医療用医薬品 : ペロスピロン塩酸塩 |
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総称名 | ペロスピロン塩酸塩 |
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一般名 | ペロスピロン塩酸塩水和物 |
欧文一般名 | Perospirone Hydrochloride Hydrate |
製剤名 | ペロスピロン塩酸塩製剤 |
薬効分類名 | 抗精神病剤 |
薬効分類番号 | 1179 |
KEGG DRUG |
D02372
ペロスピロン塩酸塩水和物
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ペロスピロン塩酸塩錠4mg「アメル」 (後発品) | Perospirone Hydrochloride Tablets「AMEL」 | 共和薬品工業 | 1179043F1040 | 6.1円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
ペロスピロン塩酸塩錠8mg「アメル」 (後発品) | Perospirone Hydrochloride Tablets「AMEL」 | 共和薬品工業 | 1179043F2047 | 10.5円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
ペロスピロン塩酸塩錠16mg「アメル」 (後発品) | Perospirone Hydrochloride Tablets「AMEL」 | 共和薬品工業 | 1179043F3035 | 16.8円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
アドレナリン (アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く) ボスミン [2.4参照] | アドレナリンの作用を逆転させ、血圧降下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β受容体の刺激剤であり、本剤のα受容体遮断作用により、β受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。 |
アドレナリン含有歯科麻酔剤 リドカイン・アドレナリン | 血圧降下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β受容体の刺激剤であり、本剤のα受容体遮断作用により、β受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されるおそれがある。 |
中枢神経抑制剤 バルビツール酸誘導体等 | 相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | ともに中枢神経抑制作用を有する。 |
ドパミン作動薬 レボドパ製剤 ブロモクリプチン | 相互に作用が減弱することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 本剤はドパミン受容体遮断作用を有する。 |
降圧剤 | 相互に降圧作用を増強する可能性があるので、減量するなど慎重に投与すること。 | ともに降圧作用を有する。 |
ドンペリドン メトクロプラミド | 内分泌機能調節異常又は錐体外路症状が発現しやすくなることがある。 | ともにドパミン受容体遮断作用を有する。 |
アルコール(飲酒) | 相互に中枢神経抑制作用を増強することがある。 | ともに中枢神経抑制作用を有する。 |
H2受容体遮断薬 シメチジン等 | 相互に胃液分泌抑制作用を増強する可能性があるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | ともに胃液分泌抑制作用を有する。 |
CYP3A4の選択的阻害剤 マクロライド系抗生物質等 | 本剤による副作用が強くあらわれる可能性があるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。 |
CYP3A4によって代謝される薬剤 シサプリド トリアゾラム等 | CYP3A4によって代謝される薬剤及び本剤による副作用が強くあらわれる可能性があるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。 | 本剤とこれら併用薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、代謝を競合的に阻害する可能性がある。 |
5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 心悸亢進、胸内苦悶感、血圧低下 | 頻脈、心室性期外収縮、徐脈、血圧上昇 | ||
錐体外路症状※) | パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、流涎、仮面様顔貌、寡黙寡動、歩行障害 等)(25.6%)、アカシジア(静坐不能)(25.4%)、ジスキネジア(口周部・四肢等の不随意運動、構音障害、嚥下障害 等)(13.1%) | ジストニア(斜頚、眼球上転発作 等) | ||
肝臓 | AST、ALT上昇 | ALP、γ-GTP上昇 | LDH上昇 | |
眼 | 視力障害、眼のかすみ、角膜びらん | |||
過敏症 | 発疹、紅斑 | |||
消化器 | 便秘、悪心・嘔吐、食欲減退 | 食欲亢進 | 腹部不快感、下痢、腹痛 | |
内分泌 | プロラクチン上昇 | 月経異常 | 乳汁分泌 | |
泌尿器 | 排尿障害 | 頻尿 | ||
血液 | 白血球増加、白血球減少、白血球分類異常、赤血球増加、赤血球減少、ヘモグロビン増加、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット増加、ヘマトクリット減少、血小板減少 | |||
精神神経系 | 不眠(22.8%)、眠気(14.5%)、焦燥・不安、めまい・ふらつき、過度鎮静 | 興奮・易刺激性、頭重・頭痛、うつ状態 | 頭部異常感、しびれ感、眼瞼下垂、頭鳴 | 痙攣発作、躁状態、自殺企図、精神病症状の増悪、妄想、幻覚、衝動行為、思考異常 |
その他 | 脱力倦怠感、口渇、CK上昇 | 無力感、発汗、尿蛋白 | 発熱、ほてり(顔面紅潮)、射精障害、鼻閉、体重増加、水中毒、多飲症、気分不快感、喀痰、総コレステロール上昇、総コレステロール低下、総蛋白低下、尿糖、尿ウロビリノーゲン、血清ナトリウム低下、血清クロール低下 | 血糖上昇 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC(0→24)(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | |
ペロスピロン塩酸塩錠8mg「アメル」 | 7.194±6.257 | 3.534±2.281 | 0.828±0.468 | 5.845±1.297 |
ルーラン錠8mg | 7.351±9.952 | 4.321±4.509 | 0.750±0.372 | 6.517±2.143 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/09/17 版 |