医療用医薬品 : アムロジピン |
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総称名 | アムロジピン |
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一般名 | アムロジピンベシル酸塩 |
欧文一般名 | Amlodipine Besilate |
薬効分類名 | 高血圧症・狭心症治療薬 持続性Ca拮抗薬 |
薬効分類番号 | 2171 |
ATCコード | C08CA01 |
KEGG DRUG |
D00615
アムロジピンベシル酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01928
ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アムロジピンOD錠2.5mg「YD」 (後発品) | AMLODIPINE OD TABLETS | 陽進堂 | 2171022F3110 | 10.4円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
アムロジピンOD錠5mg「YD」 (後発品) | AMLODIPINE OD TABLETS | 陽進堂 | 2171022F4117 | 10.4円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
アムロジピンOD錠10mg「YD」 (後発品) | AMLODIPINE OD TABLETS | 陽進堂 | 2171022F6209 | 12.8円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用が増強されるおそれがある。 | 相互に作用を増強するおそれがある。 |
CYP3A4阻害剤 エリスロマイシン ジルチアゼム リトナビル イトラコナゾール等 | エリスロマイシン及びジルチアゼムとの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 | 本剤の代謝が競合的に阻害される可能性が考えられる。 |
CYP3A4誘導剤 リファンピシン等 | 本剤の血中濃度が低下するおそれがある。 | 本剤の代謝が促進される可能性が考えられる。 |
グレープフルーツジュース | 本剤の降圧作用が増強されるおそれがある。 | グレープフルーツに含まれる成分が本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する可能性が考えられる。 |
シンバスタチン | シンバスタチン80mg(国内未承認の高用量)との併用により、シンバスタチンのAUCが77%上昇したとの報告がある。 | 機序は不明である。 |
タクロリムス | 併用によりタクロリムスの血中濃度が上昇し、腎障害等のタクロリムスの副作用が発現するおそれがある。併用時にはタクロリムスの血中濃度をモニターし、必要に応じてタクロリムスの用量を調整すること。 | 本剤とタクロリムスは、主としてCYP3A4により代謝されるため、併用によりタクロリムスの代謝が阻害される可能性が考えられる。 |
0.1〜1%未満注2) | 0.1%未満注2) | 頻度不明 | |
肝臓 | ALT、ASTの上昇、肝機能障害、ALP、LDHの上昇 | γ-GTP上昇、黄疸 | 腹水 |
循環器 | 浮腫注1)、ほてり(熱感、顔面潮紅等)、動悸、血圧低下 | 胸痛、期外収縮、洞房又は房室ブロック、洞停止、心房細動、失神、頻脈 | 徐脈 |
精神・神経系 | めまい・ふらつき、頭痛・頭重 | 眠気、振戦、末梢神経障害 | 気分動揺、不眠、錐体外路症状 |
消化器 | 心窩部痛、便秘、嘔気・嘔吐 | 口渇、消化不良、下痢・軟便、排便回数増加、口内炎、腹部膨満、胃腸炎 | 膵炎 |
筋・骨格系 | 筋緊張亢進、筋痙攣、背痛 | 関節痛、筋肉痛 | |
泌尿・生殖器 | BUN上昇 | クレアチニン上昇、頻尿・夜間頻尿、尿管結石、尿潜血陽性、尿中蛋白陽性 | 勃起障害、排尿障害 |
代謝異常 | 血清コレステロール上昇、CK上昇、高血糖、糖尿病、尿中ブドウ糖陽性 | ||
血液 | 赤血球、ヘモグロビン、白血球の減少、白血球増加、紫斑 | 血小板減少 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒、じん麻疹、光線過敏症 | 多形紅斑、血管炎、血管浮腫 |
口腔 | (連用により)歯肉肥厚 | ||
その他 | 全身倦怠感 | しびれ、脱力感、耳鳴、鼻出血、味覚異常、疲労、咳、発熱、視力異常、呼吸困難、異常感覚、多汗、血中カリウム減少 | 女性化乳房、脱毛、鼻炎、体重増加、体重減少、疼痛、皮膚変色 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
アムロジピンOD錠2.5mg「YD」 | 33.15±8.54 | 1.11±0.26 | 6.1±1.6 | 39.2±8.7 |
アムロジンOD錠2.5mg | 36.08±9.44 | 1.24±0.30 | 5.8±1.4 | 39.1±8.7 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
アムロジピンOD錠2.5mg「YD」 | 35.82±7.18 | 1.22±0.31 | 6.4±0.7 | 39.4±7.5 |
アムロジンOD錠2.5mg | 37.35±9.17 | 1.21±0.23 | 5.9±1.7 | 40.4±7.7 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
アムロジピンOD錠5mg「YD」 | 66.79±18.51 | 2.14±0.48 | 6.5±1.4 | 43.6±19.5 |
アムロジンOD錠5mg | 68.62±16.43 | 2.21±0.57 | 6.2±0.4 | 36.5±4.2 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
アムロジピンOD錠5mg「YD」 | 77.12±20.71 | 2.52±0.95 | 6.5±2.2 | 58.1±47.7 |
アムロジンOD錠5mg | 81.71±24.02 | 2.73±0.75 | 5.6±1.2 | 45.9±15.3 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
アムロジピンOD錠10mg「YD」 | 162.1±28.8 | 5.15±1.06 | 5.8±0.9 | 41.5±7.2 |
アムロジンOD錠10mg | 173.6±38.4 | 5.67±1.34 | 6.3±0.9 | 51.9±33.9 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-72 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | |
アムロジピンOD錠10mg「YD」 | 178.5±67.3 | 5.51±1.70 | 5.9±1.0 | 47.0±15.8 |
アムロジンOD錠10mg | 194.7±64.3 | 5.84±1.65 | 6.3±0.6 | 41.7±6.5 |
老年高血圧症患者 | 若年健康成人 | |||
単回投与時 | 反復投与時 | 単回投与時 | 反復投与時 | |
Cmax (ng/mL) | 4.24±0.08b) | 14.9±2.2a) | 2.63±0.35 | 7.51±0.32 |
Tmax(hr) | 7.2±0.49 | 8.0±1.8 | 6.7±0.42 | 8.0±0.7 |
t1/2(hr) | 37.5±6.0 | 47.4±11.3 | 27.7±4.6 | 34.7±2.7 |
AUC (ng・hr/mL) | 116.9±8.4b) | − | 63.2±5.5 | − |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |