医療用医薬品 : セボフレン |
List Top |
総称名 | セボフレン |
---|---|
一般名 | セボフルラン |
欧文一般名 | Sevoflurane |
薬効分類名 | 全身吸入麻酔剤 |
薬効分類番号 | 1119 |
ATCコード | N01AB08 |
KEGG DRUG |
D00547
セボフルラン
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
![]() |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
セボフレン吸入麻酔液 | SEVOFRANE | 丸石製薬 | 1119702G1062 | 27.2円/mL | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
導入 | セボフルランと酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスとで導入する。また、睡眠量の静脈麻酔剤を投与し、セボフルランと酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスでも導入できる。本剤による導入は、通常、0.5〜5.0%で行うことができる。 |
維持 | 患者の臨床徴候を観察しながら、通常、酸素・亜酸化窒素と併用し、最小有効濃度で外科的麻酔状態を維持する。通常、4.0%以下の濃度で維持できる。 |
アドレナリン製剤 (アドレナリン、ノルアドレナリン等) | 頻脈、不整脈、場合によっては心停止を起こすことがある。 本剤麻酔中、5μg/kg未満のアドレナリンを粘膜下に投与しても3回以上持続する心室性期外収縮は誘発されなかったが、5μg/kg〜14.9μg/kgのアドレナリンを投与した場合、1/3の症例に3回以上持続する心室性期外収縮が誘発された1)。 アドレナリン5μg/kgは、60kgのヒトの場合、20万倍希釈アドレナリン含有溶液60mLに相当する。 | 本剤が心筋のアドレナリンに対する感受性を亢進することが知られている。 |
非脱分極性筋弛緩剤 (ロクロニウム臭化物) | 非脱分極性筋弛緩剤の作用を増強するので、本剤による麻酔中、この種の筋弛緩剤を投与する場合には減量すること。 | 本剤は筋弛緩作用を持つため、これらの薬剤と相乗的に働く。 |
β遮断剤 (エスモロール塩酸塩等) | 過剰の交感神経抑制を来すおそれがあるので、注意すること。 | 相互に作用(交感神経抑制作用)を増強する。 |
降圧剤 (ニトロプルシドナトリウム水和物等) | 血圧低下が増強されることがあるので、注意すること。 | 相互に作用(降圧作用)を増強する。 |
α2受容体刺激薬 (デクスメデトミジン塩酸塩等) | 鎮静、麻酔作用が増強し、血圧低下などの症状があらわれるおそれがあるので、注意すること。 | 相互に作用(鎮静、麻酔、循環動態への作用)を増強する。 |
Ca拮抗剤 (ジルチアゼム塩酸塩等) | 徐脈、房室ブロック、心停止等があらわれることがある。 | 相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強させると考えられる。 |
中枢神経系抑制剤 (モルヒネ塩酸塩、フェンタニルクエン酸塩等) | 中枢神経抑制作用が増強されるおそれがあるので、注意すること。 | 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させると考えられる。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
精神・神経 | 頭痛、興奮 | 筋硬直 | 異常脳波(棘波、棘徐波結合等) |
自律神経 | 瞳孔散大 | ||
呼吸器 | 咳 | 気管支痙攣、呼吸抑制 | |
循環器 | 不整脈、血圧変動、心電図異常 | 心拍出量の低下 | |
消化器 | 悪心・嘔吐 | ||
肝臓 | 肝機能検査値異常 | ||
泌尿器 | 乏尿、多尿、ミオグロビン尿 | BUN上昇、クレアチニン上昇 | |
皮膚 | 紅斑 | ||
その他 | 悪寒、発熱 |
平均年齢 | MAC ( )内亜酸化窒素60〜70%併用 |
4.3歳 | 2.49% |
47.5歳 | 1.71(0.66)% |
71.4歳 | 1.48% |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |