医療用医薬品 : グルベス |
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総称名 | グルベス |
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一般名 | ミチグリニドカルシウム水和物 ボグリボース |
欧文一般名 | Mitiglinide Calcium Hydrate Voglibose |
製剤名 | ミチグリニドカルシウム水和物/ボグリボース配合錠 |
薬効分類名 | 速効型インスリン分泌促進薬/食後過血糖改善薬配合剤 |
薬効分類番号 | 3969 |
KEGG DRUG |
D10160
ミチグリニドカルシウム水和物・ボグリボース
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KEGG DGROUP |
DG02044
血糖降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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グルベス配合錠 | GLUBES Combination Tablets | キッセイ薬品工業 | 3969102F1020 | 25.8円/錠 | 処方箋医薬品注) |
糖尿病用薬 インスリン製剤 ビグアナイド系薬剤 速効型インスリン分泌促進剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 チアゾリジン系薬剤 DPP-4阻害剤 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 [11.1.2参照] | 低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要に応じて中止を考慮すること。 特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。 チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。 | ・血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
サリチル酸製剤 アスピリン等 クロフィブラート等 サルファ剤 スルファメトキサゾール等 | 低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要に応じて中止を考慮すること。 特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。 チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。 | ・血糖降下作用が増強されるおそれがある。 ・ミチグリニドカルシウム水和物の血中蛋白との結合抑制及び代謝阻害により血糖降下作用が増強されるおそれがある。 ・アスピリンとして1回量1500mgの併用時に影響する可能性があるが、低用量(アスピリンとして1回量300mg)では影響しない。 |
β-遮断剤 プロプラノロール塩酸塩等 モノアミン酸化酵素阻害剤 タンパク同化ホルモン剤 テトラサイクリン系抗生物質 テトラサイクリン塩酸塩 ミノサイクリン塩酸塩等 ワルファリン | 低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要に応じて中止を考慮すること。 特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。 チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。 | 血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
アドレナリン 副腎皮質ホルモン メチルプレドニゾロン等 卵胞ホルモン エチニルエストラジオール等 ニコチン酸 イソニアジド ピラジナミド フェノチアジン系薬剤 クロルプロマジン等 利尿剤 チアジド系等 フェニトイン | 経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖が上昇してコントロール不良になることがある。 食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。 血糖コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じて中止を考慮すること。 | 血糖降下作用が減弱されるおそれがある。 |
甲状腺ホルモン 乾燥甲状腺等 | 血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。 | 血糖コントロールがむずかしくなるおそれがある。 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
代謝 | 低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、発汗、悪寒、意識低下、倦怠感、動悸、頭重感、眼のしょぼしょぼ感、嘔気、気分不良、しびれ感、眠気、歩行困難、あくび等) | ||
消化器 | 口渇、胸やけ、嘔気、胃不快感、胃炎、胃潰瘍、腹部膨満、腹鳴、腹痛、放屁増加、下痢、軟便、便秘、空腹感、味覚異常、食欲不振 | 口内炎、舌のしびれ、嘔吐、胃痛、胃腸炎、腸管嚢胞様気腫症、食欲亢進 | |
皮膚 | 湿疹 | 発疹、そう痒、皮膚乾燥、光線過敏症 | |
筋骨格系 | 背部痛、筋肉痛、関節痛、下肢痙直、筋骨格硬直 | ||
精神神経系 | 頭痛、眩暈、しびれ感 | 眠気、不眠、ふらつき | |
耳 | 耳痛 | ||
肝臓 | 胆嚢ポリープ、総ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇 | ||
循環器 | 心拡大、心室性期外収縮、血圧上昇 | 動悸、高血圧悪化 | |
呼吸器 | 咳、咽頭異和感、かぜ症候群 | ||
腎臓・泌尿器 | 尿蛋白、尿潜血、BUN上昇 | 腎嚢胞、頻尿 | |
その他 | 倦怠感、冷汗、ほてり、胸部不快感、四肢痛、体重増加、好酸球数増加、好中球数増加、トリグリセリド上昇、遊離脂肪酸上昇、尿酸上昇、カリウム上昇 | 脱力感、発汗、浮腫、脱毛、眼のしょぼしょぼ感、眼のかすみ、胸痛、右季肋部痛、貧血、血小板減少、顆粒球減少、血清アミラーゼ上昇、乳酸上昇、総コレステロール上昇、LDL-コレステロール上昇、HDL-コレステロール低下、CK上昇、高カリウム血症、ピルビン酸上昇、BNP上昇 |
投与時期(空腹下投与) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) |
本剤(n=40) | 896.9 | 0.46 | 1.25 |
標準製剤(n=40) | 900.0 | 0.44 | 1.23 |
投与時期 | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | AUC0‐24hr(ng・hr/mL) |
食直前(n=6) | 384.9 | 0.29 | 1.42 | 472 |
食後(n=6) | 143.5 | 2.08 | 1.26 | 444 |
Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | AUC0-inf(ng・hr/mL) | CLtot/F(mL/min/kg) | Vdss/F(L/kg) | |
腎機能正常者 (n=8) Ccrが91mL/min以上 | 1275.3 | 0.69 | 1.48 | 1517 | 1.64 | 0.16 |
腎機能低下者 (n=7) Ccrが31〜50mL/min | 1643.9 | 0.29 | 3.22 | 2132 | 1.37 | 0.20 |
慢性腎不全患者 (n=8) Ccrが30mL/min以下で透析を実施中 | 764.7 | 0.41 | 11.7 | 1741 | 1.70 | 0.86 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |