医療用医薬品 : ブロモクリプチン |
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総称名 | ブロモクリプチン |
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一般名 | ブロモクリプチンメシル酸塩 |
欧文一般名 | Bromocriptine Mesilate |
製剤名 | ブロモクリプチンメシル酸塩錠 |
薬効分類名 | 持続性ドパミン作動薬 |
薬効分類番号 | 1169 |
ATCコード | G02CB01 N04BC01 |
KEGG DRUG |
D00780
ブロモクリプチンメシル酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01967
抗パーキンソン病薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ブロモクリプチン錠2.5mg「フソー」 | BROMOCRIPTINE MESILATE TABLETS | ダイト | 1169005F1260 | 33.2円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
交感神経刺激剤 アドレナリン等 麦角アルカロイド エルゴメトリン メチルエルゴメトリン エルゴタミン ジヒドロエルゴタミン | 血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。特に産褥性乳汁分泌の抑制に投与する際には分娩後、呼吸、脈拍、血圧等が安定した後、用量に注意して投与すること。 | 機序は明確ではないが、本剤はこれらの薬剤の血管収縮作用、血圧上昇作用等に影響を及ぼすと考えられる。 |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用が強くあらわれることがある。服用開始初期には特に注意すること。 | 本剤は末梢交感神経終末のノルアドレナリン遊離を抑制する。 |
アルコール | 胃腸系の副作用やアルコール不耐性を起こすことがある。 | 相互に作用が増強されるため。 |
フェノチアジン系薬剤 クロルプロマジン等 ブチロフェノン系薬剤 ハロペリドール スピペロン等 イミノジベンジル系薬剤 カルピプラミン等 非定型抗精神病剤 ペロスピロン ブロナンセリン等 メトクロプラミド ドンペリドン | 相互に作用を減弱することがある。 | 本剤はドパミン作動薬であり、これらの薬剤とドパミン受容体において競合的に拮抗する。 |
抗パーキンソン剤 レボドパ チオキサンテン系薬剤等 | 精神神経系の副作用が増強されることがある。 | 相互に作用が増強されるため。 |
シクロスポリン タクロリムス | これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。 | CYP3Aに対する競合的阻害によりこれらの薬剤の代謝が阻害される。 |
マクロライド系抗生物質 エリスロマイシン ジョサマイシン等 HIVプロテアーゼ阻害剤 リトナビル サキナビル等 アゾール系抗真菌剤 イトラコナゾール等 | 本剤の作用が増強されるおそれがある。 | CYP3Aに対する競合的阻害により本剤の代謝が阻害される。 |
オクトレオチド | 本剤のAUCが上昇したとの報告がある。 | 機序は不明である。 |
5%以上 | 0.1%〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | |||
精神神経系 | 興奮、不安感、不眠、頭痛、ジスキネジア、口渇、鼻閉 | 気力低下状態、衝動制御障害(病的賭博、病的性欲亢進)、耳鳴 | 傾眠、錯感覚 | |
眼 | 視覚異常 | 霧視 | ||
肝臓 | AST、ALTの上昇 | ALPの上昇 | ||
循環器 | めまい、立ちくらみ、動悸、血圧低下、起立性低血圧、胸部不快感、浮腫 | 顔面潮紅 | 夜間に脚の痙攣及び寒冷による可逆性の指趾の蒼白、頻脈、徐脈、不整脈 | |
消化器 | 悪心 | 嘔吐、便秘、食欲不振、胃痛・腹痛、胃部不快感、胸やけ、腹部膨満感、下痢 | 口内乾燥 | |
泌尿器 | 尿失禁 | |||
その他 | 貧血、けん怠感 | 頭髪の脱毛、帯下の増加、しびれ感、呼吸困難、疲労 | 薬剤離脱症候群注)(無感情、不安、うつ、疲労感、発汗、疼痛など) |
判別パラメータ | 参考パラメータ | |||
Cmax(ng/mL) | AUC(ng・hr/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | |
ブロモクリプチン錠2.5mg「フソー」 | 2.58±0.63 | 32.76±5.94 | 3.3±0.5 | 10.1±3.9 |
パーロデル錠2.5mg | 2.74±0.68 | 32.68±5.53 | 3.2±0.4 | 10.9±3.6 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |