○ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
○下記疾患のうち、ビタミンCの欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合
(効果がないのに月余にわたって漫然と使用しないこと)
毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)
薬物中毒
副腎皮質機能障害
骨折時の骨基質形成・骨癒合促進
肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着
アスコルビン酸として、通常成人1日50〜2,000mgを1〜数回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
胃腸
悪心・嘔吐、下痢等の症状(頻度不明)があらわれることがある。
(1)各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
(2)各種の尿・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。
<配合変化>
本品は還元性、キレート性が強いので配合変化を起こしやすく、その際本品の効力は低下するので注意を要する。