医療用医薬品 : ホストイン |
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| 総称名 | ホストイン |
|---|---|
| 一般名 | ホスフェニトインナトリウム水和物 |
| 欧文一般名 | Fosphenytoin Sodium Hydrate |
| 製剤名 | ホスフェニトインナトリウム注射液 |
| 薬効分類名 | 抗けいれん剤 |
| 薬効分類番号 | 1132 |
| ATCコード | N03AB05 |
| KEGG DRUG |
D07595
ホスフェニトインナトリウム水和物
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ホストイン静注750mg | Fostoin 750mg for Injection | ノーベルファーマ | 1132401A1020 | 6419円/瓶 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| タダラフィル (肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ) マシテンタン (オプスミット) チカグレロル (ブリリンタ) アルテメテル・ルメファントリン (リアメット配合錠) ダルナビル・コビシスタット (プレジコビックス配合錠) ドラビリン (ピフェルトロ) ルラシドン (ラツーダ) リルピビリン (エジュラント) イサブコナゾニウム硫酸塩 (クレセンバ) エンシトレルビル フマル酸 (ゾコーバ) [2.3参照] | これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による。 |
| ミフェプリストン・ミソプロストール (メフィーゴ) [2.3参照] | ミフェプリストンの代謝が促進され、血中濃度が低下し効果が減弱するおそれがあるので、本剤の影響がなくなるまで投与しないこと。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による。 |
| ニルマトレルビル・リトナビル (パキロビッド) [2.3参照] | ニルマトレルビル及びリトナビルの血中濃度が低下するため、効果が減弱し、耐性が発現する可能性がある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。 |
| リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン (オデフシィ配合錠) [2.3参照] | リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。 |
| ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド (ビクタルビ配合錠) [2.3参照] | ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するため、効果が減弱し、耐性が発現する可能性がある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。 |
| ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド (シムツーザ配合錠) [2.3参照] | ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。 |
| エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド (ゲンボイヤ配合錠) [2.3参照] | エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。 |
| ソホスブビル・ベルパタスビル (エプクルーサ配合錠) [2.3参照] | ソホスブビル及びベルパタスビルの血漿中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びP糖蛋白誘導による。 |
| ソホスブビル (ソバルディ) レジパスビル・ソホスブビル (ハーボニー配合錠) [2.3参照] | これらの薬剤の血漿中濃度が低下することがある。 | フェニトインのP糖蛋白誘導による。 |
| ドルテグラビル・リルピビリン (ジャルカ配合錠) [2.3参照] | ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。 |
| カボテグラビル (ボカブリア) [2.3参照] | カボテグラビルの血漿中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。 | フェニトインのUGT1A1誘導作用による。 |
| レナカパビルナトリウム (シュンレンカ) [2.3参照] | レナカパビルの血漿中濃度が低下するため、レナカパビルの効果が減弱し、レナカパビルに対する耐性が発現する可能性がある。 | フェニトインの強いCYP3A、P-gp及びUGT1A1誘導作用による。 |
| ゾニサミド トピラマート ボリコナゾール スチリペントール | (1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 (2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | (1)これらの薬剤が肝代謝を抑制すると考えられている。 (2)フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導によると考えられている。 |
| クロバザム タクロリムス | (1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 (2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | (1)機序は不明である。 (2)フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| ルフィナミド | (1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 (2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | (1)、(2)機序は不明である。 |
| カルバマゼピン | (1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 (2)フェニトインの血中濃度が低下することがある(注3)。 (3)カルバマゼピンの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | (1)カルバマゼピンが肝代謝を抑制する。 (2)カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導による。 (3)フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| バルプロ酸 | (1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 (2)フェニトインの血中濃度が低下することがある(注3)。 (3)バルプロ酸の血中濃度が低下することがある(注2)。 (4)バルプロ酸による高アンモニア血症の発現リスクが高まるおそれがある。 | (1)バルプロ酸が肝代謝を抑制する。 (2)バルプロ酸による蛋白結合からの置換により、非結合型フェニトイン濃度が上昇し、肝代謝が促進すると考えられている。 (3)フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 (4)機序は不明である。 |
| ラモトリギン デフェラシロクス カナグリフロジン ラルテグラビル | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインがこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進する。 |
| ポサコナゾール | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインのUGT1A4及び/又はP糖蛋白誘導による。 |
| クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | (1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 (2)クマリン系抗凝血剤の作用が増強することがある。 (3)クマリン系抗凝血剤の作用が減弱することがある。 通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調整すること。 | (1)クマリン系抗凝血剤が肝代謝を抑制する。 (2)フェニトインによる蛋白結合からの置換により、クマリン系抗凝血剤の血中濃度が上昇する。 (3)フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| アミオダロン アロプリノール イソニアジド エトスクシミド オメプラゾール クロラムフェニコール ジスルフィラム シメチジン ジルチアゼム スルチアム スルファメトキサゾール・トリメトプリム チクロピジン パラアミノサリチル酸 フルコナゾール フルボキサミン ホスフルコナゾール ミコナゾール メチルフェニデート エソメプラゾール セリチニブ | フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 | これらの薬剤又は代謝物が肝代謝を抑制すると考えられている。 |
| フルオロウラシル系薬剤 テガフール製剤 ドキシフルリジン等 三環系抗うつ剤 イミプラミン等 四環系抗うつ剤 マプロチリン等 トラゾドン | フェニトインの血中濃度が上昇することがある(注1)。 | 機序は不明である。 |
| テオフィリン アミノフィリン | (1)フェニトインの血中濃度が低下することがある(注3)。 (2)テオフィリンの血中濃度が低下することがある(注2)。 | (1)機序は不明である。 (2)フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| リファンピシン アパルタミド レテルモビル | フェニトインの血中濃度が低下することがある(注3)。 | これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| ジアゾキシド シスプラチン ビンカアルカロイド ビンクリスチン等 シプロフロキサシン ビガバトリン | フェニトインの血中濃度が低下することがある(注3)。 | 機序は不明である。 |
| イリノテカン | イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、併用を避けることが望ましい。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| 主にCYP3A4の基質となる薬剤 アゼルニジピン イトラコナゾール イマチニブ オンダンセトロン キニジン クエチアピン ジソピラミド ニフェジピン フェロジピン プラジカンテル ベラパミル等 副腎皮質ホルモン剤 デキサメタゾン等 卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤 ノルゲストレル・エチニルエストラジオール等 PDE5阻害剤 タダラフィル(勃起不全、前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合:シアリス、ザルティア) シルデナフィル バルデナフィル | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| パロキセチン フレカイニド メキシレチン | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| CYP3A及びP糖蛋白の基質となる薬剤 アピキサバン リバーロキサバン ミラベグロン レンバチニブ等 | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素及びP糖蛋白誘導による。 |
| P糖蛋白の基質となる薬剤 グレカプレビル・ピブレンタスビル テノホビル アラフェナミド ニンテダニブ ダビガトラン等 | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインのP糖蛋白誘導による。 |
| シクロスポリン | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。また、フェニトインが吸収を阻害する。 |
| 甲状腺ホルモン剤 レボチロキシン等 | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | 機序は不明である。 |
