医療用医薬品 : ザノサー |
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総称名 | ザノサー |
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一般名 | ストレプトゾシン |
欧文一般名 | Streptozocin |
製剤名 | 注射用ストレプトゾシン |
薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 |
薬効分類番号 | 4219 |
ATCコード | L01AD04 |
KEGG DRUG |
D05932
ストレプトゾシン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ザノサー点滴静注用1g | ZANOSAR IV Infusion 1g | ノーベルファーマ | 4219406D1026 | 43310円/瓶 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
副作用 | 程度 |
好中球数減少 | 500/mm3未満の場合、1,500/mm3以上に回復するまで休薬する。 |
発熱性好中球減少症 | Grade3の場合、回復するまで休薬する。 |
血小板数減少 | 5万/mm3未満の場合、10万/mm3以上に回復するまで休薬する。 |
非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く) | Grade3の場合、Grade2以下に回復するまで休薬する。 |
血清クレアチニン上昇 | 施設基準値の1.5倍を超える場合、1.5倍以下に回復するまで休薬する。 |
副作用 | 程度 |
好中球数減少 | 1,500/mm3未満の場合、1,500/mm3以上に回復するまで休薬する。 |
発熱性好中球減少症 | Grade3の場合、回復するまで休薬する。 |
血小板数減少 | 10万/mm3未満の場合、10万/mm3以上に回復するまで休薬する。 |
非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く) | Grade3の場合、Grade2以下かつ毒性が許容可能となるまで休薬する。 |
血清クレアチニン上昇 | 施設基準値の1.5倍を超える場合、1.5倍以下に回復するまで休薬する。 |
総ビリルビン上昇 | 施設基準値の1.5倍を超える場合、1.5倍以下に回復するまで休薬する。 |
AST及びALT上昇 | 施設基準値の2.5倍を超える場合、2.5倍以下に回復するまで休薬する。肝転移を有する患者では施設基準値の5倍を超える場合、5倍以下に回復するまで休薬する。 |
血清尿素窒素上昇 | 30mg/dLを超える場合、30mg/dL以下に回復するまで休薬する。 |
悪心・嘔吐 | Grade3の場合、Grade2以下に回復するまで休薬する。 |
副作用 | 程度 |
好中球数減少 | 500/mm3未満 |
発熱性好中球減少症 | Grade3 |
血小板数減少 | 5万/mm3未満 |
非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く) | Grade3 |
血清クレアチニン上昇 | 施設基準値の1.5倍を超える場合 |
副作用 | 程度 |
発熱性好中球減少症 | 以下のいずれかの条件を満たす場合: 1)Grade4が発現した場合 2)Grade3の発現後に回復し、投与再開後、再度Grade3以上が発現した場合 |
血小板数減少 | 5万/mm3未満となった後に回復し、投与再開後、再度5万/mm3未満になった場合 |
非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く) | Grade4 |
腎障害 | 重篤な腎障害が発現した場合 |
糖尿病 | コントロールできない糖尿病が発現した場合 |
副作用 | 程度 |
好中球数減少 | 500/mm3未満となった後に回復し、減量投与にも係わらず、再度500/mm3未満になった場合 |
発熱性好中球減少症 | 以下のいずれかの条件を満たす場合: 1)Grade4が発現した場合 2)Grade3の発現後に回復し、減量投与にも係わらず、再度Grade3以上が発現した場合 |
血小板数減少 | 5万/mm3未満となった後に回復し、減量投与にも係わらず、再度5万/mm3未満になった場合 |
非血液毒性(肝転移を有する患者では、γ-GTPを除く) | Grade4 |
腎障害 | 重篤な腎障害が発現した場合 |
糖尿病 | コントロールできない糖尿病が発現した場合 |
アミノグリコシド系抗生物質等 | 腎毒性を増悪させるおそれがある。 | 機序不明 本剤とこれらの薬剤ともに腎毒性を有する。 |
他の抗悪性腫瘍剤 放射線照射 | 骨髄抑制等の副作用が増強することがある。患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。 | 抗悪性腫瘍剤及び放射線照射の一般的な副作用として骨髄抑制作用を有する。 |
ドキソルビシン | ドキソルビシンの半減期を延長し、重篤な骨髄抑制に至るおそれがある。 ドキソルビシンの投与量の減量を考慮すること。 | 本剤の投与に起因する肝障害によりドキソルビシンの胆汁中排泄が低下する可能性がある。 |
ステロイド剤(外用剤を除く) | 高血糖が発現するおそれがある。 | 機序不明 |
フェニトイン | 併用投与により、本剤の細胞毒性が低下するとの報告がある。 | 機序不明 |
10%以上 | 4〜10%未満 | 頻度不明 | |
感染症 | 鼻咽頭炎 | 敗血症 | |
新生物 | 癌疼痛 | ||
代謝・栄養 | 食欲減退 | ||
精神・神経 | 味覚異常、不眠症 | 頭痛、不安、めまい、感覚鈍麻、末梢性ニューロパチー | 錯乱、嗜眠、うつ病 |
眼 | 眼精疲労、眼瞼炎 | ||
心・血管 | 血管障害(血管痛)(59.1%) | 不整脈、動悸、上室性期外収縮、高血圧、末梢血管障害 | 静脈炎 |
呼吸器 | 呼吸困難 | 発声障害 | |
消化器 | 悪心(45.5%)、便秘(45.5%)、嘔吐、口内炎、下痢 | 上腹部痛、口唇炎、腹部不快感、腹痛、口内乾燥、十二指腸潰瘍、痔核、心窩部不快感、口の感覚鈍麻 | 腸管穿孔 |
皮膚・皮下組織 | 皮膚炎、爪の障害、そう痒症、発疹 | ||
筋骨格・結合組織 | 背部痛、側腹部痛、関節滲出液、筋骨格硬直 | ||
腎・尿路 | 蛋白尿、血尿、頻尿、尿路痛 | ||
全身・投与局所 | 倦怠感 | 疲労、注射部位紅斑、末梢性浮腫、発熱 | 壊死、浮腫、灼熱感、圧痛 |
臨床検査 | 血中クレアチニン増加 | 血中アルブミン減少、血中コレステロール増加、尿蛋白、白血球数増加、CK増加、血圧上昇、Al-P増加 | 好酸球数増加、血中ビリルビン増加、LDH増加、クレアチニンクリアランスの減少 |
Cmax(μg/mL) | AUC0-∞(μg・h/mL) | t1/2(h) | |
投与1日目 | 36.610±6.824 | 31.226±4.955 | 0.615±0.056 |
投与5日目 | 39.357±8.226 | 33.271±6.863 | 0.665±0.086 |
投与量(mg/m2) | Cmax(μg/mL) | AUC0-∞(μg・h/mL) | t1/2(h) |
1,000(n=7) | 68.394±9.498 | 63.383±10.174 | 0.637±0.046 |
1,250(n=3) | 102.250±19.968 | 81.512±11.800 | 0.604±0.033 |
1,500(n=3) | 119.030±4.076 | 97.321±5.393 | 0.546±0.055 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |