医療用医薬品 : ボシュリフ |
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| 総称名 | ボシュリフ |
|---|---|
| 一般名 | ボスチニブ水和物 |
| 欧文一般名 | Bosutinib Hydrate |
| 製剤名 | ボスチニブ水和物錠 |
| 薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼインヒビター |
| 薬効分類番号 | 4291 |
| ATCコード | L01EA04 |
| KEGG DRUG |
D09728
ボスチニブ水和物
|
| KEGG DGROUP |
DG03161
BCR-ABL阻害薬
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ボシュリフ錠100mg | Bosulif tablets | ファイザー | 4291036F1028 | 3861.2円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| 副作用 | 処置 |
| 好中球数が1,000/mm3未満又は血小板数が50,000/mm3未満 | 好中球数が1,000/mm3以上及び血小板数が50,000/mm3以上に回復するまで休薬する。 休薬後2週間以内に回復した場合は、回復後は休薬前と同一投与量で投与を再開する。2週間以降に回復した場合は、1回量を100mg減量した上で再開する。 これらの血球減少症が再発した場合、回復後1回量を100mg減量した上で再開する。 |
| 副作用 | 処置 |
| 肝トランスアミナーゼが施設正常値上限5倍超 | 施設正常値上限の2.5倍以下に回復するまで休薬する。回復後は1日1回400mgで投与を再開する。 休薬後4週間以内に回復しない場合は投与を中止する。 |
| 肝トランスアミナーゼが施設正常値上限3倍以上、ビリルビン値が施設正常値上限2倍超及びALPが施設正常値上限2倍未満 | 投与を中止する。 |
| グレード注)3又は4の下痢 | グレード注)1以下に回復するまで休薬する。回復後は、1日1回400mgで投与を再開する。 |
| 上記以外の非血液系中等度又は重度の副作用 | 回復するまで休薬する。回復後は、1回量を100mg減量した上で投与を再開する。必要に応じて開始用量へ増量する。 |
| CYP3A阻害剤 アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ケトコナゾール、フルコナゾール、ボリコナゾール等) マクロライド系抗生物質(クラリスロマイシン、エリスロマイシン等) HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等) カルシウム拮抗薬(ジルチアゼム塩酸塩、ベラパミル塩酸塩等) 抗がん剤(イマチニブメシル酸塩等) アプレピタント、トフィソパム、シプロフロキサシン等 グレープフルーツ含有食品 [16.7.1、16.7.2参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する際には本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。 | これらの薬剤等がCYP3Aの代謝活性を阻害するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| CYP3A誘導剤 フェニトイン、カルバマゼピン、リファンピシン、リファブチン、フェノバルビタール、ボセンタン、エファビレンツ、モダフィニル、エトラビリン等 セイヨウオトギリソウ含有食品 [16.7.3参照] | 本剤の血中濃度が低下し、本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。 | これらの薬剤等がCYP3Aの代謝活性を誘導するため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
| 胃内pHに影響を及ぼす薬剤 プロトンポンプ阻害剤(ランソプラゾール等) [16.7.4参照] | 本剤の血中濃度が低下し、本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、プロトンポンプ阻害剤との併用は可能な限り避けること。 | これらの薬剤等が胃内pHをあげるため、本剤の吸収が低下し、血中濃度が低下する可能性がある。 |
| 5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | |
| 皮膚 | 発疹(25.5%)、そう痒症(7.0%) | 丘疹、皮膚乾燥、ざ瘡、紅斑、脱毛症、蕁麻疹、皮膚病変 | 湿疹、光線過敏性反応、皮膚色素過剰、脂漏性皮膚炎、皮膚炎、皮膚剥脱、薬疹、剥脱性発疹、皮脂欠乏性湿疹、皮膚色素減少、色素沈着障害、白斑、過角化、手足症候群、全身紅斑、爪破損 |
| 精神神経系 | 頭痛(8.7%) | 浮動性めまい、味覚異常、不眠症 | 錯感覚、傾眠、嗜眠、記憶障害、末梢性ニューロパチー、不安、末梢性感覚ニューロパチー、可逆性後白質脳症症候群、肋間神経痛 |
| 循環器 | 浮腫、高血圧 | 末梢冷感 | |
| 感染症 | 呼吸器感染、毛包炎 | 気管支炎、感染、帯状疱疹、膀胱炎、百日咳、癜風 | |
| 感覚器 | 眼部腫脹 | 眼乾燥、回転性めまい、結膜炎、結膜充血、メニエール病、視神経乳頭浮腫、耳鳴、難聴、網膜色素沈着 | |
| 呼吸器 | 呼吸困難、咳嗽 | 口腔咽頭痛、発声障害、呼吸不全、鼻閉、鼻漏 | |
| 心血管系 | 心膜炎、心拡大、心室性期外収縮、僧帽弁閉鎖不全症 | ||
| 血液 | リンパ球減少 | 好酸球増加症、フィブリノゲン増加、発熱性好中球減少症、プロトロンビン時間延長、白血球増加、INR減少、INR増加、プロトロンビン時間短縮 | |
| 消化器 | 下痢(77.1%)、悪心(37.3%)、嘔吐(28.0%)、腹痛(22.8%) | 便秘、消化不良、腹部膨満、腹部不快感、鼓腸、胃炎、口内炎 | 消化器痛、食道炎、口内乾燥、肛門周囲痛、歯痛、歯肉炎、口唇炎、歯周炎、裂肛、口腔内白斑症、消化管びらん、舌炎、便潜血 |
| 代謝 | 食欲減退(9.6%) | 低リン酸血症、カリウム減少、カルシウム減少 | 脱水、アルブミン減少、高カリウム血症、ナトリウム減少、マグネシウム減少、ナトリウム増加、高血糖、高脂血症、カルシウム増加、クロール減少、総蛋白減少、アルブミン増加、コリンエステラーゼ減少、抗利尿ホルモン不適合分泌 |
| 膵臓 | リパーゼ増加(8.5%) | アミラーゼ増加 | アミラーゼ減少 |
| 腎臓 | クレアチニン増加、尿酸増加 | 腎機能障害、BUN増加、尿中蛋白陽性、尿中糖陽性、尿比重異常 | |
| 筋骨格系 | 関節痛、筋肉痛、クレアチンホスホキナーゼ増加、四肢痛、骨痛、筋痙縮、背部痛、筋骨格痛 | 筋力低下、クレアチンホスホキナーゼ減少、骨壊死、変形性関節症 | |
| その他 | 疲労(13.4%)、発熱(6.2%)、無力症(5.3%) | 体重減少、胸痛、疼痛、インフルエンザ、悪寒、LDH増加、挫傷、顔面浮腫 | 血尿、薬物過敏症、粘膜の炎症、感覚消失、体重増加、多汗症、鼻出血、結膜出血、寝汗、喀血、関節リウマチ、胸膜炎、耳新生物、皮下出血、膀胱癌 |
| 投与量(mg) | 投与日 | N | Cmaxa)(ng/mL) | Tmaxb)(h) | AUC0-24a)(ng・h/mL) | Rc) |
| 400 | 1日目 | 7 | 131(23) | 4.0 | 1503(21) | |
| 15日目 | 5 | 129(19) | 4.0 | 2235(10) | 1.7 | |
| 500 | 1日目 | 7 | 128(18) | 4.0 | 1617(16) | |
| 15日目 | 4 | 226(22) | 4.0 | 3690(26) | 2.2 | |
| 600 | 1日目 | 3 | 155(29) | 4.0 | 1692(33) | |
| 15日目 | 2 | 214(NC) | 4.0 | 3371(NC) | 2.5 |
| 本剤群 | イマチニブ群 | |
| 例数a) | 246 | 241 |
| MMRb)達成例 | 116 | 89 |
| MMRb)率[95%信頼区間](%) | 47.2[40.9,53.4] | 36.9[30.8,43.0] |
| オッズ比[95%信頼区間]c) | 1.547[1.072,2.233] | |
| p値(片側)c),d) | 0.010 | |
| 対象 | 評価項目 | 寛解例数/評価例数 | ||
| 病期 | 前治療 | 前治療の反応性 | ||
| 慢性期 | IM | 抵抗性又は不耐容 | 24週までの累積MCyR | 35.7%(10/28) |
| 移行期又は急性転化期 | IM | 抵抗性又は不耐容 | 24週までの累積MCyR | 42.9%(3/7) |
| 慢性期、移行期又は急性転化期 | IM及び(NI又はDA) | 抵抗性又は不耐容 | 24週までの累積MCyR | 18.2%(2/11) |
| 対象 | 評価項目 | 寛解例数/評価例数 | ||
| 病期 | 前治療 | 前治療の反応性 | ||
| 慢性期 | IM | 抵抗性 | 24週時点のMCyR | 35.5%(66/186) |
| 不耐容 | 24週時点のMCyR | 30.0%(24/80) | ||
| IM及びDA | 抵抗性 | 24週までの累積MCyR | 25.7%(9/35) | |
| 不耐容 | 24週までの累積MCyR | 25.6%(11/43) | ||
| IM及びNI | 抵抗性 | 24週までの累積MCyR | 26.9%(7/26) | |
| IM及びNI | 不耐容 | 24週までの累積MCyR | 50.0%(2/4) | |
| IM、NI及びDA | 抵抗性又は不耐容 | 24週までの累積MCyR | ||
| 移行期 | IM | 抵抗性又は不耐容 | 48週までの累積OHR | 64.1%(25/39) |
| IM及び(NI又はDA) | 抵抗性又は不耐容 | 48週までの累積OHR | 43.3%(13/30) | |
| 急性転化期 | IM | 抵抗性又は不耐容 | 48週までの累積OHR | 36.4%(12/33) |
| IM及び(NI又はDA) | 抵抗性又は不耐容 | 48週までの累積OHR | 18.5%(5/27) | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2026/01/21 版 |