医療用医薬品 : ラベタロール塩酸塩 |
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総称名 | ラベタロール塩酸塩 |
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一般名 | ラベタロール塩酸塩 |
欧文一般名 | Labetalol Hydrochloride |
薬効分類名 | αβ遮断性降圧剤 |
薬効分類番号 | 2149 |
ATCコード | C07AG01 |
KEGG DRUG |
D00600
ラベタロール塩酸塩
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KEGG DGROUP |
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 12.臨床検査結果に及ぼす影響 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ラベタロール塩酸塩錠50mg「トーワ」 (後発品) | LABETALOL HYDROCHLORIDE TABLETS 50mg"TOWA" | 東和薬品 | 2149009F1081 | 6.4円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
ラベタロール塩酸塩錠100mg「トーワ」 (後発品) | LABETALOL HYDROCHLORIDE TABLETS 100mg"TOWA" | 東和薬品 | 2149009F2070 | 10.1円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
交感神経系に抑制的に作用する他の薬剤 | 過剰の交感神経抑制をきたすことがあるので、減量するなど注意する。 | 相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。 |
血糖降下剤 インスリン アセトヘキサミド等 | 血糖降下作用が増強することがある。また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意する。 | 低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクしたり、β遮断作用により低血糖の回復を遅らせる。 |
麻酔剤 セボフルラン等 | 過剰の交感神経抑制をきたすおそれがあるので、減量するなど注意する。又は麻酔の導入前にアトロピンを静脈内投与しておくこと。 | 相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。 |
カルシウム拮抗剤 ベラパミル塩酸塩 ジルチアゼム塩酸塩等 | 徐脈、房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全があらわれることがある。 併用する場合には、用量に注意する。 | 相加的に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強させる。 |
抗不整脈剤 ジソピラミド プロカインアミド等 | 過度の心機能抑制があらわれることがあるので、減量するなど注意する。 | 相加的に作用(心機能抑制作用)を増強させる。 |
三環系抗うつ剤 イミプラミン アミトリプチリン等 | 併用により振戦があらわれやすいとの報告がある。 | 本剤との併用によりイミプラミンの水酸化が阻害され、イミプラミンのAUCが増加したとの報告がある1)。 |
シメチジン | 併用により本剤の血中濃度が上昇したとの報告があるので、併用する場合には減量するなど慎重に投与すること。 | シメチジンが本剤の肝での代謝を抑制し、本剤のクリアランスが減少し、血中濃度が上昇する。 |
ジギタリス製剤 ジゴキシン等 | 心刺激伝導障害(徐脈、房室ブロック等)があらわれることがあるので注意すること。 | 相加的に作用(心刺激伝導抑制作用)を増強させる。 |
非ステロイド性抗炎症剤 インドメタシン等 | 本剤の降圧作用が減弱するおそれがある。併用する場合には、必要に応じて用量調整を行うこと。 | 非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。 |
交感神経刺激剤 アドレナリン等 | 本剤との相互作用により高血圧症、徐脈が発現するおそれがあるので注意すること。 | 本剤のβ遮断作用により交感神経刺激剤のα刺激作用が優位となる。 |
1%〜5% | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | そう痒、呼吸困難 | 発疹、発熱、血管浮腫 | |
皮膚 | 苔癬様皮疹 | ||
精神神経系 | 頭痛、不眠、眠気 | しびれ感、振戦、抑うつ | |
循環器 | めまい・たちくらみ | 徐脈 | 胸痛、房室ブロック、末梢循環障害(レイノー症状の悪化、冷感等) |
呼吸器 | 喘息様症状、気管支痙攣 | ||
消化器 | 悪心・嘔吐、胃痛 | 便秘 | 腹痛、消化不良、口渇 |
泌尿器 | 尿閉 | ||
肝臓 | AST、ALT、γ-GTP、Al-P等の上昇 | ||
腎臓 | BUNの上昇 | ||
眼 | 霧視、また、β遮断剤の投与により、涙液分泌減少等があらわれたとの報告がある。注) | ||
その他 | 倦怠感 | 鼻閉 | 頭皮異常感、浮腫、筋肉痛、CKの上昇、疲労感、発汗、悪寒、陰萎、勃起不全、性欲減退、射精不能 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
ラベタロール塩酸塩錠50mg「トーワ」 | 121.5±36.4 | 27.0±14.1 | 1.06±0.61 | 8.8±1.2 |
トランデート錠50mg | 121.3±38.3 | 25.9±12.6 | 1.16±0.70 | 9.1±1.2 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
ラベタロール塩酸塩錠100mg「トーワ」 | 259.2±104.1 | 68.3±33.2 | 0.81±0.65 | 8.5±1.5 |
トランデート錠100mg | 257.0±86.3 | 64.8±30.5 | 0.86±0.66 | 7.9±1.4 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |