1.ノイアート静注用500単位又はノイアート静注用1500単位(以下ノイアートと略す)瓶及び溶剤瓶のゴム栓表面を消毒してください(
図1)。
(図1)
2.溶解液注入針の保護サヤをまず片方〔キャップホルダーの小さい方(a)〕だけ軽くまわしてはずします(
図2)。
(図2)
3.溶解液注入針を溶剤瓶のゴム栓中央にまっすぐ深く刺入してください(
図3)。
(図3)
4.溶解液注入針の反対側の保護サヤ(b)を軽くまわしてはずします(
図4)。
(図4)
5.ノイアート瓶を倒立させて溶解液注入針をゴム栓の中央にまっすぐ深く刺入してください(
図5)。
(図5)
6.溶剤瓶が上になるように逆転してください。液が流れ始めたら連結された両方の瓶を斜めにして液ができるだけノイアート瓶の壁面に沿って流れ込むようにしてください(
図6)。
(図6)
7.溶剤の移行が終わったら、溶解液注入針を溶剤瓶(空)とともに抜き去り、ノイアート瓶をなるべく泡立てないようゆるやかに揺り動かして溶解してください。
8.溶解液注入針はディスポーザブルなので再使用しないでください。
9.輸液セットを用いて点滴注輸する場合
瓶針は溶解液注入針と同じ位置及びその付近に刺入すると液もれを起こすことがありますので離れた位置に刺入してください。
1.ノイアート静注用1500単位瓶に輸液セットの瓶針を刺し、バイアルをさかさまにつるしておく。
2.ロングエアー針のフィルター部(通気部)を指で蓋をした状態のまま、ノイアート静注用1500単位瓶にまっすぐ刺入し、ロングエアー針の先端が液面上に出たことを確認してから、指をはなす。
点滴静注する際に、ロングエアー針の先端が液面上に出るように突き刺してご使用ください。(上図参照)
(注)
・市販の輸液セットなどに組み込まれた通気針は、針が短く先端が液面上に出ないため、点滴の際気泡を生じますので、添付のロングエアー針のご使用をおすすめします。
・ロングエアー針は溶解液注入針と同じ位置及びその付近に刺入すると液もれを起こすことがありますので離れた位置に刺入してください。
・包装袋が破損している場合は使用しないでください。
・ご使用は一回限りです。