医療用医薬品 : ローヘパ |
List Top |
総称名 | ローヘパ |
---|---|
一般名 | パルナパリンナトリウム |
欧文一般名 | Parnaparin Sodium |
製剤名 | パルナパリンナトリウム注射液 |
薬効分類名 | 血液凝固阻止剤 |
薬効分類番号 | 3334 |
ATCコード | B01AB07 |
KEGG DRUG |
D04977
パルナパリンナトリウム
|
KEGG DGROUP |
DG00150
ヘパリン
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
![]() |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
ローヘパ透析用100単位/mLシリンジ20mL | LOWHEPA for Dialysis SYRINGES | エイワイファーマ | 3334404G1039 | 522円/筒 | 生物由来製品, 処方箋医薬品注) |
ローヘパ透析用150単位/mLシリンジ20mL | LOWHEPA for Dialysis SYRINGES | エイワイファーマ | 3334404G2035 | 649円/筒 | 生物由来製品, 処方箋医薬品注) |
ローヘパ透析用200単位/mLシリンジ20mL | LOWHEPA for Dialysis SYRINGES | エイワイファーマ | 3334404G3031 | 823円/筒 | 生物由来製品, 処方箋医薬品注) |
抗凝固剤 | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 本剤の抗凝固作用と血液凝固因子の生合成阻害作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
血栓溶解剤 ウロキナーゼ t-PA製剤等 | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 本剤の抗凝固作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
サリチル酸誘導体 アスピリン等 | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 ジピリダモール チクロピジン塩酸塩等 | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
非ステロイド性消炎剤 | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 本剤の抗凝固作用と血小板機能阻害作用により、出血の危険性が増大する。 |
糖質副腎皮質ホルモン剤 | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 副腎皮質ホルモン剤の消化器系の副作用により、出血の危険性が増大する可能性がある。 |
デキストラン | 本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 | 本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
テトラサイクリン系抗生物質 強心配糖体 ジギタリス製剤 | 本剤の作用が減弱することがある。 | 機序は不明である。 |
筋弛緩回復剤 スガマデクスナトリウム | 本剤の抗凝固作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察するとともに血液凝固に関する検査値に注意すること。 | 作用機序は不明であるが、スガマデクスナトリウム4mg/kgと抗凝固剤の併用中に活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)又はプロトロンビン時間(PT)の軽度で一過性の延長が認められている。 |
アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え) | 本剤の抗凝固作用が減弱し、ヘパリン抵抗性を示すことがある。 | In vitroデータから、アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え)がヘパリン−アンチトロンビンIII複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。 |
0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
血液 | 点状出血、貧血 | 鼻出血 |
過敏症 | そう痒感、発疹 | |
皮膚 | 脱毛、白斑、出血性壊死 | |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇 | |
長期投与 | 骨粗鬆症、低アルドステロン症 | |
その他 | 胸部圧迫感、両頬のつっぱり感、頭痛、動悸 |
投与量 | 20U/kg(5例) | 40U/kg(6例) | 80U/kg(6例) |
Cmax(anti-Xa U/mL) | 0.39±0.03 | 0.67±0.07 | 1.21±0.17 |
T1/2(min) | 84.30±6.00 | 114.94±18.70 | 146.42±7.88 |
AUC(anti-Xa U・min/mL) | 49.00±3.10 | 116.18±18.97 | 241.92±31.36 |
CL(mL/min/kg) | 0.41±0.02 | 0.35±0.06 | 0.34±0.04 |
対象 | 投与法 | 有効例/症例数 | 有効率 | |
血液透析 | 出血性病変又は出血傾向を有しない患者 | 単回投与 | 308/328 | 94% |
持続投与 | 40/44 | 91% | ||
出血性病変又は出血傾向を有する患者 | 持続投与 | 51/55 | 93% | |
血液透析ろ過 血液ろ過 | 出血性病変又は出血傾向を有しない患者 | 単回投与 | 16/18 | 89% |
持続投与 | 18/19 | 95% | ||
出血性病変又は出血傾向を有する患者 | 持続投与 | 13/14 | 93% |
一般的名称 | パルナパリンナトリウム |
---|---|
一般的名称(欧名) | Parnaparin Sodium |
物理化学的性状 | 白色〜微黄色の粉末である。 水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。 吸湿性である。 |
理化学知見その他 | 健康なブタの腸粘膜から得たヘパリンナトリウムを過酸化水素及び酢酸第二銅を用いて、又は次亜塩素酸ナトリウムを用いて分解して得た低分子ヘパリンナトリウムで質量平均分子量は4,500〜6,500である。硫酸エステル化の度合は、二糖類あたり2.0〜2.4である。 |
KEGG DRUG | D04977 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |