イフェンプロジル酒石酸塩錠10mg「YD」とセロクラール錠10mgをクロスオーバー法によりそれぞれ4錠(イフェンプロジル酒石酸塩として40mg)
注)、健康成人男子14名に絶食単回経口投与して血漿中のイフェンプロジル抱合体濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された
1)。
| 判定パラメータ | 参考パラメータ |
AUC0-8(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) |
イフェンプロジル酒石酸塩錠10mg「YD」 | 112.3±41.6 | 47.7±16.4 | 1.3±0.3 | 1.2±0.2 |
セロクラール錠10mg | 119.7±51.0 | 50.7±21.0 | 1.2±0.3 | 1.2±0.2 |
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
注)本剤の承認された用法及び用量は「通常成人には、1回2錠(イフェンプロジル酒石酸塩として20mg)を1日3回毎食後経口投与する。」である。
イフェンプロジル酒石酸塩錠20mg「YD」とセロクラール錠20mgをクロスオーバー法によりそれぞれ1錠(イフェンプロジル酒石酸塩として20mg)、健康成人男子14名に絶食単回経口投与して血清中のイフェンプロジル未変化体濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された
2)。
| 判定パラメータ | 参考パラメータ |
AUC0-9(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) |
イフェンプロジル酒石酸塩錠20mg「YD」 | 180.4±23.2 | 77.3±8.8 | 1.4±0.3 | 1.8±0.4 |
セロクラール錠20mg | 182.1±26.9 | 78.7±12.8 | 1.4±0.3 | 1.8±0.4 |
血清中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。