医療用医薬品 : レスピア |
List Top |
総称名 | レスピア |
---|---|
一般名 | 無水カフェイン |
欧文一般名 | Anhydrous Caffeine |
製剤名 | カフェインクエン酸塩注射液・経口液 |
薬効分類名 | 未熟児無呼吸発作治療剤 |
薬効分類番号 | 2115 |
ATCコード | N06BC01 |
KEGG DRUG |
D00528
無水カフェイン
|
KEGG DGROUP |
DG00974
カフェイン
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
レスピア静注・経口液60mg | Respia Injection or oral solution 60mg | ノーベルファーマ | 2115405A1021 | 825円/瓶 | 処方箋医薬品注) |
他のメチルキサンチン系薬剤 テオフィリン アミノフィリン水和物 [8.1、8.2、9.1.2、9.1.3参照] | カフェイン及びテオフィリンのクリアランスを減少させ、血中濃度を増加させる。 | カフェインと他のメチルキサンチン系薬剤(テオフィリン等)との間に相互変換が生じる。 |
交感神経刺激剤 (β刺激剤) イソプレナリン塩酸塩 クレンブテロール塩酸塩 ツロブテロール塩酸塩 テルブタリン硫酸塩 プロカテロール塩酸塩水和物等 | 低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。 副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 | 心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。 |
抗真菌剤 フルコナゾール ケトコナゾール テルビナフィン塩酸塩 H2-受容体拮抗剤 シメチジン キノロン系抗菌剤 ノルフロキサシン シプロフロキサシン塩酸塩 オフロキサシン等 | カフェインの血中濃度が増加し、副作用が発現するおそれがある。 副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 | これらの薬剤は、肝薬物代謝酵素CYP1A2を阻害し、カフェインのクリアランスを減少させる。 |
エリスロマイシン クラリスロマイシン ロキシスロマイシン デフェラシロクス | カフェインの血中濃度が増加し、副作用が発現するおそれがある。 副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 | これらの薬剤は、肝薬物代謝酵素を阻害し、カフェインのクリアランスを減少させる。 |
アシクロビル バラシクロビル塩酸塩 | カフェインの血中濃度が増加し、副作用が発現するおそれがある。 副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 | カフェインの血中濃度の上昇によると考えられる。 |
グレープフルーツジュース ナリンゲニン | カフェインの血中濃度が増加し、カフェインの作用が増強されるおそれがある。 | これらの食品等は、肝薬物代謝酵素CYP1A2を阻害し、カフェインのクリアランスを減少させる。 |
リファンピシン フェノバルビタール フェニトイン カルバマゼピン プロトンポンプ阻害剤 オメプラゾール ランソプラゾール | カフェインの効果が減弱することがある。カフェイン血中濃度が低下するので、適切な処置を行うこと。 | 肝薬物代謝酵素の誘導により、カフェインのクリアランスが増加するため、カフェインの血中濃度が低下すると考えられる。 |
解熱鎮痛消炎剤 ケトプロフェン | ケトプロフェンの血中濃度が増加する。尿量が減少する。 | ケトプロフェンの溶解度を上昇させ、吸収を亢進する。 |
解熱鎮痛消炎剤 アセトアミノフェン | これらの薬剤のクリアランスを減少する。 鎮痛作用等を増強することがある。 | 不明 |
解熱鎮痛消炎剤 アスピリン | これらの薬剤のクリアランスを減少する。 鎮痛作用等を増強することがある。 | 胃酸分泌を亢進することにより、アスピリンの吸収を増加させることが推察される。 |
ベンゾジアゼピン系薬剤 ジアゼパム ロラゼパム | ベンゾジアゼピン系薬剤の血中濃度が減少することがある。 | 不明 |
鉄剤 | 鉄の吸収を減少する。 | カフェインによる胃酸分泌亢進によるものと推察される。 |
1〜5%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、蕁麻疹、紅斑、薬疹 | |
精神・神経 | 神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、振戦、筋攣縮、落ち着きのなさ | |
呼吸器 | 肺水腫 | 頻呼吸 |
循環器 | 高血圧、頻脈 | 心拍数増加、心拍出量増加 |
消化器 | 胃出血、胃食道逆流、胃残渣の増加 | 嘔吐、下痢、便秘、腹部膨満 |
泌尿器 | 尿量増加 | |
代謝異常 | CKの上昇、低血糖、高血糖 | |
血液 | 貧血 | ヘモグロビン減少 |
その他 | 注射部位反応、注射部位炎症、低ナトリウム血症 | 尿中ナトリウム増加、尿中カルシウム増加 |
Cmax(mg/L) | T1/2(hr) | CL(L/hr) | Vd(L) |
12.41±2.26 | 133.1±27.4 | 0.0062±0.0018 | 1.153±0.302 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2023/01/25 版 |