(1)小腸切除、回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する症例に対する有効率は、76.7%(46例/60例)であった
4)。
(2)悪性腫瘍症例に対する有効率は、94.4%(17例/18例)であった
4)。
(3)心疾患術後症例に対する有効率は、62.5%(15例/24例)であった
4)。
(4)難治性下痢症例に対する有効率は、71.4%(5例/7例)であった
4)。
(5)術前に腸管内の清浄化を要する症例に対する有効率は、68.3%(56例/82例)であった
4)。
(6)消化管術後で、未消化態タンパクを含む栄養剤による栄養管理が困難な症例に対する有効率は、66.3%(55例/83例)であった
4)。
(7)ヒルシュスプルング病(short segment)の保存療法、胆道閉鎖、栄養障害等で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な症例に対する有効率は、77.5%(69例/89例)であった。
(8)新生児に対する有効率は76.1%(67例/88例)、乳児に対する有効率は71.1%(118例/166例)、2才未満の幼児に対する有効率は68.2%(30例/44例)、2才以上の小児に対する有効率は73.8%(48例/65例)であった。
(9)副作用発現頻度は25.1%(101/402例)であり、主な副作用は下痢17.7%(71/402例)、悪心・嘔吐2.7%(11/402例)、肝機能異常2.5%(10/402例)、腹部膨満1.7%(7/402例)であった
4)。