医療用医薬品 : タケキャブ |
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総称名 | タケキャブ |
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一般名 | ボノプラザンフマル酸塩 |
欧文一般名 | Vonoprazan Fumarate |
製剤名 | ボノプラザンフマル酸塩錠 |
薬効分類名 | カリウムイオン競合型アシッドブロッカー プロトンポンプインヒビター |
薬効分類番号 | 2329 |
ATCコード | A02BC08 |
KEGG DRUG |
D10466
ボノプラザンフマル酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01646
プロトンポンプ阻害薬 (PPI)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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タケキャブ錠10mg | Takecab Tablets 10mg | 武田薬品工業 | 2329030F1020 | 94.3円/錠 | 処方箋医薬品注) |
タケキャブ錠20mg | Takecab Tablets 20mg | 武田薬品工業 | 2329030F2027 | 141円/錠 | 処方箋医薬品注) |
CYP3A4阻害剤 クラリスロマイシン等 [16.7.1、16.7.2参照] | 本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 | クラリスロマイシンとの併用により本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
ジゴキシン メチルジゴキシン | 左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 | 本剤の胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
イトラコナゾール チロシンキナーゼ阻害剤 ゲフィチニブ ニロチニブ エルロチニブ ネルフィナビルメシル酸塩 | 左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。 | 本剤の胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
CYP3A4で代謝される薬剤 ミダゾラム等 [16.7.4参照] | 左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 | 本剤のCYP3A4に対する弱い阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
強い又は中程度のCYP3A4誘導剤 リファンピシン エファビレンツ等 [16.7.5参照] | 本剤の血中濃度が低下する可能性がある。 | 左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、本剤の代謝が促進される可能性がある。 |
0.1〜5%未満 | |
消化器 | 便秘、下痢、腹部膨満感、悪心 |
過敏症 | 発疹 |
肝臓 | AST、ALT、AL-P、LDH、γ-GTPの上昇 |
その他 | 浮腫、好酸球増多 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | |
消化器 | 下痢(10.6%) | 味覚異常、口内炎、腹部不快感、腹部膨満感 |
過敏症 | 発疹 | |
肝臓 | AST、ALTの上昇 |
投与量 | 10mg | 20mg |
Tmax(h) | 1.5(0.75,3.0) | 1.5(0.75,3.0) |
Cmax(ng/mL) | 12.0±1.8 | 23.3±6.6 |
T1/2(h) | 7.0±1.6 | 6.1±1.2 |
AUC(0-tau)(ng・h/mL) | 79.5±16.1 | 151.6±40.3 |
投与条件 | 絶食下 | 食後 |
Tmax(h) | 1.5(1.0,3.0) | 3.0(1.0,4.0) |
Cmax(ng/mL) | 24.3±6.6 | 26.8±9.6 |
T1/2(h) | 7.7±1.0 | 7.7±1.2 |
AUC0-48(ng・h/mL) | 222.1±69.7 | 238.3±71.1 |
疾患名 | ボノプラザン20mg | ランソプラゾール30mg |
胃潰瘍 | 93.5%(216/231例) | 93.8%(211/225例) |
−0.3%[−4.750%,4.208%]注1) p=0.0011注2) | ||
十二指腸潰瘍 | 95.5%(170/178例) | 98.3%(177/180例) |
−2.8%[−6.400%,0.745%]注1) p=0.0654注3) |
投与期間 | ボノプラザン20mg | ランソプラゾール30mg |
4週後 | 96.6%(198/205例) | 92.5%(184/199例) |
4.1%[−0.308%,8.554%]注1) | ||
8週後 | 99.0%(203/205例) | 95.5%(190/199例) |
3.5%[0.362%,6.732%]注1) p<0.0001注2) |
ボノプラザン10mg | ボノプラザン20mg | ランソプラゾール15mg |
5.1%(10/197例) | 2.0%(4/201例) | 16.8%(33/196例) |
<ボノプラザン10mg群vsランソプラゾール15mg群> −11.8%[−17.830%,−5.691%]注1)、p<0.0001注2) <ボノプラザン20mg群vsランソプラゾール15mg群> −14.8%[−20.430%,−9.264%]注1)、p<0.0001注2) |
ボノプラザン10mg | ランソプラゾール15mg |
0.5%(1/197例) | 2.8%(6/213例) |
−2.3%[−4.743%,0.124%]注1) p<0.0001注2) |
ボノプラザン10mg | ランソプラゾール15mg |
0.5%(1/197例) | 3.3%(7/213例) |
−2.8%[−5.371%,−0.187%]注) |
ボノプラザン10mg | ランソプラゾール15mg |
3.3%(7/209例) | 5.5%(11/199例) |
−2.2%[−6.182%,1.826%]注1) p<0.0001注2) |
ボノプラザン10mg | ランソプラゾール15mg |
3.8%(8/209例) | 7.5%(15/199例) |
−3.7%[−8.207%,0.787%]注) |
各薬剤の1回投与量 | 除菌率 | 群間差 |
ボノプラザン20mg アモキシシリン水和物750mg(力価) クラリスロマイシン200mg(力価)又は400mg(力価) | 92.6%(300/324例) | 16.7%[11.172%,22.138%]注2) p<0.0001注3) |
ランソプラゾール30mg アモキシシリン水和物750mg(力価) クラリスロマイシン200mg(力価)又は400mg(力価) | 75.9%(243/320例) |
各薬剤の1回投与量 | 除菌率 |
ボノプラザン20mg アモキシシリン水和物750mg(力価) メトロニダゾール250mg | 98.0%(49/50例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |