医療用医薬品 : PL |
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| 総称名 | PL |
|---|---|
| 一般名 | サリチルアミド アセトアミノフェン 無水カフェイン プロメタジンメチレンジサリチル酸塩 |
| 欧文一般名 | Salicylamide Acetaminophen Anhydrous Caffeine Promethazine Methylenedisalicylate |
| 製剤名 | サリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・プロメタジンメチレンジサリチル酸塩配合顆粒 |
| 薬効分類名 | 総合感冒剤 |
| 薬効分類番号 | 1180 |
| ATCコード | N02BA55 R06AD52 |
| KEGG DRUG |
D04046
サリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・プロメタジンメチレンジサリチル酸塩
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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1.警告 2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 幼児用PL配合顆粒 | PL Combination Granules for Infants | シオノギファーマ | 1180108D1039 | 6.7円/g |
| クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | サリチル酸製剤(アスピリン等)は血小板凝集抑制作用、消化管刺激による出血作用を有する。また、血漿蛋白に結合したクマリン系抗凝血剤と置換し、これらの薬剤を遊離させる。 |
| 糖尿病用剤 インスリン製剤、トルブタミド等 | 糖尿病用剤の作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | サリチル酸製剤(アスピリン等)は血漿蛋白に結合した糖尿病用剤と置換し、これらの薬剤を遊離させる。 |
| 中枢神経抑制剤 鎮静剤、催眠剤、フェノチアジン誘導体等 [2.4参照] | 相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | プロメタジンメチレンジサリチル酸塩は中枢神経抑制作用を有する。 |
| アルコール含有製剤、アルコール (注)本剤は幼児用総合感冒剤である。 [1.1、2.8、9.1.3、9.1.4、9.3.1、9.3.2、11.1.7、13.1.1参照] | 相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | プロメタジンメチレンジサリチル酸塩は中枢神経抑制作用を有する。 |
| アルコール含有製剤、アルコール (注)本剤は幼児用総合感冒剤である。 [1.1、2.8、9.1.3、9.1.4、9.3.1、9.3.2、11.1.7、13.1.1参照] | アルコール多量常飲者がアセトアミノフェンを服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。 | アルコールによりアセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進される。 |
| 降圧剤 カルシウム拮抗剤、アンジオテンシンII受容体拮抗剤、アンジオテンシン変換酵素阻害剤等 | 相互に降圧作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | プロメタジンメチレンジサリチル酸塩は降圧作用を有する。 |
| 抗コリン作用を有する薬剤 フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤等 | 臨床症状:相互に抗コリン作用を増強することがある。 更には、腸管麻痺(食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがある。なお、この悪心、嘔吐は、本剤及び他のフェノチアジン系化合物等の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。 措置方法:減量するなど慎重に投与すること。また、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。 | プロメタジンメチレンジサリチル酸塩は抗コリン作用を有する。 |
| 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹、浮腫、鼻炎様症状、結膜炎 |
| 血液 | チアノーゼ、顆粒球減少、血小板減少、貧血 |
| 消化器 | 食欲不振、悪心、口渇、胸やけ、胃痛、嘔吐、消化管出血 |
| 精神神経系 | 眠気、めまい、倦怠感、頭痛、耳鳴、難聴、視覚障害、不安感、興奮、神経過敏、不眠、痙攣、せん妄 |
| 肝臓 | 肝機能障害 |
| 腎臓 | 腎障害 |
| 循環器 | 血圧上昇、低血圧、頻脈 |
| その他 | 過呼吸、代謝性アシドーシス、尿閉、発汗、咳嗽、振戦 |
| 症状 | 改善例数※/有効性評価対象例数 | 改善率(%) |
| 鼻汁 | 31/41 | 75.6 |
| 鼻閉 | 30/41 | 73.2 |
| 咽頭痛 | 12/14 | 85.7 |
| 頭痛 | 3/5 | − |
| 関節痛 | 1/1 | − |
| 筋肉痛 | 2/2 | − |
| 発熱 | 8/9 | − |
| 投与前値 | 投与後の変動値 | |||||
| 30分 | 60分 | 120分 | 180分 | 240分 | ||
| 直腸温(℃) | 36.62 | −1.54 | −2.00 | −0.58 | −0.27 | −0.20 |
| 投与経路\試験法 | ハフナー変法 | 酢酸ライジング法 |
| 皮下投与 | 236 | 193 |
| 経口投与 | 460 | 372 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/11/19 版 |