| カスポファンギン | これらの薬剤の血中濃度が低下することがある(注2)。 | フェニトインがカスポファンギンの取り込み輸送過程に影響し、カスポファンギンのクリアランス誘導が起こると考えられている。 |
| ドルテグラビル ドルテグラビル・ラミブジン ドルテグラビル・アバカビル・ラミブジン | ドルテグラビルの血中濃度が低下することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)及びUGT1A1誘導作用による。 |
| ドキシサイクリン | ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導による。 |
| アルベンダゾール | アルベンダゾールの活性代謝物の血中濃度が低下し、効果が減弱することがある。 | 機序は不明である。 |
| 非脱分極性筋弛緩剤 ベクロニウム等 | フェニトインを長期前投与した場合、非脱分極性筋弛緩剤の作用が減弱することがある。 | 機序は不明である。 |
| 血糖降下剤 インスリン 経口血糖降下剤 | 血糖降下剤の作用が減弱され、高血糖を起こすことがあるので、血糖の上昇に注意すること。 | フェニトインのインスリン分泌抑制作用による。 |
| アセタゾラミド | クル病、骨軟化症があらわれやすい。 | フェニトインによるビタミンD不活性化促進、アセタゾラミドによる代謝性アシドーシス、腎尿細管障害の影響が考えられている。 |
| アセトアミノフェン | フェニトインの長期連用者は、アセトアミノフェンの代謝物による肝障害を生じやすくなる。 | フェニトインの肝薬物代謝酵素誘導により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進されると考えられている。 |
| ロルラチニブ | (1)ALT及びASTが上昇するおそれがあるので、併用は可能な限り避けること。やむを得ず併用する場合には、肝機能検査を実施する等の十分な観察を行うこと。 (2)ロルラチニブの血中濃度が低下することがある(注2)。 | (1)機序は不明である。 (2)フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による。 |
| セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | フェニトインの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。 | セイヨウオトギリソウの肝薬物代謝酵素誘導によると考えられている。 |
| 5%以上 | 1〜5%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | アレルギー反応 | 蕁麻疹、中毒性皮疹 | |
| 感染症 | 敗血症 | ||
| 血液及びリンパ系 | 白血球増加症 | 貧血、白血球減少症 | |
| 内分泌系 | 尿崩症 | ||
| 代謝及び栄養 | 血糖値上昇 | 低カルシウム血症、アシドーシス | |
| 精神神経系 | 眼振、めまい、ふらつき、傾眠、失調性歩行 | 頭痛、片頭痛、昏睡、落ち着きのなさ、気分不良、浮遊感、倦怠感、睡眠障害、意識レベル低下、振戦、錯乱状態、失神、協調運動異常、反射亢進、頭蓋内圧上昇、動作緩慢、歩行障害、構語障害、反射減弱、多幸感、感覚鈍麻、神経過敏、うつ病、感情不安定、人格障害、運動過多、ニューロパシー、ミオクローヌス、錯感覚、不安、嗅覚錯誤、錐体外路障害、伸展性足底反応 | 脳症、せん妄 |
| 眼 | 複視、弱視 | ||
| 耳 | 耳鳴、難聴 | 聴覚過敏 | |
| 心及び血管系 | 血圧低下 | 心拍数増加、血圧上昇、頻脈、動悸、徐脈、チアノーゼ、不整脈、血管炎 | 心不全、ショック、心房細動、房室ブロック、播種性血管内凝固、心筋梗塞、血栓症 |
| 呼吸器 | 呼吸数増加、呼吸数減少、過換気、咳嗽、しゃっくり | 呼吸不全、無呼吸、肺炎、慢性閉塞性肺疾患 | |
| 胃腸 | 悪心、嘔吐、下痢、腹痛、便秘、味覚異常 | 嚥下障害 | |
| 肝胆道系 | 肝機能異常 | ALT上昇 | AST上昇、γ-GTP上昇、胆汁うっ滞 |
| 皮膚及び皮下組織 | そう痒症 | 水疱、発疹、斑状丘疹状皮疹、皮膚変色、斑状出血、多汗症、口唇炎 | 紅斑性皮疹、紅斑、血管浮腫 |
| 筋骨格系 | 筋痛、関節痛、背部痛、筋力低下、筋痙攣 | CK上昇 | |
| 腎及び尿路 | 尿蛋白陽性 | 乏尿、血尿 | |
| 全身及び投与局所 | 発熱 | 疼痛、浮腫、無力症、胸痛、口渇、注射部位腫脹、注射部位紅斑、注射部位疼痛、注射部位硬結、注射部位内出血、擦過部位腫脹 | 多臓器不全、溢血 |
| 薬物濃度 | 投与速度 | Cmax(μg/mL) | AUCt(μg・h/mL) | tmax(h) | t1/2(h) |
| 未変化体 | 75mg/分 | 161±15 | 50.4±4.9 | 0.17±0.00 | 0.30±0.07 |
| 25mg/分 | 90±15 | 56.1±6.3 | 0.53±0.07 | 0.28±0.04 | |
| 総フェニトイン | 75mg/分 | 13.7±3.5 | 283±33 | 0.33±0.00 | 16.5±1.8 |
| 25mg/分 | 11.8±1.2 | 290±59 | 0.75±0.09 | 15.7±3.9 | |
| 非結合型フェニトイン | 75mg/分 | 1.33±0.24 | 19.8±1.3 | 0.30±0.08 | 16.4±2.2 |
| 25mg/分 | 1.14±0.16 | 19.9±3.8 | 0.53±0.07 | 17.3±3.5 |
| 薬物濃度 | 投与薬剤 | Cmax(μg/mL) | AUCt(μg・h/mL) | tmax(h) | t1/2(h) |
| 総フェニトイン | 本剤 | 5.97±0.70 | 104±27 | 0.82±0.17 | 12.6±2.9 |
| PHT | 7.60±1.99 | 118±32 | 0.45±0.11 | 16.0±3.8 | |
| 非結合型フェニトイン | 本剤 | 0.46±0.08 | 5.36±1.72 | 0.77±0.16 | 15.9±3.8 |
| PHT | 0.55±0.16 | 6.93±2.45 | 0.43±0.09 | 17.7±5.5 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/12/17 版 |