医療用医薬品 : ヨウ化カリウム |
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総称名 | ヨウ化カリウム |
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一般名 | ヨウ化カリウム |
欧文一般名 | Potassium Iodide |
薬効分類名 | ヨウ素剤 |
薬効分類番号 | 3221 |
ATCコード | R05CA02 V03AB21 |
KEGG DRUG |
D01016
ヨウ化カリウム
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 12.臨床検査結果に及ぼす影響 14.適用上の注意 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ヨウ化カリウム「コザカイ・M」 | 小堺製薬 | 3221001X1055 | 11.3円/g | 劇薬 |
効能又は効果 | 用法及び用量 |
ヨード欠乏による甲状腺腫 | ヨウ化カリウムとして1日0.3〜1.0mgを1〜3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
甲状腺機能亢進症を伴う甲状腺腫 | ヨウ化カリウムとして1日5〜50mgを1〜3回に分割経口投与する。この場合は適応を慎重に考慮すること。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
慢性気管支炎、喘息に伴う喀痰喀出困難 | ヨウ化カリウムとして通常成人1回0.1〜0.5gを1日3〜4回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
第三期梅毒 | ヨウ化カリウムとして通常成人1回0.1〜0.5gを1日3〜4回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
カリウム含有製剤 塩化カリウム グルコン酸カリウム アスパラギン酸カリウム カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン トリアムテレン エプレレノン | 高カリウム血症を起こすことがあるので、血清カリウム濃度を測定するなど慎重に投与すること。 | 相加的に作用し、高カリウム血症をきたす可能性がある。 |
リチウム製剤 炭酸リチウム | 甲状腺機能低下作用、甲状腺腫発症作用を増大させることがあるので、脳下垂体−甲状腺反応の変化、甲状腺機能を測定するなど慎重に投与すること。 | 両剤とも甲状腺機能低下作用があるため併用により相加的な甲状腺機能低下作用があらわれることがある。 |
抗甲状腺薬 チアマゾール プロピルチオウラシル | 甲状腺機能低下と甲状腺腫生成作用を増強させることがある。このため定期的に甲状腺−脳下垂体反応の変化を調べ基準になる甲状腺機能を測定すること。 | 両剤とも甲状腺機能低下作用があるため併用により相加的な甲状腺機能低下作用があらわれることがある。 |
ACE阻害剤 カプトプリル エナラプリルマレイン酸塩 リシノプリル水和物 アンジオテンシンII受容体拮抗剤 ロサルタンカリウム カンデサルタンシレキセチル バルサルタン アリスキレンフマル酸塩 | 結果的に高カリウム血症を生じることがある。このため血清カリウム濃度をモニタリングすること。 | これらの薬剤はレニン・アンジオテンシン系に作用し、アルドステロンの分泌を低下させるため、カリウム排泄を減少させる。このため併用により高カリウム血症を生じることがある。 |
頻度不明 | |
過敏症 | 発疹等 |
消化器 | 悪心・嘔吐、胃痛、下痢、口腔・咽喉の灼熱感、金属味覚、歯痛、歯肉痛、血便(消化管出血)等 |
その他 | 甲状腺機能低下症、頭痛、息切れ、かぜ症状、不規則性心拍、皮疹、原因不明の発熱、首・咽喉の腫脹等 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |