医療用医薬品 : エディロール |
List Top |
総称名 | エディロール |
---|---|
一般名 | エルデカルシトール |
欧文一般名 | Eldecalcitol |
製剤名 | エルデカルシトールカプセル |
薬効分類名 | 骨粗鬆症治療剤(活性型ビタミンD3製剤) |
薬効分類番号 | 3112 |
KEGG DRUG |
D07578
エルデカルシトール
|
KEGG DGROUP |
DG03232
骨粗鬆症治療薬
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
エディロールカプセル0.5μg | EDIROL Capsules | 中外製薬 | 3112006M1022 | 28.4円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
エディロールカプセル0.75μg | EDIROL Capsules | 中外製薬 | 3112006M2029 | 41円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
ジギタリス製剤 ジゴキシン 等 | 高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。 | 高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。 |
カルシウム製剤 乳酸カルシウム 炭酸カルシウム 等 [7.、8.1、8.2、9.1.1、9.2、11.1.1参照] | 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 | 本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。 |
ビタミンD及びその誘導体 アルファカルシドール カルシトリオール 等 [7.、8.1、8.2、9.1.1、9.2、11.1.1参照] | 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 | 相加作用による。 |
PTH製剤 テリパラチド 等 PTHrP製剤 アバロパラチド酢酸塩 [7.、8.1、8.2、9.1.1、9.2、11.1.1参照] | 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 | 相加作用による。 |
マグネシウムを含有する製剤 酸化マグネシウム 炭酸マグネシウム 等 | 高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。 | 他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。 |
マグネシウムを含有する製剤 酸化マグネシウム 炭酸マグネシウム 等 | ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。 | 血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。 |
2%以上 | 2%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 便秘、胃不快感、口渇、胃炎 | 嘔気、下痢、腹痛 | |
精神神経系 | 浮動性めまい、味覚異常 | ||
肝臓 | γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇 | ||
腎臓 | クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性 | ||
代謝 | 尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%注2)) | 血中尿酸増加、Al-P上昇 | |
血液 | ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少 | ||
皮膚 | 発疹、そう痒症 | ||
その他 | 耳鳴 | 浮腫 |
投与群 | 12週後 | 24週後 | 48週後 | 合計注2) |
0.5μg | 238.1±80.9 (n=49) | 249.7±64.4 (n=48) | 246.0±136.3 (n=44) | 244.5±96.8 (N=141) |
0.75μg | 339.7±108.8 (n=54) | 351.5±95.3 (n=52) | 306.2±150.1 (n=47) | 333.4±119.8 (N=153) |
1.0μg | 514.3±674.5 (n=53) | 469.9±135.2 (n=51) | 401.3±140.2 (n=45) | 465.0±417.1 (N=149) |
Cmax(pg/mL) | AUClast(pg・h/mL) | |
空腹時投与注3) | 100.42±11.02 | 4,094±445 |
食後投与注4) | 95.37±8.89 | 3,879±577 |
Cmax(pg/mL) | AUClast(pg・h/mL) | |
肝機能障害患者 (Child-Pugh分類 ClassA) | 99.7±19.1 | 3,622±731 |
肝機能障害患者 (Child-Pugh分類 ClassB) | 73.9(63.1,84.6) | 2,936(2,622,3,250) |
健康成人男性1) | 99.8±12.7 | 3,947±580 |
因子 | エルデカルシトール投与量、投与期間 | 血清中エルデカルシトールトラフ濃度(pg/mL) (n=例数、N=測定ポイント数) | |
CLcr(mL/min)注5) | 10以上30未満 | 0.75μg144週間 | 384.3±145.7(N=17) |
30以上60未満 | 322.9±114.8(N=331) | ||
60以上70未満 | 304.8±89.4(N=19) | ||
70以上 | 254.2±81.6(N=15) | ||
年齢 | 75歳未満 | 0.75μg144週間 | 302.3±101.0(N=232) |
75歳以上 | 352.5±129.1(N=150) | ||
性別 | 男性 | 1.0μg注1)、15日間 | 316.1±96.3注6)(n=6) |
男性 | 1.0μg注1)、14日間 | 289.6±114.1注7)(n=22) | |
女性 | 1.0μg注1)、12週間 | 260.4±55.6注8)(N=80) |
指標薬 | 投与群 | 幾何平均の比(反復投与後/反復投与前) [90%信頼区間] | |
AUClast | Cmax | ||
シンバスタチン | プラセボ | 0.964 [0.6903-1.3468] | 1.158 [0.8766-1.5306] |
エルデカルシトール | 0.848 [0.6743-1.0654] | 0.809 [0.6669-0.9826] | |
シンバスタチン代謝物(オープンアシド体) | プラセボ | 0.874 [0.7535-1.0136] | 0.958 [0.7526-1.2185] |
エルデカルシトール | 0.929 [0.7178-1.2029] | 0.894 [0.6302-1.2684] |
骨折発生頻度(3年間)注1) (n=有効性評価症例数) | 相対リスク減少率 (P値注2)) | ||
エルデカルシトール群 (n=526) | アルファカルシドール群 (n=523) | ||
新規椎体骨折 | 13.4% | 17.5% | 26% (P=0.0460) |
前腕骨骨折 | 1.1% | 3.6% | 71% (P=0.0048) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/03/19 版 |