痛風を含む高尿酸血症患者(157例)を対象として、プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行った。本剤を40mg/日から開始し、投与開始2週後に80mg/日、6週後に120mg/日あるいは160mg/日まで段階的に増量し、16週間投与した。なお、女性患者はプラセボ群が0/39例、本剤120mg/日群が1/39例、本剤160mg/日群が2/40例であった。
投与終了時の血清尿酸値低下率及び痛風関節炎の発現率は以下のとおりであった。投与終了時の血清尿酸値6.0mg/dL以下の達成率は、プラセボ群が0.0%(0/35例)、本剤120mg/日群が76.9%(30/39例)、本剤160mg/日群が76.9%(30/39例)であった
18)19)。
投与終了時の血清尿酸値低下率(%)
| 投与群 | 血清尿酸値低下率(%) | 95%信頼区間(%) |
| プラセボ群(n=35) | 3.93 | 0.02〜7.84 |
| 本剤120mg/日群(n=39) | 40.92 | 37.74〜44.11 |
| 本剤160mg/日群(n=39) | 44.79 | 40.49〜49.09 |
痛風関節炎の有害事象発現率(%)(発現例数/対象例数)
| 投与群 | 0〜2週以下 | 2週超6週以下 | 6週超10週以下 | 10週超14週以下 | 14週超16週以下 |
| プラセボ群 | 5.1(2/39) | 2.6(1/39) | 0.0(0/37) | 0.0(0/36) | 0.0(0/34) |
| 本剤120mg/日群 | 0.0(0/39) | 0.0(0/39) | 2.6(1/39) | 2.6(1/39) | 0.0(0/39) |
| 本剤160mg/日群 | 0.0(0/40) | 0.0(0/40) | 2.5(1/40) | 2.5(1/40) | 0.0(0/39) |
痛風関節炎を除く副作用発現頻度は120mg/日群で15.4%(6/39例)、160mg/日群が15.0%(6/40例)であった。また、痛風関節炎を含む副作用発現頻度は120mg/日群が20.5%(8/39例)、160mg/日群が17.5%(7/40例)であった。主な副作用は、120mg/日群で痛風関節炎5.1%(2/39例)、四肢不快感5.1%(2/39例)、160mg/日群でALT増加7.5%(3/40例)、AST増加7.5%(3/40例)、痛風関節炎5.0%(2/40例)であった。[7.、
15.1.1参照]
痛風を含む高尿酸血症患者(206例)を対象として、アロプリノール対照二重盲検並行群間比較試験を行った。本剤を40mg/日から開始し、投与開始2週後に80mg/日、6週後に120mg/日へ段階的に増量し、16週間投与した。なお、女性患者は本剤群が1/98例、アロプリノール群が1/105例であった。
投与終了時の血清尿酸値低下率及び痛風関節炎の発現率は以下のとおりであった。投与終了時の血清尿酸値6.0mg/dL以下の達成率は、本剤群が72.4%(71/98例)、アロプリノール群が73.3%(77/105例)であった
20)21)。
投与終了時の血清尿酸値低下率(%)
| 投与群 | 血清尿酸値低下率(%) | 95%信頼区間(%) |
| 本剤120mg/日群(n=98) | 36.28 | 33.75〜38.82 |
| アロプリノール200mg/日群(n=105) | 34.26 | 32.12〜36.41 |
痛風関節炎の有害事象発現率(%)(発現例数/対象例数)
| 投与群 | 0〜2週以下 | 2週超6週以下 | 6週超10週以下 | 10週超14週以下 | 14週超16週以下 |
| 本剤120mg/日群 | 2.0(2/100) | 1.0(1/98) | 5.2(5/96) | 4.3(4/94) | 2.2(2/92) |
| アロプリノール200mg/日群 | 1.9(2/105) | 3.8(4/105) | 1.0(1/100) | 1.0(1/98) | 0.0(0/96) |
副作用発現頻度は36.0%(36/100例)であった。主な副作用は、ALT増加12.0%(12/100例)、痛風関節炎11.0%(11/100例)、尿中α
1ミクログロブリン増加8.0%(8/100例)、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加7.0%(7/100例)、AST増加6.0%(6/100例)、β
2ミクログロブリン増加6.0%(6/100例)であった。[7.、
15.1.1参照]
痛風を含む高尿酸血症患者(121例)を対象として、長期投与試験(オープン試験)を行った。本剤を40mg/日から開始し、投与開始2週後に80mg/日、6週後に120mg/日へ段階的に増量した。投与14週後に血清尿酸値が6.0mg/dLを超えていた場合は投与18週後から160mg/日へ増量、投与26週後に血清尿酸値が6.0mg/dLを超えていた場合は投与30週後から200mg/日へ増量、投与38週後に血清尿酸値が6.0mg/dLを超えていた場合は投与42週後から240mg/日へ増量し、投与58週まで維持した。なお、女性患者は4/121例であった。
投与終了時の血清尿酸値低下率は、120mg/日投与群で38.60%、160mg/日投与群で42.60%、200mg/日以上投与群で40.88%であった。投与終了時の血清尿酸値6.0mg/dL以下の達成率は、120mg/日までが57.9%(70/121例)、160mg/日までが67.8%(82/121例)、全投与量が71.9%(87/121例)であった
22)。
痛風関節炎の有害事象発現率は9.1%(11/121例)であった。
また、副作用発現頻度は67.8%(82/121例)であった。主な副作用は、尿中α
1ミクログロブリン増加27.3%(33/121例)、尿中β
2ミクログロブリン増加20.7%(25/121例)、β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加19.8%(24/121例)、ALT増加13.2%(16/121例)、β
2ミクログロブリン増加11.6%(14/121例)、AST増加9.9%(12/121例)、血中トリグリセリド増加7.4%(9/121例)、γ-GTP増加7.4%(9/121例)、尿中アルブミン陽性6.6%(8/121例)であった。
なお、本剤の承認された最大投与量は、トピロキソスタットとして1回80mgを1日2回である。[
15.1.1参照]
中等度腎機能障害を合併した痛風を含む高尿酸血症患者(123例)を対象として、プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行った。本剤を40mg/日から開始し、投与開始2週後に80mg/日、6週後に120mg/日、14週後に160mg/日へ段階的に増量した。なお、女性患者は本剤群が9/62例、プラセボ群が4/60例であった。
投与終了時の血清尿酸値低下率は、本剤群で45.38%、プラセボ群で−0.08%であった。投与終了時の血清尿酸値6.0mg/dL以下の達成率は、プラセボ群が0.0%(0/60例)であったのに対して、本剤群は90.0%(54/60例)であった
23)24)。
痛風関節炎の有害事象発現率は、本剤群で14.5%(9/62例)、プラセボ群で8.3%(5/60例)であった。
また、副作用発現頻度は40.3%(25/62例)であった。主な副作用は、痛風関節炎14.5%(9/62例)、ALT増加9.7%(6/62例)、AST増加8.1%(5/62例)であった。[7.、
15.1.1参照]