医療用医薬品 : リオナ |
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総称名 | リオナ |
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一般名 | クエン酸第二鉄水和物 |
欧文一般名 | Ferric Citrate Hydrate |
製剤名 | クエン酸第二鉄水和物錠 |
薬効分類名 | 高リン血症治療剤 鉄欠乏性貧血治療剤 |
薬効分類番号 | 2190 |
ATCコード | V03AE08 |
KEGG DRUG |
D09993
クエン酸第二鉄水和物
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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リオナ錠250mg | Riona Tab.250mg | 日本たばこ産業 | 2190033F1022 | 70.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
キノロン系抗菌剤1)2) シプロフロキサシン等 [16.7参照] | これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので,同時に服用させないなど注意すること。 | これら薬剤と結合し,吸収を減少させるおそれがある。 |
甲状腺ホルモン剤3) レボチロキシン等 テトラサイクリン系抗生物質4)5)6) テトラサイクリン塩酸塩 ドキシサイクリン塩酸塩水和物等 | これら薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので,併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察すること。 | これら薬剤と結合し,吸収を減少させるおそれがある。 |
セフジニル7) | これら薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので,併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察すること。 | これら薬剤と結合し,吸収を減少させるおそれがある。 |
抗パーキンソン剤 レボドパ・ベンセラジド塩酸塩等 | これら薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので,併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察すること。 | これら薬剤と結合し,吸収を減少させるおそれがある。 |
エルトロンボパグ オラミン | これら薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので,併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察すること。 | これら薬剤と結合し,吸収を減少させるおそれがある。 |
経口アルミニウム製剤注) 水酸化アルミニウムゲル 合成ケイ酸アルミニウム | 他のクエン酸製剤との併用で血中アルミニウム濃度が上昇したとの報告があるので,同時に服用させないなど注意すること。 | クエン酸との併用により,吸収が促進されるとの報告がある。 |
2%以上 | 2%未満 | |
胃腸障害 | 下痢(12.4%),悪心,便秘 | 腹部不快感,嘔吐,腹部膨満,腹痛,上腹部痛,排便回数増加,胃腸障害,下腹部痛,十二指腸潰瘍,便通不規則 |
臨床検査 | 血清フェリチン増加注),ヘモグロビン増加,血中アルミニウム増加,γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加,ヘマトクリット増加 | |
その他 | 赤血球増加症注),食欲減退,頭痛,高血圧,肝機能異常,湿疹,そう痒症,月経過多,倦怠感 |
併用薬 | 併用薬投与量 | 例数 | 薬物動態パラメータ | 試験薬単独投与時の曝露量に対する幾何平均比[90%信頼区間] | |
同時投与時 | 2時間後投与時 | ||||
シプロフロキサシン | 500mg | 26 | Cmax | 58.47[50.93,67.12] | 125.93[109.70,144.57] |
AUC0-inf | 57.50[50.93,64.91] | 106.21[94.08,119.90] | |||
ジゴキシン | 0.25mg | 30 | Cmax | 105.46[91.47,121.59] | 120.93[104.88,139.43] |
AUC0-inf | 102.94[94.67,111.93] | 85.21[78.37,92.66] | |||
グリメピリド | 4mg | 35 | Cmax | 103.14[87.67,121.33] | 145.27[123.49,170.90] |
AUC0-inf | 97.88[93.96,101.97] | 102.93[98.81,107.23] | |||
ロサルタン | 100mg | 59 | Cmax | 93.08[82.89,104.53] | 118.09[105.15,132.61] |
AUC0-inf | 99.10[94.93,103.45] | 93.37[89.42,97.49] | |||
ジルチアゼム | 30mg | 36 | Cmax | 98.01[90.60,106.04] | 93.70[86.61,101.37] |
AUC0-inf | 100.18[94.25,106.49] | 90.03[84.70,95.70] | |||
クロピドグレル | 75mg | 35 | Cmax | 103.03[90.55,117.24] | 162.38[142.71,184.76] |
AUC0-inf | 102.43[94.92,110.55] | 119.15[110.50,128.48] |
本剤群 | クエン酸第一鉄ナトリウム群(171例) | ||
500mg/日群(174例) | 1,000mg/日群(172例) | ||
ベースラインのヘモグロビン値 | 9.25±0.92(174例) | 9.24±0.89(172例) | 9.24±0.87(171例) |
Week 7のヘモグロビン値 | 11.99±0.90(173例) | 12.55±0.95(168例) | 12.35±0.85(167例) |
Week 7におけるベースラインからのヘモグロビン値の変化量最小二乗平均値[95%信頼区間]a)b) | 2.75[2.62,2.88] | 3.29[3.15,3.42] | 3.11[2.97,3.24] |
ヘモグロビン値の変化量の最小二乗平均値の群間差(本剤各群−クエン酸第一鉄ナトリウム群)[95%信頼区間]a)b)c) | −0.36[−0.55,−0.18] | 0.18[−0.01,0.37] | / |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/06/18 版 |