医療用医薬品 : インドメタシン |
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総称名 | インドメタシン |
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一般名 | インドメタシン |
欧文一般名 | Indometacin |
薬効分類名 | 非ステロイド性消炎・鎮痛剤 |
薬効分類番号 | 1145 |
ATCコード | M01AB01 M02AA23 |
KEGG DRUG |
D00141
インドメタシン
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KEGG DGROUP |
DG00241
インドメタシン
DG01504
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 15.その他の注意 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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インドメタシン坐剤12.5mg「JG」 | Indometacin Suppositories | 長生堂製薬 | 1145700J1060 | 19.7円/個 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
インドメタシン坐剤25mg「JG」 | Indometacin Suppositories | 長生堂製薬 | 1145700J2318 | 19.7円/個 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
インドメタシン坐剤50mg「JG」 | Indometacin Suppositories | 長生堂製薬 | 1145700J3403 | 19.7円/個 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
トリアムテレン (トリテレン) [2.12参照] | 相互に副作用が増強され、急性腎障害を起こすことがある。 | トリアムテレンによる腎血流量の低下に基づく腎障害のために代償的に腎でのプロスタグランジン合成が亢進されるが、本剤によりそのプロスタグランジン合成が阻害されるためと考えられている。 |
プロベネシド | 本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。 | 腎尿細管での両薬の排泄部位での競合、本剤の胆汁排泄減少により、本剤の排泄が抑制され血中濃度が上昇するためと考えられている。 |
アスピリン | 消化器系の副作用の発現率が上昇する。 また、本剤の作用が減弱されることがある。 | 機序不明 |
抗凝血剤及び抗血小板薬 ワルファリン クロピドグレル等 | これらの医薬品の作用を増強し、出血の危険性が増大することがある。血液凝固能検査等出血管理を十分に行うこと。 | 本剤のプロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制される。また、本剤が血漿蛋白結合部位でワルファリンを遊離させ、その抗凝血作用を増強させると考えられている。 |
メトトレキサート | メトトレキサートの血中濃度が上昇し、その副作用を増強することがある。血中濃度をモニターし、メトトレキサートの量を調節すること。 | 本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、メトトレキサートの尿細管分泌を抑制するためと考えられている。 |
リチウム | 血中リチウム濃度が上昇し、リチウム中毒を呈したとの報告がある。 | 本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、リチウムの腎排泄が減少するためと考えられている。 |
β-遮断剤 プロプラノロール塩酸塩 アテノロール メトプロロール酒石酸塩等 ACE阻害剤 エナラプリルマレイン酸塩 デラプリル塩酸塩 イミダプリル塩酸塩等 A-II受容体拮抗剤 ロサルタンカリウム カンデサルタン シレキセチル バルサルタン等 | これらの医薬品の降圧作用を減弱させることがある。 | 本剤が、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成を阻害し、血圧を上昇させることがある。 |
ACE阻害剤 エナラプリルマレイン酸塩 デラプリル塩酸塩 イミダプリル塩酸塩等 A-II受容体拮抗剤 ロサルタンカリウム カンデサルタン シレキセチル バルサルタン等 | 腎機能が悪化している患者では、さらに腎機能が悪化するおそれがある。 | 本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が低下するためと考えられている。 |
ループ利尿剤 フロセミド等 チアジド系及びその類似降圧利尿剤 ヒドロクロロチアジド等 | これらの医薬品の利尿降圧作用を減弱させることがある。 | 本剤がプロスタグランジン合成を阻害して、水、塩類の体内貯留が生じ、利尿剤の水、塩類排泄作用に拮抗するためと考えられている。 |
カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン等 エプレレノン | これらの医薬品の降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症が発現するおそれがある。 | 本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害によると考えられている。 |
ジゴキシン | 血中ジゴキシン濃度が上昇し、作用が増強されることが報告されているので血中ジゴキシン濃度に注意すること。 | 本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、ジゴキシンの腎排泄が減少するためと考えられている。 |
シクロスポリン | シクロスポリンによる腎毒性が増強されることがあるので、腎機能に注意すること。 | 本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少するためと考えられている。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 腹痛、食欲不振、消化不良、悪心・嘔吐、下痢・軟便、便秘、直腸粘膜の刺激症状 | 直腸炎、腹部膨満感、口渇、口内炎、胃炎 | 限局性回腸炎、膵炎 |
血液 | 貧血 | 紫斑病 | 顆粒球減少、血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長) |
皮膚 | 脱毛、結節性紅斑 | ||
過敏症 | 発疹、そう痒 | 蕁麻疹 | 脈管炎 |
感覚器 | 結膜炎、耳鳴 | 角膜混濁※1)、網膜障害※1)、眼窩及びその周囲の疼痛、難聴 | |
肝臓 | 肝機能異常(AST上昇、ALT上昇等) | ||
精神神経系※2) | 頭痛、眠気、めまい | 抑うつ、不眠、知覚異常、脱力感、離人症、ふらつき感 | 疲労、神経過敏、不安、振戦、失神、末梢神経炎 |
循環器 | 動悸、血圧上昇 | ||
その他 | 浮腫、不快、発汗亢進 | ほてり、鼻出血 | 頻尿、尿糖、高血糖、胸痛 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/02/21 版 |