医療用医薬品 : プロイメンド |
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総称名 | プロイメンド |
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一般名 | ホスアプレピタントメグルミン |
欧文一般名 | Fosaprepitant Meglumine |
製剤名 | 注射用ホスアプレピタントメグルミン |
薬効分類名 | 選択的NK1受容体拮抗型制吐剤 |
薬効分類番号 | 2391 |
ATCコード | A04AD12 |
KEGG DRUG |
D06597
ホスアプレピタントメグルミン
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KEGG DGROUP |
DG00066
アプレピタント
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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プロイメンド点滴静注用150mg | PROEMEND for I.V.Infusion | 小野薬品工業 | 2391405D1020 | 10068円/瓶 | 処方箋医薬品注) |
ピモジド オーラップ錠1mg、3mg、細粒1% [2.2参照] | 左記薬剤の血中濃度上昇により、QT延長、心室性不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 | 本剤の活性本体アプレピタントの用量依存的なCYP3A4阻害作用によって、左記薬剤の血中濃度上昇を来すことがあり、重篤又は生命を脅かす事象の原因となるおそれがある。 |
CYP3A4を阻害する薬剤 イトラコナゾール、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、リトナビル等 [16.7.1参照] | 本剤と強力なCYP3A4阻害剤(例:ケトコナゾール)との併用は慎重に行うこと。 | 本剤の活性本体アプレピタントはCYP3A4の基質であるため、CYP3A4活性を阻害する薬剤と併用することによってアプレピタントの血中濃度が上昇する場合がある。 |
ジルチアゼム [16.7.4参照] | 本剤とジルチアゼムとの併用投与によって、両薬剤への曝露が増大する可能性がある。 | 本剤の活性本体アプレピタント及びジルチアゼムの代謝が競合的に阻害される。 |
CYP3A4を誘導する薬剤 リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン等 [16.7.2参照] | 本剤の作用が減弱するおそれがある。 | 本剤の活性本体アプレピタントはCYP3A4の基質であるため、これらの薬剤によりアプレピタントの代謝が促進される場合がある。 |
CYP3A4で代謝される薬剤 デキサメタゾン、メチルプレドニゾロン、ミダゾラム等 [7.1、8.1、16.7.3、16.7.5、16.7.6参照] | これらの薬剤の効果が増強されるおそれがある。なお、デキサメタゾンを併用する場合は、デキサメタゾンの用量を減量するなど用量に注意すること。 | 本剤の活性本体アプレピタントの用量依存的なCYP3A4阻害作用によって、これらの薬剤の代謝が阻害される場合がある。 |
CYP2C9で代謝される薬剤 ワルファリン、トルブタミド、フェニトイン等 [8.2、16.7.7、16.7.8参照] | これらの薬剤の効果が減弱されるおそれがある。 | 本剤の活性本体アプレピタントのCYP2C9誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される場合がある。 |
ホルモン避妊法 エチニルエストラジオール等 [16.7.9参照] | これらの薬剤の効果が減弱されるおそれがあるので、本剤の投与期間中及び最終投与から1ヵ月間は、代りの避妊法又は補助的避妊法を用いる必要がある。 | 機序は解明されていないが、本剤の活性本体アプレピタントとの併用によりこれらの薬剤の代謝が亢進することが報告されている。 |
5〜10%未満 | 5%未満 | 頻度不明 | |
皮膚 | 発疹 | そう痒、紅斑、皮膚病変、光線過敏症、ざ瘡、多汗症、脂性肌、蕁麻疹 | |
精神神経系 | 頭痛 | めまい、眠気、不眠症、不安、多幸症、異常な夢、認知障害、失見当識 | |
循環器 | 潮紅 | 徐脈、動悸、頻脈、不整脈、ほてり、血圧上昇 | |
消化器 | 便秘 | 下痢、腹痛、腹部不快感、口内炎 | 悪心、嘔吐、鼓腸、消化不良、おくび、胃炎、腸炎、胃食道逆流性疾患、口内乾燥、食欲不振、腹部膨満 |
呼吸器 | しゃっくり | 咳嗽 | 咽頭炎、後鼻漏、くしゃみ、咽喉刺激感 |
肝臓 | ALTの上昇 | AST、アルカリホスファターゼ、γ-GTP、ビリルビンの上昇 | |
腎臓 | 蛋白尿、尿糖 | BUN上昇、クレアチニン上昇、頻尿、多尿、排尿困難、血尿 | |
血液 | リンパ球数減少 | 貧血、好中球数減少、白血球数減少、血小板数減少、単球数減少 | |
筋骨格系 | 筋痙攣、筋痛、四肢痛 | ||
注射部 | 疼痛、そう痒感、紅斑、硬結、腫脹 | 血栓性静脈炎 | |
その他 | 倦怠感、浮腫、味覚異常、低ナトリウム血症 | 胸部不快感、疲労、無力症、嗜眠、発熱、耳鳴、疼痛、粘膜の炎症、体重増加、体重減少、多飲症、高血糖、口渇、脱水、アルブミン減少、低カリウム血症、低クロール血症、結膜炎、ブドウ球菌感染症、カンジダ症 |
ホスアプレピタント | アプレピタント | |||
AUC0-∞(ng・hr/mL) | T1/2(hr) | Cmax(ng/mL) | AUC0-∞(ng・hr/mL) | T1/2(hr) |
3260±520 | 0.036±0.006 | 5440±2200 | 59600±22900 | 14±6 |
Cmax(ng/mL) | AUC0-∞(ng・hr/mL) | T1/2(hr) | |
12歳以上18歳以下 | 4070±1580 | 61100±29200 | 10.1±4.17 |
生後6ヵ月以上12歳未満 | 3020±1110 | 35200±14700 | 5.69±1.40 |
主要評価項目 | 副次評価項目 | ||
抗悪性腫瘍剤注1)投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
本剤群注2) | 64.2%*(111/173例) | 93.6%*(162/173例) | 64.7%*(112/173例) |
標準治療群注3) | 47.3%(79/167例) | 80.8%(135/167例) | 48.8%(81/166例) |
主要評価項目 | 副次評価項目 | ||
抗悪性腫瘍剤注4)投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
本剤群注5) | 71.9%(795/1106例) | 89.0%(963/1082例) | 74.3%(822/1106例) |
アプレピタント群注6) | 72.3%(820/1134例) | 88.0%(974/1107例) | 74.2%(841/1133例) |
抗悪性腫瘍剤注7)投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
本剤群注8)(生後6ヵ月以上18歳以下) | 40.7%(11/27例) | 81.5%(22/27例) | 44.4%(12/27例) |
12歳以上18歳以下 | 25.0%(3/12例) | 75.0%(9/12例) | 25.0%(3/12例) |
生後6ヵ月以上12歳未満 | 53.3%(8/15例) | 86.7%(13/15例) | 60.0%(9/15例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |