医療用医薬品 : スープレン |
List Top |
総称名 | スープレン |
---|---|
一般名 | デスフルラン |
欧文一般名 | Desflurane |
製剤名 | デスフルラン |
薬効分類名 | 全身吸入麻酔剤 |
薬効分類番号 | 1119 |
ATCコード | N01AB07 |
KEGG DRUG |
D00546
デスフルラン
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
![]() |
2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
スープレン吸入麻酔液 | Suprane | バクスター・ジャパン | 1119703G1024 | 37.8円/mL | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
アドレナリン製剤 (アドレナリン、ノルアドレナリン等) | 頻脈、不整脈、場合によっては心停止を起こすことがある。 本剤麻酔中、7.0μg/kg未満のアドレナリンを投与しても3回以上持続する心室性期外収縮は誘発されなかったが、7.0〜13.0μg/kgのアドレナリンを投与した場合、50%(6/12例)の症例に3回以上持続する心室性期外収縮が誘発された1)。アドレナリン7.0μg/kgは60kgのヒトの場合、20万倍希釈アドレナリン含有溶液84mLに相当する。 | 本剤が心筋のアドレナリンに対する感受性を亢進することが知られている。 |
中枢神経系抑制剤 (ベンゾジアゼピン系薬剤、オピオイド鎮痛剤等) | 本剤の麻酔作用が増強され、血圧低下や心拍数減少等をきたすおそれがあるため、これらの薬剤を併用する場合には、本剤の減量を考慮すること。 | 相加的に作用を増強させると考えられる。 |
筋弛緩剤 (パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物、スキサメトニウム塩化物水和物等) | 筋弛緩剤の作用が増強するので、併用する場合には、筋弛緩剤を減量すること。 | 本剤は筋弛緩剤の作用を増強する。 |
10%以上 | 1〜10%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 頭痛 | 息こらえ、激越、浮動性めまい、痙攣、せん妄 | ||
消化器 | 悪心、嘔吐 | 流涎過多、急性膵炎、腹痛 | ||
循環器 | 結節性不整脈、心拍数減少、心拍数増加、血圧低下 | 上室性不整脈、完全房室ブロック、脚ブロック、洞性不整脈、洞性頻脈、上室性期外収縮、頻脈、心室性期外収縮 | 悪性高血圧、低血圧、高血圧、血管拡張、心筋梗塞、心筋虚血、不整脈、徐脈、心室不全、心室壁運動低下、心電図異常、心電図ST-T変化、心電図T波逆転 | |
血液 | 凝血異常、出血、凝固検査異常 | |||
泌尿器 | 尿糖、尿蛋白陽性 | |||
皮膚 | 蕁麻疹、紅斑 | |||
眼 | 結膜炎、黄疸眼 | |||
肝臓 | ビリルビン増加 | γ-GTP増加、AST増加、ALT増加、LDH増加、ALP増加 | 胆汁うっ滞、肝機能異常 | |
呼吸器 | 咽頭炎、無呼吸、咳嗽、低酸素症、呼吸停止、呼吸不全、呼吸窮迫、気管支痙攣、喀血 | |||
代謝・栄養 | 低カリウム血症、代謝性アシドーシス | |||
その他 | 悪寒 | 無力症、筋肉痛、倦怠感、アンモニア増加、CK増加 |
デスフルラン群 | セボフルラン群(亜酸化窒素併用) | |||
合計 | 亜酸化窒素併用 | 酸素併用 | ||
麻酔維持中の平均終末呼気濃度(%) | 4.12±1.10(166例) | 3.88±1.04(111例) | 4.62±1.07(55例) | 1.35±0.31(50例) |
麻酔薬としての有効率(%) | 98.8(164/166例) | 99.1(110/111例) | 98.2(54/55例) | 100(50/50例) |
抜管までに要した時間(分) | 9.8±5.0(166例) | 10.1±4.6(111例) | 9.3±5.7(55例) | 14.8±8.4(50例) |
抜管までに要した時間の薬剤間差とその95%信頼区間注) | −4.6[−6.6,−2.7] |
一般的名称 | デスフルラン |
---|---|
一般的名称(欧名) | Desflurane |
化学名 | (2RS)-2-(Difluoromethoxy)-1,1,1,2-tetrafluoroethane |
分子式 | C3H2F6O |
分子量 | 168.04 |
物理化学的性状 | 本剤は無色澄明の液である。90%エタノール、アセトン又はヘキサンに溶けやすく、水に溶けにくい。 |
比重 | (20℃):1.465 |
沸点 | 23℃ |
分配係数 | 11)12)(37℃):血液/ガス 0.424 オリーブオイル/ガス 18.7 脳/ガス 0.54 |
理化学知見その他 | 20℃:684mmHg 22℃:727mmHg 23℃:761mmHg 24℃:791mmHg 26℃:853mmHg |
KEGG DRUG |
![]() |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |