作用を増強させるが、その作用機序は不明である。 |
| クマリン系抗凝血剤(ワルファリン) | クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | アセトアミノフェンが血漿蛋白結合部位において競合することで、その抗凝血作用を増強させる。 |
| 甲状腺製剤(レボチロキシン、リオチロニン等) | メチルエフェドリン塩酸塩による交感神経刺激作用が増強される。 | 甲状腺ホルモンがメチルエフェドリン塩酸塩の感受性を増大させると考えられている。 |
| キサンチン系薬剤(テオフィリン、アミノフィリン、コリンテオフィリン、カフェイン等) 中枢神経興奮剤(マオウ等) | 過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。 | 中枢神経刺激作用を増強させる。 |
| 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹、そう痒感、紅斑、発熱 |
| 精神神経系 | 眠気、めまい、視調節障害、発汗、倦怠感、神経過敏、頭痛、不眠、熱感、疲労、難聴、抑うつ、知覚異常、言語障害、思考異常、運動失調 |
| 循環器 | 不整脈、血圧変動、動悸、顔面潮紅、顔面蒼白 |
| 消化器 | 悪心・嘔吐、便秘、食欲不振、口渇、下痢、腹痛、腹部膨満感 |
| 血液 | 血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長)、チアノーゼ |
| 依存性a) | 薬物依存 |
| 成分名 | Tmax(h) |
| ジプロフィリン | 0.90±0.65 |
| ジヒドロコデインリン酸塩 | 0.90±0.65 |
| dl-メチルエフェドリン塩酸塩 | 0.95±0.62 |
| ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(ジフェンヒドラミンとして) | 1.95±1.28 |
| アセトアミノフェン | 0.85±0.70 |
| ブロモバレリル尿素 | 0.85±0.70 |
| 疾患 | 症状 | 有効率(%) | |
| 中等度改善以上 | 軽度改善以上 | ||
| かぜ症候群 | 咳 | 36.4(8/22) | 86.4(19/22) |
| 疼痛 | 37.0(10/27) | 88.9(24/27) | |
| 熱 | 53.8(14/26) | 96.2(25/26) | |
| 気管支炎 | 咳 | 68.0(17/25) | 96.0(24/25) |
| 一般的名称 | dl-メチルエフェドリン塩酸塩 |
|---|---|
| 一般的名称(欧名) | dl-Methylephedrine Hydrochloride |
| 化学名 | (1RS,2SR)-2-Dimethylamino-1-phenylpropan-1-ol monohydrochloride |
| 分子式 | C11H17NO・HCl |
| 分子量 | 215.72 |
| 融点 | 207〜211℃ |
| 物理化学的性状 | 無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。 水に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、無水酢酸にほとんど溶けない。 水溶液(1→20)は旋光性を示さない。 |
| 理化学知見その他 | 19.3 dl-メチルエフェドリン塩酸塩 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |